単品リピート通販運用者必見、Amazon「FBAマルチチャンネルサービス」とは

単品リピート通販 2020年6月23日

今ネットショップビジネスを行う方が非常に多くなってきています。

ネットショップはオンラインで商品を販売しますので、場所や時間が制限されず、いつでもどこにいても商品販売をすることができます。

また全国の消費者を対象として商品販売を行うことができますので、消費者が「買いたい」と思ったサービスを逃さずに商品を販売できますし、実店舗と比較すると非常に安く開業することができることも、メリットでしょう。

ネットショップを開業する際、オンラインショッピングモールにネットショップをする方が多いでしょう。

オンラインショッピングモールに出店することで、集客力や運営力が無くてもその提供元がサポートをしてくれる場合が多いので、効率良くビジネスを行うことができるのです。

そのオンラインショッピングモールの代表となるものが「Amazon」でしょう。

Amazonでは「FBA（フルフィルメント）」というサービスを展開しており、このFBAを利用すると、入荷や検品商品保管、受注処理、ピッキング、検品、梱包、発送などの業務を担ってくれるのです。

このFBAを利用している方であればおすすめしたい便利なサービスが「FBAマルチチャンネルサービス」なのです。

そこで今回は、Amazonの「FBAマルチチャンネルサービス」とは何か、詳しくお話ししていきたいと思います。

ネットショップを運営されている方は必見ですよ。

ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

Contents

FBAマルチチャンネルサービスとは

FBAマルチチャンネルサービスとは、Amazonが提供しているFBAのサービスのひとつであり、Amazon意外のネット注文の出荷にも対応してもらうことができるサービスです。

このFBAマルチチャンネルサービスを利用するには、その対象となる商品をFBAとして出品しておく必要がありますが、もし自社ネットショップや他のショッピングモールなどで受けた注文を、Amazonの倉庫から出荷することができるのです。

AmazonFBAセンターにFBA商品や在庫が保管されており、各倉庫から購入者のもとに直送されます。

FBAに商品を預けている出品者であれば、FBAマルチチャンネルサービスは今すぐにでも利用することができるサービスなのです。

FBAマルチチャンネルサービスを利用する最大のメリットは、Amazonの物流システムをそのまま利用することができる、というところでしょう。

もちろん手数料としては配送にかかる料金などが必要になりますが、その料金と自社から発送する物流コストを比較すると、かなりの低価格で利用することができるのです。

さらに追加料金を支払うことで、Amazonが展開している「お急ぎ便」なども利用することができます。

FBAマルチチャンネルサービスは、商品の梱包や出荷などの業務も担ってくれますので、自社運営の業務を大幅に削減することができ、非常に便利なサービスであると言えるでしょう。

また、「小田原FC」「多治見FC」「川島FC」「大東FC」「川越FC」であれば、基本的に無地の段ボールでの出荷対応を行ってもらうことができます。

一部倉庫では「Amazon.co.jp」と記載されている段ボールで届く場合がありますので、FBA商品が保管されている倉庫を事前に確認しておきましょう。

FBAマルチチャンネルサービスのデメリットは、「配送業者を選ぶことができない」ということでしょう。

Amazon自体がヤマト運輸か日本郵便と契約されていますので、かならずどちらかに発送されます。

また、商品梱包後3辺の合計のサイズが160cmを越える場合は、お届け日時指定便を利用することができません。

また上記でも説明した通り、一部のFBAセンターでは無地段ボールでの出荷に対応していませんので、発送時の段ボールに「Amazon」のロゴが入ってしまうことがあります。

ですが、商品のサイズが大きすぎたり、メール便で発送できるほどの小さいものでなければ基本的にはFBAマルチチャンネルサービスを利用することでコストを削減することができるでしょう。

以上、Amazon「FBAマルチチャンネルサービス」とは何か、ということについてお話しさせていただきました。

FBAマルチチャンネルサービスは、AmazonFBAを利用している方であれば基本的にデメリットがなく、より便利に利用することができるサービスであると言えるでしょう。

コスト削減にも繋がりますし、ネットショップ運営の業務の多くを任せることができますので、特に今コスト面や業務内容にお悩みであれば、FBAマルチチャンネルサービスを利用することをおすすめします。

FBAを利用していれば、今すぐにでも利用できるサービスですので、ぜひ検討してみてくださいね。