ネットショップの開業を検討されているみなさま。
今、ネットショップ開業サービスが非常に多くなっているので、ネットショップビジネスにご興味のある方は、どこからネットショップを始めようか迷われることでしょう。
ネットショップをビジネスとして開始するからこそ、完全独自でネットショップを構築するのか、それともショッピングモール型を用いてネットショップを構築するのか、考えるポイントでしょう。
ネットショップに関するビジネスが十分にある場合には、完全独自でゼロからネットショップを開業することも良いのですが、初心者の場合や副業としてお考えの場合には、ショッピングモール型やプラットフォームを利用してネットショップを開業することをおすすめします。
今では大手企業がプラットフォームを提供しているため、ネットショップを開業しやすくなっていますし、プラットフォームを利用することで、より多くの売り上げを期待することができるので、ぜひ検討していただきたいところです。
そこで今回は、新しいプラットフォームとして注目されている「LINEショッピング」についてお話ししていきたいと思います。
LINEショッピング出店方法なども細かく説明していきますので、プラットフォームを利用してネットショップを開業しようとお考えの方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
LINEショッピングとは、大手SNS「LINE」より展開された、ネットショップの新たなプラットフォームです。
LINEショッピングならではの仕組みとして、LINEショッピングに出品されている商品を購入することで、購入者に「LINEポイント」が還元されます。
LINEポイントは、「スタンプ」などの購入や、LINE電子マネーである「LINE pay」といったLINE内でのサービス利用時に利用することができるポイントサービスであり、1ポイント1円の価値が設定されています。
スマートフォン所有者のおよそ半数以上はLINEを利用していると言われており、多くのLINEユーザーを潜在顧客とすることができますので、非常に魅力的なサービスだと言えるでしょう。
LINEショッピングは、楽天市場やAmazonなどのショッピングモール型とは少し違い、「決済」「注文」システムが導入されていません。
つまり「商品紹介プラットフォーム」なのです。
LINEショッピング出店者は、運営ネットショップと提携をしておく必要があり、顧客にLINEを経由してネットショップまで誘導することで、LINEポイントが付与される仕組みです。
LINEショッピングに出店する場合、まずは事前にネットショップを用意しておきましょう。
商品掲載と販売成立により、LINEポイントが発生しますので、商品出品前の事前審査を行います。
LINEショッピングと連動しているネットショップサービスを利用することで、LINEショッピングにより簡単に商品掲載をすることができますよ。
そして、「LINEショッピングへの申し込みフォーム」より、パートナー申請を行います。
商品掲載手数料は必要ありませんが、販売成立時には手数料が発生することを憶えておきましょう。
また、商品購入前や商品購入後の問い合わせに関しては、LINEではこの取引に関し「LINEポイント」のみの問い合わせは対応されますが、受注のやりとりなどはネットショップ側で対応する必要があります。
LINEショッピングを利用することによる、ネットショップ運営者の最大のメリットは、8,300万人以上に向けて商品を露出することができるということでしょう。
また、「LINE@」と連携することで、「友だち追加機能」を利用することができ、それによりユーザーの囲い込みをすることができるのです。
たとえば、牛丼チェーン店とLINE友だちになることで、定期的にクーポンが配信されたり、お得なセール情報が配信されますよね。
ユーザーの囲い込みを叶えることで、ネットショップの公式LINEアカウントによる集客、そしてブランディングを強化することができますので、かなり効率の良いビジネスを行うことができるでしょう。
数年前であれば、メールマガジンこそネットショップの集客に有効だと考えられていましたが、今の時代はSNSが主流になっていますので、このような方法を用いることこそ、ネットショップに非常に有効的な広告方法であると考えられます。
以上、「LINEショッピング」に関して詳しくお話しさせていただきました。
利用者がかなり多いSNS「LINE」だからこそ、叶えられる集客があります。
そしてこのLINEショッピングは今後もさらに期待されているネットショッププラットフォームですので、いち早く取り入れるためにもぜひLINEショッピングの導入を検討なさってくださいね。