単品リピート通販のアフィリエイターASP導入について

単品リピート通販で販売を行うのであれば、全て自社で広告を回すというのは難しいという時代になってきており、アフィリエイターにも商品に販売を手伝ってもらい、報酬を支払うという手法が多く利用されております。

現在、単品リピート通販ではASPやアフィリエイトの広告報酬が上がって大きな問題となっております、単価が1万を超えるのは今では当たり前といわれる時代になっており、数年前に比べて報酬単価は3倍ほどになっているといわれております。

販売担当者や経営者は、つねに広告の費用対効果を高めたいと考えて行動するものです、ただ現在は広告の種類も多様化し、 テクノロジーも進化しているので、全てのメディアを攻略するのは難しい時代になってきました。

以前は自社広告でなんとか対応してきた会社が多かったのですが、全てのメディアを自社のみで網羅できない企業が増えてきました。

そういった社会背景もありここ数年で単品リピート通販のインターネットの広告市場規模は拡大しております、その中でも右肩上がりに成長しているのが、「アフィリエイト広告」です。

今単品リピート通販を行う上でASPやアフィリエイト広告を使わずに販路を広げていくのは難しいといわれているほど、市場に大きな影響力をもっています。

アフィリエイト広告は、第三者のWebサイトで自社の商品が紹介され、購入されたら初めて報酬(支払い)が発生するという「成果報酬型」の広告となっています。

つまり売れてから、広告費が発生するという仕組みになっており、単品リピート通販の場合にはLTVの数字だけがわかっていれば、その範囲内で広告費を支払形式になっているので、広告費と売上連動をしているため、高い費用対効果を生み出すといわれています。

1件あたりの報酬額が決まっているため、収益計算をしやすいというメリットもあります、LTVの数字が数値予測ができていれば、将来的にいくらの収益がはいってくるかを予想できます。

単品リピート通販では、広告費にいくらを使うかという予算づくりをすると思いますが、アフィリエイトの場合には、予算で何件の新規顧客を獲得するかを予想することが可能になります。

単品リピート通販の場合、冒頭にお伝えした自社広告の場合には、自社で1件あたりどれくらいの獲得単価で獲得できるかは予想するのが難しいですよね、アクセス数の多いメディアへのバナー広告出稿は、固定費の場合が多いため、なかなか売上と連動せず高コストになることがあります。

また自社広告の運用の場合には、作成してうまく回っていた広告セットがアカウントが飛んでしまった(停止をくらってしまった)場合に、予想していた獲得数が達成できなかったりということがおこったりします。

アフィリエイト広告の場合は、アフィリエイトサイト(以下、AS)が報酬条件を達成することで支払いが発生するため、安定したコストで運用することができます。

ですが実際に単品リピート通販会社のスタートアップの際に、アフィリエイトサービスを利用しない企業が多いのです。

導入できない理由としては、アフィリエイト広告に対して「怪しいサイトで紹介されるのではないか」「自分や知人で購入するなど不正に報酬を得ようとしている人がいるのではないか」といった不安や不信感を持ち、導入がリスクを感じている人がいます。

アフィリエイターにお願いする場合には、直接自社でつなぐ場合と、大手のASPを通じて導入するケースがありますので、不安が大きいのであれば、直接ではなく大手のASPを通じてアフィリエイトを利用するのもいいと思います。

単品リピート通販の経営者がASPを選ぶにあたり、重要な情報の1つがアフィリエイトサイトの量と質です。

単品リピート通販の経営者の心配ごとのひとつにアフィリエイトサイトが怪しいサイトなのではないかと心配している人が多いと記載をしましたが、まさにその通りでアフィリエイトサイトの質はものすごく大事なのです。

単品リピート通販の場合には、継続回数も非常に重要な要素になってきます、どのサイト経由で購入したかによって継続回数だけでなく、LTVなどにも大きな影響を与えます。

アフィリエイトサイトの量はそのままリーチ数に影響してきますので、多い方が良いです、SEOに強い特化している記事などが量産されているものでは、商品名などの検索から入ってきている人も多いといえます。

