総合通販と単品リピート通販の違いとは?

この記事では、総合通販と単品通販の違いを特徴などと合わせてご紹介しています。

ひとえに通販と言っても様々な販売方法があり、通販を行うジャンルによって相性の良い販売方法があります。

例えば、総合通販ですと「家具・家電・インテリア・アパレル」と言ったジャンルが向いていますが、単品通販だと「健康食品・化粧品」と言った商品と相性が良いことが多いです。

既に、総合通販と単品通販の違いがジャンルによって異なりますが、運営方法なども異なります。

そこで今回は、総合通販とはどのような通販なのか・単品通販とはどのような通販なのかと言った点を中心に2つの通販の違いについてご紹介していきたいと思います。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

総合通販とは

まず、総合通販とは文字通り様々な商品を取り扱っている通販になります。

分かりやすく例えるなら、ニッセンの紙媒体の冊子やIKEAの店舗に置いてある冊子などのネットバージョンが総合通販になるかと思います。

そのため、様々な商品が掲載されていますが、その商品に関する基本的な情報である

価格
寸法
写真

と言った当たり前の情報しか掲載されていないのが特徴です。

単品通販とは

一方の単品通販は、1種類の商品に特化した通販になります。

もちろん、1種類の商品だけではなく、同一ブランドの商品やその商品に関連した商品が販売されているサイトも単品通販に分類されています。

また、基本的な情報のみの掲載をしている総合通販と異なり、商品そのもののランディングページが存在しており、使用感やユーザーの口コミなどのリアルな情報が掲載されているのも単品通販の特徴になるかと思います。

ですので、ユーザーが本当に求めている情報を手に入れやすいのは単品通販になるとは思います。

だからこそ、総合通販に比べて単品通販の方が利益を上げやすいと言われているのだと思います。

総合通販と単品通販はどちらに参入すべきか

という話になってくると、ネットが普及している現代なら圧倒的に「単品通販」の方が参入はしやすいと思います。

その理由としては、

・1種類もしくは1ジャンルに特化しているため、参入障壁が低い
・競合他社が細分化されているため価格競争が起きにくい
・余計な商品を扱わないため利益率が高くなりやすい
・1種類もしくは1ジャンルのみなので在庫管理がしやすい

と言ったメリットが挙げられるからです。

しかし、一方で単品通販の場合、お客様に継続的に購入してもらうことが前提の通販モデルになるので、リピーターの確保が非常に重要になってきます。

そのリピーターの確保というのが、単品通販では常に課題となっているので、いかにリピーターを確保することが出来るかが単品通販の成功のカギになるかと思います。

では、リピーターを確保するためにはどうすれば良いのかと言う話になってきますが、もちろん様々な方法がありますし、ネットを探せば色んなマーケティングや戦略などが出てくると思うので、参考にされてみても良いと思います。

しかし、絶対に忘れてはいけないのは、商品を販売する以上利用するお客様が存在するということです。

そして、実際に利用して頂いたお客様の声や意見を蔑ろにしないことです。

通販もお客様が購入して初めて利益を得ることが出来るので、お客様との距離を縮めない限りリピーターを確保するのは難しいと思います。

ですので、あらゆる戦略を練る事も大切ですが、同じくらい購入してくれたお客様を大切にすることを忘れてはいけないと思います。

まとめ

今回は、総合通販と単品通販の違いについてご紹介し、更に単品通販のメリットや対策についても少し触れてご紹介してきました。

まず総合通販とは

・様々なジャンルの商品を取り扱っている
・商品そのものの基本情報のみが掲載されている

と言った特徴があります。

一方の単品通販とは、

・1種類・もしくは特定のジャンルのみを取り扱っている
・商品そのものの情報だけでなく、口コミや成分など細かい情報も掲載されている

と言った特徴があります。

そして、ネット社会の現代では総合通販よりも、単品通販の方がメリットの多さや参入障壁の低さなどから、多くの事業主や企業などが参入しています。

しかし、その一方で単品通販の場合、リピーターのお客様がいること前提の通販モデルになるため、軌道に乗るまでがかなり難しかったりするデメリットも存在します。

現代はあらゆる商品が溢れており、正直飽和状態でもあるので、必ずしも1つの商品に固執する必要がないというユーザー(お客様)も少なくありません。

そんな中で、リピーターを獲得しなければならないのは、非常に難易度が高いと言えます。

そのため、様々な戦略が必要になってくるのも単品通販の特徴の一つだと思います。

ですので、参入障壁そのものは低い単品通販ですが、今後単品通販を展開したいと思うのであれば、単品通販の運営そのものが簡単なビジネスではないということを肝に命じておいた方が良いと思います。