単品リピート通販で楽天市場へネットショップが出店できない・審査に落ちる理由とは

楽天市場へネットショップが出店できない・審査に落ちる3つの理由

ネットショップビジネスは、オンライン上での売買取引になりますので、場所や時間に制限されることなく商品を販売することができますし、消費者にとっても全国どこにいても欲しいものを欲しいタイミングで商品を購入することができますので、今ネットショップの需要が高まって来ているのです。

楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングなどのECショッピングモール先をネットショップの出店先として検討されることがあるかと思いますが、中でも楽天市場は、専用の審査に通過しなければネットショップを出店できないようになっており、その審査はかなり厳格な基準が設けられていると言われているのです。

楽天市場の公式には、審査条件などが好評されていないので、出店審査のガイドラインを元に「落ちないための最低条件をそろえる」ということが必要になるでしょう。

そこで今回は、楽天市場へネットショップが出店できない・審査に落ちる3つの理由についてお話ししていきたいと思います。

楽天市場へ出店申請をしたが審査に落ちてしまった、今後出店を検討しているという方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

1:ネットショップが個人の副業である場合

これはどのECショッピングモールでも言えることですが、楽天市場でも個人の副業としてのネットショップの出店は審査に通ることができません。

つまり、本業がある場合や別事業を行っている場合は楽天市場の審査に通らないと思っておきましょう。

ですが、個人であっても開業届を提出し個人事業主になっている場合であれば、審査の対象になります。

また、個人事業主が審査に通らない場合は「商品審査」にて審査に落ちている場合があります。

ネットショップ内で販売する予定の商品を保有していない場合も、審査に通ることは難しいでしょう。

もし自社ネットショップを無在庫販売しドロップシッピングで行う場合は、その商材情報をしっかりと書類に起こし、その書類を提出するようにしましょう。

そして、主婦やフリーターの場合も審査に通ることはありません。

個人事業主そして、商品に不安が無い場合のみ、楽天市場の審査に通過する可能性が高いのです。

2:ネットショップ販売予定商品が禁止商品である場合

楽天市場では、販売が禁止されている商品があります。

出品禁止商材取り扱い禁止商材は、

「法令で販売・所持が規制でれているもの」
「公序民族、モラルに反するもの」
「商品に関する契約等で譲渡・転売が禁止されているもの」
「悪用されるおそれのあるもの」
「青少年の保健育成上好ましくないもの」
「危険なもの」
「他人の権利・利益を傷害する可能性があるもの」
「その他楽天市場が不適切と判断したもの」です。

これらに該当する商品である場合は、ネットショップの出店審査は通りません。

もし出店禁止商材の出品をやめ、他の商品で審査を行うことで出店基準を満たせる場合がありますので、出品禁止されている商品は取り扱わないようにしましょう。

3:事業内容に不安要素がある

個人事業主や法人に問わず、事業内容が不明瞭である場合や販売予定商品に不安要素がある場合は、楽天市場の審査に通らない可能性が高いでしょう。

不安要素を取り除くためにも、客観的に自社ネットショップを見直したり、周囲の人に意見を求め、改善できるところを改善していきましょう。

楽天市場では、出店審査基準や条件などは一切公開しておらず、審査に落ちた場合であってもその理由を教えてもらえることはありません。

業績が非常に悪化していない、事業背景に貸入が多い、事業所が不定などのよほどの理由がなく、個人事業主として実店舗運営の経歴がある場合には、審査には難なく通貨できるかと思います。

なぜ楽天市場は出店審査が厳しいのか

楽天市場は、日本国内のEコマースとしては流通額が非常に大きい企業です。

流通額が大きく、楽天市場の知名度が高く、利用者も急増しているからこそ、EC業界を代表する企業としてブランドと顧客、利用者を守ることが求められるのです。

世間からの評価を意識した「クオリティ(品質)」を運営方針のひとつにし、楽天市場という大きなショッピングモールへのネットショップ出店審査基準を更に厳格にすることで、「楽天」というブランドを守ることに繋がっているのです。

いわゆる、「身元が正確に分かっている安心安全、健全なネットショップでなければ出店できない」ということでしょう。

まとめ

以上、楽天市場へネットショップが出店できない・審査に落ちる3つの理由についてお話しさせていただきました。

もし今、楽天市場へ出店審査をしようと検討されている方は、今回お話しした審査に落ちてしまう理由を事前に把握し、審査基準を想定してみてください。

楽天市場へ出店するためには、審査に落ちないための条件を揃えましょう。