ECサイトでは、クレジットカード情報や個人情報などを扱うことが多いため、サイバー攻撃の対象になりやすい側面があります。
サイバー攻撃は日常的に世界中で行われており、自分のサイトがいつどこから狙われるか分かりません。
そこで重要になってくるのがセキュリティ対策です。
今回は、ECサイトを運営する上で施しておきたいセキュリティ対策をいくつかご紹介していきたいと思います。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
ECサイトの管理ページでは、クレジットカード情報や顧客データなどを管理しているため、最もサイバー攻撃を受けやすいです。
そこで行っておきたいセキュリティ対策が以下の方法になります。
・管理ページにアクセス出来るIPアドレスを制限する
・管理ページを扱えるユーザーを制限する
・パスワードを適度に変更したり複雑にする
セキュリティ対策の中でも基本的なことですが、上記の3つを行うだけもセキュリティ対策の強化には繋がるので、実践してみるのは非常におすすめです。
その他にも、ユーザー側の利用できる権限を振り分けるのも情報漏えい防止に繋がります。
セキュリティ対策は日々強化されていますが、一方でサイバー攻撃も合わせて複雑かつ巧妙に日々進化していっています。
立ち上げ当初は、セキュリティ対策も万全だったが運営していく期間が長くなればなるほど、セキュリティは弱くなってきます。
そこで、行って欲しいセキュリティ対策が常に最新のセキュリティにアップデートを行うことです。
最初は万全だったセキュリティ対策も時間が経つに連れ脆弱性が露呈してしまえば、ECサイトそのものが機能しなくなることも十分あり得ます。
ですので、現状で行っているセキュリティ対策の脆弱性が見つかった際には、その脆弱性が自分のECサイトに影響が出た場合に、度合いに合わせたセキュリティ対策の方針を予め決めておくことをおすすめします。
サイバー攻撃は日々進化しているので、完全にセキュリティ対策を施すことは非常に困難ですが、自分のECサイトで見つかったセキュリティの脆弱性を適切に判断し、対策を行って日々アップデートを行うことが何よりのセキュリティ対策になると思います。
一口にセキュリティ対策と言っても、ECサイトは様々なシステムを利用しているため、用途に合わせたセキュリティ対策を行うことが必要になってきます。
例えば、ECサイトを動かしているCMSやツールなどのセキュリティ対策はもちろんですが、他にもOS・サーバー側のセキュリティ対策や、プラグインを利用しているならプラグインのセキュリティ対策など、様々なシステムのセキュリティ対策が必要になってきます。
もちろん、契約しているサーバー側などでも日々セキュリティ対策は強化・進化していますが、自分自身で出来るセキュリティ対策を施しておいても損はないと思います。
一般的にはセキュリティ対策専用ソフトやツールなどを導入するケースが多いと思いますが、先にも説明している通り、サイバー攻撃は日々進化しているので、セキュリティ対策ソフトやツールを導入しただけではいずれ、サイバー攻撃の脅威に晒されます。
自分のサイトがサイバー攻撃されて、クレジットカード情報や個人情報などが漏えいしてしまっては信用も一気に失ってしまうので、ECサイトそのもの・OSやサーバー・プラグインのセキュリティ対策がしっかりアップデート出来ているかは常に確認をしておくことをおすすめします。
今回は、ECサイトを運営する上で必要なセキュリティ対策を3種類ご紹介してきました。
その3種類が以下の通りです。
1.管理ページの厳重管理
2.セキュリティのアップデート
3.サイトそのもの・OS・サーバー・プラグインなどの用途に合わせたセキュリティ対策
上記でも説明している通り、完璧なセキュリティ対策を施すことは、24時間365日稼働しているECサイトでは不可能に近いです。
また、サイバー攻撃は日々進化しているので、最初は通用したセキュリティ対策も日が経つに連れ脆弱性が露呈してくることはよくあります。
ですので、日々サイトを運営していく中でセキュリティ対策のアップデートやサーバー側のセキュリティ対策の更新情報などにはきちんと目を通しておくことをおすすめします。
ECサイトなどでは、ユーザーのクレジットカード情報や個人情報などを扱うため、特にサイバー攻撃の対象になりやすい側面があります。
セキュリティ対策の脆弱性が原因で顧客情報が漏れてしまっては、お客様の信頼も一気に失いますし、サイトの運営そのものにも大いに影響を及ぼすことになりかねません。
セキュリティのアップデートなどは地味に面倒だったりしますが、情報漏えいと言った万が一の事態になってしまっては遅いので、きちんと日頃からセキュリティ対策を行う事をおすすめします。