しかし、ただ多ければ良いという訳ではありません。低品質なアフィリエイトサイトばかりが登録されている場合、アフィリエイトサイトの質が悪いと継続率が低く、売上伸びないというようなリスクが懸念されます。

登録されている量が多いとしても、それがきちんとしたアフィリエイトサイトではなく、無料ブログを中心としてたサイトでは質が低いのはいうまでもないですよね。

ASPを選ぶ際にはアフィリエイトサイトの質が高いかどうか、また、不正をはたらくような質の低いアフィリエイトサイトを登録させない仕組みができているかという点をよく確認する必要があります。

アフィリエイトサイトとして質の高くて、量が多いという大手のASPを利用するのがベストだと思います、同一IPからの購入を不正としてノーカウントにしてくれたり、大手はやはり安定感があります。

アフィリエイトの報酬の承認について、最近は全部承認というのが一般的になっていますが、不正購入などであれば、不承認とすることもできるので安心ですね。

大手ASPでさらに上場しているような会社では、アフィリエイトサイトの量や質に対してチェック体制がしっかりしています。

さらに単品リピート通販ではASPに何件獲得してもらうかといった予算の問題もあると思います、こういった体制がしっかりしていないと怖いですよね。

中小企業のASPをつかうと1件1万円で1000件とってほしいと依頼していたのに、2000〜3000件獲得されてしまってキャッシュフローが回らないといったことが起きてしまうことがありえます。

ASPは広告代理店業務なので、獲得件数が多ければ多いだけ収益が上がる仕組みになっております、そのため多めに取ってしまうことがあったりするのです。

大手ASPは獲得件数が少なくても取り扱ってくれるところで、徐々に件数を増やしていくのがいいでしょうね、ASP経由でどれだけのLTVを獲得できるのかこのあたりがしっかり判断できてから踏み込むのもありかもしれません。

単品リピート通販では時間の経過とともにキャッシュフローが安定して、広告にかけられる費用もあがってきます、そしてなんといっても時間の経過とともにLTVの数字を判断することができるのです。

単品リピート通販で最も大事なのはLTVなので、ここの数字が安定して最低でもこれ以上のLTVが獲得できるとなれば、広告費を安心して支払うことができるようになります。

単品リピート通販のアフィリエイトはアフィリエイターも広告費をかけてしっかり獲得を行なってくれるケースがほとんどです、そのためまずベースとなるのは自社のLPのコンバージョン率などをあげる努力をすることでしょうね。

また単品リピート通販では自社の商品サイトをしっかり作り込んでおき検索が強い状態にしておくことをおすすめいたします。

アフィリエイターが商品名などの認知をあげてくれるため、商品名を指名キーワードで検索をしてくるケースが増えるため、自社公式商品サイトへのアクセスが増えるので、自社サイトで売れるケースも多いのです。

自社サイト経由で購入された場合には、広告費というのは基本的にはかかりません、イメージとしては7−8%が自社サイト経由で売れるといったかんじです。

単品リピート通販で月間3000件の新規を獲得を目標にした場合
自社サイトから200ー250件を広告費なしで獲得できるということになります、公式サイトの作り込みなどを後回しにする企業が多いのですが、これは収益に大きなインパクトがあります。

今回は単品リピート通販とアフィリエイターとASPの導入について記載をしました、単品リピート通販では自社広告だけでなくアフィリエイターを使ってプロモーションした方が売上を伸ばすこともできます。

さらに単品リピート通販では、購入者はなんども公式ページにて使い方やお役立ち情報を読んだりしますので、購入者をファン化させることもできます。

もしあなたが商品を買うなら、公式商品ページが綺麗でしっかりしているところから商品を買いたいはずですよね、まさにそういったイメージです。

今回の記事では、単品リピート通販ではアフィリエイトは絶対に必要な販路であるということ、そして大手ASPを通じて広告運用をお願いすれば不安はある程度解消されるということについて記載をいたしました。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。