単品リピート通販で商品を販売するため、高額だと思わせない心理テクニックとは?

ネットショップを運営されているみなさま。

自社で取り扱う商品は、理想通りの販売ペースで商品販売を行うことができていますか?

ネットショップでありがちなことといえば、競合他社が自社と類似する商品を販売している場合、ほとんどの運営者は「他社よりも価格を下げなければいけない」と思われることでしょう。

しかし、そうなってしまうと低価格競争に飲み込まれてしまい、いつかは価格競争力がなくなってしまう可能性があるのです。

ですから程価格競争は非常にリスクが高いものであり、ネットショップを運営していくには飲み込まれたくないものでしょう。

自信を持って販売している商品だからこそ、出来るだけ高額で購入してもらいたいと思いますよね。

ではどうすれば高額商品でも購入者が高額だと思わずに、購入へ至ってくれるのでしょうか?

それにはある心理テクニックが関わってくるのです。

そこで今回は、ネットショップで商品を販売するために、高額だと思わせない2つの心理テクニックをご紹介したいと思います。

今、ネットショップを運用されており、今後もっと効率よく商品販売を行いたいと思われている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

第一印象で「高い」と思わせない方法

「高いものは売れない」そういう意識を持ってしまいがちですが、まずは高いものをどのようにすれば、売れるのか、ということを考えてみましょう。

購入者にとって、何よりも印象強いものは、「値段の第一印象」です。

商品価格をパッと見た際、妥当な値段だと思わせるか、「高くない」と思わせるかどちらかにあります。

例えば商品を3,000円で販売したい場合、商品価格をあえて2,990円と設定するとしましょう。

価格自体は10円しか変わっていないのに、購入者からするとまず「2」の文字が目に飛び込んでくるので、高くない印象を与えることができるのです。

そのほかにも、高額商品である場合であれば、値段は高くても、「経済性」があることを購入者に理解してもらうことが重要です。

そのような仕掛けを作ることで、高額商品を販売できるのです。

例えば、10万年の羽毛布団を販売するとしましょう。

「とても良い羽毛布団10万円です、買ってください」と言うと、購入者は「良いのは分かるけど、10万円はちょっと高いな」と悩む場合があるかと思います。

そんな時は、「この羽毛布団は最大10年ほぼ変わらない状態でお使いいただけますので、1日あたりに換算してみると、たったの27.4円で使用することができます。睡眠の質というものは、日々の生活にも大きく関わってくるので、それを毎日27.4円払って得ると考えてみてください。」というような言い方をするといかがでしょうか。

すすめている羽毛布団は同じはずなのに、購入者からして見てると、いつしか「1日27.4円」という印象が非常に強くなっていることでしょう。

そういった印象を与えることができると、高額商品でありながらも「お得な商品」だと思わせることができるのです。

これは主に、車の販売で用いられているテクニックです。

例えば1台の価格がとても高額であっても、「月々数千円」という金額を提示されると、「毎月これぐらいだったら買えるかもしれない」という心理へ導いていきますよね。

最終的な支払い金額が同じであっても、購入者からしてみるとお得で購入しやすいと思うのでしょう。

このように、あえて商品価格を安く設定したり、1日単位での使用料金を出して大きく提示することは、商品販売を行う上で非常に有効なテクニックであると言えるでしょう。

アフターフォローの充実

購入者は低価格な商品を購入した時はもちろん、特に高額商品を購入した際には、アフターフォロー制度がきちんと整っているのか、ということが気になります。

購入者が商品を「お得に購入できた」と考えることができても、実査に支払う金額に差はありませんので、購入後のアフターフォローがなければ、購入に至りにくいのです。

商品を購入した後にもし万が一不具合が生じてしまった場合にはどうすれば良いのか、という購入者の不安を解消するためには、自社が提供するアフターサービスや保障制度を明確にする必要があります。

もちろん購入者は、その保障期間が長ければ長いほど安心するので購入に至りやすいと言えるでしょう。

ネット通販だからこそ、購入後のケアに関することもしっかり明記して、購入者に安心を与える伝え方をすることが、高額商品の購入へと繋がっていくのです。

まとめ

以上、ネットショップで商品を販売するために、高額だと思わせない2つの心理テクニックについてお話しさせていただきました。

ネットショップは実店舗と違い、実際に購入者に対してセールストークを行うことができませんので、よりネットショップサイト上での大きなアピールが必要になってくるのです。

購入者が寄ってくるような価格設定や、商品説明、そして購入後のアフターサービスをしっかり分かりやすく明記して見てください。

そうすることで、高額商品を販売することができる、強いネットショップへ成長しますよ。