今や、誰でも気軽に商品販売を行うことが出来る場として、「ネット通販」が非常に普及しています。
サラリーマンの副業として、主婦業の合間に、また企業の更なる売り上げとして、さまざまな目的のもと、企業から個人まで多くの人がネット通販サイトを立ち上げ、商品販売を行っています。
その結果、今インターネット上には数多くのネット通販サイトが存在していますよね。
数多くネット通販サイトが活躍しているからこそ、「ネット通販って意外と簡単に運用できるのでは?」と思ってしまいますが、実際のところはそう簡単に運用できるものではありません。
まず立ち上げ時にさまざまな選定を行う必要がありますし、開設後に関しても、数多くの施策を図り続けなければなりません。
特に、ネット通販サイト開設時に、多くの人が迷ってしまう「決済手段」の選定ですが、もし今、ネット通販サイトの運営を検討されている方は、自社サイトに合う決済手段を選ぶことができているでしょうか?
そこで今回は、ネット通販開業時に必要な決済手段についてお話ししていきたいと思います。
ネット通販サイト運営にご興味がある方、今まさに開設準備を行っている方はぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
Contents
ネット通販サイトを運営していくにあたって、開設時に決済手段の選定を行うことは、絶対に必要なことです。
決済手段とは、会計の手段と同じことであり、ユーザーが商品に興味を持って購入しようと思っても、会計することができなければ、商品を購入することはできませんよね。
そして、今数ある決済手段がある中で、ユーザーの希望通りの決済手段を設定することが出来ていなければ、ユーザーは希望する決済手段がある、他サイトに取られてしまうこと、もしくは購入をやめてしまうということは非常に多い事案なのです。
それほどネットショップを運用していくには、決済手段が重要だということを忘れてはいけません。
まず個人で準備をすることができる決済手段として、「銀行振込」「郵便振替」「ネットバンク決済」「代金引換」があります。
これらの決済手段は、普段の生活でも用いられていることが多いので、馴染みがありますので、不安なく決済してもらうことが出来ることが魅力です。
それ以外とすると、別途サービスに申し込んで利用できる決済手段として、「クレジットカード」「コンビニ」「キャリア決済」「後払い決済」「ID決済」があります。
これらはそれぞれ事業者が提供するサービスに申し込んで、利用することができます。
契約時の手間がかかってしまいますが、非常に利便性の高い決済手段であると言えるでしょう。
その中でも特に需要が高い、4つの決済手段についてお話ししていきます。
ネット通販で商品やサービスを購入するにあたり、最も多く利用されている決済手段が、「クレジットカード決済」です。
ネット通販を利用するおよそ半数以上ものユーザーがクレジットカード決済を選んでいます。
クレジットカード決済を行い、クレジットカード情報を登録する機能を搭載することで、ユーザーは次回の買い物が非常にスムーズになり、運用者にとっても次回の買い物を促進しやすくなることでしょう。
女性を中心に人気が高い決済手段が、「後払い決済」です。
商品がユーザーの手元に確実に届き、中身を確認してから支払いを行うことができますので、商品が届いてからという安心感が、人気を集めいている理由です。
ですが、この後払い決済を導入することは、「後払い手数料」がかかってしまうので、その手数料を望まないユーザーにとっては自社ネット通販サイトから離脱してしまう恐れがありますので、ユーザーの需要にあわせて、後払い決済と他の決済手段を選ぶことができるようにすることをおすすめします。
学生や、クレジットカードを持たない若い世代からの支持が高いものが「キャリア決済」です。
携帯電話の利用料金とあわせて支払いをすることができるので、非常に手軽であると言えるでしょう。
抱き合わせ商法として、キャリア決済を選定するネット通販ショップも多く、たとえばスマホ専用アクセサリーを取り扱うショップであれば、スマートフォンユーザーからの利用が多いので、キャリア決済を選定する場合が多いのです。
今の時代の背景から生まれた「ID決済」は、今後もさらに進化していくと予想されている決済手段です。
普段利用しているショップの会員IDから、商品配送先住所の入力や、クレジットカード情報の入力の手間を省くことができるので、利便性が高くユーザーからの人気が高い決済手段であるといえるでしょう。
以上、ネット通販開設時に必要な決済手段についてお話しさせていただきました。
ネット通販を運用していくにあたって、決済手段の選定は今後の売り上げを左右する大きなポイントです。
それぞれのターゲットとするユーザー層によっても自社サイトにふさわしい決済手段は異なってきますので、ぜひこの記事を参考に最適な決済手段の選定を行って下さいね。