単品リピート通販のECサイト運営で課題を見つけるために必要なこと

この記事では、ECサイトの運営を行っていく中で課題をどのように見つけ、改善していけば良いかについてご紹介しています。

ECサイトを運営していく中で、立ち上げ当初には見つけれなかった課題はたくさん出てくると思います。

例えば、「売上が上がらない」・「アクセス数が伸びない」など様々な問題が出てくると思います。

そんな課題が出て来た時に、どのように改善していけば良いかについて手順などを含めてご紹介していきたいと思います。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

ECサイト運営での課題の主な見つけ方

ECサイトは、常に改善が必要になってくるビジネスです。

ですので、日々改善を図ってサイトを改良していく必要があります。

その際にまず必要になるのが、PDCAを回す方法です。

「PDCA」とは、「Plan・Do・Check・Action」の頭文字を取った造語になります。

Plan:現時点で問題となっている課題に対しての改善計画を立てる
Do:改善計画を実行していく
Check:改善計画を実行していった結果がどうなったかを確認する
Action:改善計画を実行していった結果を踏まえた上で、更なる改善を行う

と言った上記のようなやり方をくり返し行っていくことで、より良いECサイトへと成長していくことが出来るようになります。

具体的な改善方法とは

例えば、「売上が少ない」と言った課題があるECサイトがあるとします。

まず、PDCAの「Plan」として売上を上げるためにはどうすれば良いかを考えます。

「売上が少ない」場合の原因として考えられるのが、

・商品の紹介の仕方が分かりにくい
・表示方法が見にくい
・商品購入までの誘導線がしっかり構築されていない

などの可能性もあると思います。

では、上記で挙げた3つの原因を改善するために必要なことは何か?ということを考えた際に、対策として行うべきなのは、

・見やすい商品説明を記載する
・内部リンクを分かりやすく表示する

と言った方法があると思います。

ここまでが、PDCAのPlanの部分になります。

Planが出来たら、次にPDCAの「Do」の実行に移ります。

せっかくPlanを立てても実行しなければ意味がないため、例え失敗しても良いのでPlanで立てた改善対策を実行します。

そして、「Plan」で立てた計画を「Do」で実行したら、どのような結果になったかを確認する「Check」を行います。

この「Check」で改善が見られれば、別の課題に取り組んでも良いですし、更に良くするための課題を見つけることもあると思います。

その際の、更に良くするための課題を見つけるのが「Action」になります。

このようにして、PDCAを何回もくり返すことがECサイト運営において売上や利益を上げることに繋がります。

かなり地味でコツコツとした作業になりますが、成功しているECサイトの多くは必ずPDCAを回して日々サイトの改善を行っているサイトが多いと思います。

もちろん、課題はそれぞれ異なると思うので、お手本とするサイトを見つけてパクるのは良くありませんが、参考にしてみるのも非常におすすめです。

成功しているサイトというのは、既に実績を挙げて成功しているため、今回の例にあげた「売上の少ない」と言った課題に対しても、自分のサイトとどの部分が異なるかを捜して見つけるだけでも、非常に有益だと思います。

まとめ

今回は、ECサイト運営で課題を見つけ改善するための方法をご紹介してきました。

サイトを運営していけば、自ずと課題は出てくると思います。

ですので、その課題をそのままにしておくのは論外ですが、課題に対してどのような改善方法を立てれば良いか分からない場合は、「PDCA」に当てはめて順番に実践していくことがおすすめだと思います。

具体的には、

Plan:現時点で問題となっている課題に対しての改善計画を立てる
(売上が少ない・アクセスが少ない→サイト構造の変更・商品説明の文章修正…etc)

Do:改善計画を実行していく(Planで立てた計画を実践する)

Check:改善計画を実行していった結果がどうなったかを確認する
(サイト構造や商品説明文を変更した後に、どのような結果が出たかをみる)

Action:改善計画を実行していった結果を踏まえた上で、更なる改善を行う
(新たに見つかった課題に対して計画を立てる※Planに戻る)

と言ったやり方が王道だと思います。

もちろんサイトによって、売上が少ない以外にも、アクセスが少ないなどの課題もあると思います。

アクセスが少ない場合も、具体的な改善計画などは異なりますが、やり方は今回ご紹介している「PDCAを回す」方法をきちんと実践していけば、自ずと結果は付いてくると思います。

また「アクセスが少ない」といった課題に関しては、長期的なスパンが必要になるので根気よくPDCAを回して改善計画をくり返し実践していくのが、一番結果を出せると思います。