ネットショップビジネスは、効率良く収益を上げることができるビジネスとして、今注目を集めています。
ネットショップは、本業のビジネスとしてはもちろんですが、サラリーマンの副業や主婦の方の在宅ワークとしても非常に人気の高いビジネスでしょう。
ネットショップを開業したからには、誰しもが成功するネットショップにしたい、と思うことでしょう。
ですが実際、年々インターネット上にネットショップの数が多くなっており、競合も非常に多くなってきていますので、どうしても成功するネットショップと売れないネットショップに分かれてしまいますよね。
どうにかして成功するネットショップにしようと試行錯誤されている方も多いかと思いますが、特に重要視すべきであることは、ネットショップの「レイアウトデザイン」であることをお分かりでしょうか。
ネットショップのレイアウトデザインは、ネットショップを新規開業をする際に気になるポイントになることですし、ネットショップのレイアウトデザインこそ、ユーザーの第一印象になりますので、第一印象が悪いと即座に離脱されてしまうこともあるのです。
そこで今回は、売れているネットショップのレイアウトデザインをご紹介していきたいと思います。
ネットショップのレイアウトデザインに悩まれている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
ネットショップのレイアウトデザインは、そのネットショップの売り上げを決めると言っても過言ではないでしょう。
素人のようなデザインはもちろんNGですが、だからと言ってプロのようなデザインが良いのかとも言えません。
素晴らしくて奇抜で、斬新な最新技術をふんだんに使用していたとしても、ユーザーが分かりにくいと感じた時には商品を見ることなく離脱されてしまうのです。
つまり、かっこいいデザインであっても必ず売れているネットショップであるとは限らないのです。
デザインに何の変哲がなくとも、ユーザーに対する配慮や丁寧な心配りをされていたり、とにかくシンプルで分かりやすいネットショップこそ、売れているネットショップの共通デザインであることを覚えておきましょう。
まずはページの上部にあたる、ヘッダーデザインです。
ヘッダーデザインのポイントは、画面左上にネットショップ名やショップロゴを設置することです。
基本的にウェブサイトの場合、企業ロゴやショップロゴはブラウザの左上に設置されるパターンが多いのです。
ショップ名と共に、何の店が一言で分かるような独自キャッチコピーを設置すると、他のネットショップとの差別化を図ることができます。
また、このショップ名をクリックすることで、ネットショップ自体のトップページに戻ることができる機能も、当たり前になりつつありますので設定を忘れずに行いましょう。
また、ユーザーにとって有益になる「送料無料」なども、ヘッダーの目立つところに掲載しておくと効果的です。
画面の右上あたりには、ネットショップへ問い合わせのためのボタンや電話番号を表記すると、良いでしょう。
売れているネットショップの多くは、デザインの左カラムと呼ばれるメインナビゲーションが設置される縦ライン上に、カテゴリーメニューが掲載されています。
ネットショップのジャンルによって種類は異なるものの、販売している商品のカテゴリーを大きく分けたメニューを掲載しましょう。
商品数が多ければ多いほど、このカテゴリーを分ける重要性が高くなってきます。
よりユーザーに分かりやすくするための工夫として、カテゴリー別にアイコンを設置すること、カテゴリーメニュー付近に商品検索用窓を設置することもアイデアの一つです。
そして右には「訳あり」や「セール」といったショップ独自の特集を用意することで、ユーザーの回遊や誘導を図ることができます。
ネットショップにおいて、ユーザーが一番初めに目指すビジュアルポイントは、メインコンテンツデザインです。
このイメージで、ネットショップは何に注力をしているのか分かりますので、ユーザーの注目度が高い場所なのです。
jQueryを利用したカルーセルバナー・スライドバナーを用いて、より多くのアピールを行い、メインイメージごとの関連ページや特集ページへのリンクも忘れずに行いましょう。
今売りたい商品、売りたい企画を全面的にアピールし、事前獲得可能なクーポンを用意し表示することで、ユーザーにお得感を与えることができます。
日本人は特にランキングが好きだと言われていますので、店舗ランキングを掲載することも有効的な方法ですね。
多くの売れているネットショップは、フッター部分に「ショッピングガイド」を掲載していいます。
配送や送料、納品書、問合せ先、支払方法、返品交換に関する情報、販売者情報など、ユーザーが知りたい最低限の情報を、纏めて掲載しましょう。
ネットショップは、「顔の見えないビジネス」だからこそ、新規顧客に安心してショッピングを楽しんでもらうためにも、これらは必ず掲載すべきです。
大手ショッピングモールに出店している、売れているネットショップのほとんどは、このフッター部分に詳細情報をまとめているため、フッター部分を見ればそのネットショップの情報が分かる、と認識しているユーザ―が非常に多いので、これらを参考にフッターエリアをデザインしてくださいね。
以上、売れているネットショップのレイアウトデザインをご紹介させていただきました。
ネットショップ利用ユーザーは、商品を検索し比較したいという潜在的な願望を持っていますので、商品比較の邪魔になってしまうデザインは避け、ユーザーが辿りたい目線を考慮しレイアウトデザインを設計するようにしてくださいね。