楽天市場とYahoo!ショッピング、単品リピート通販ショップ出店はどちらがおすすめ?

今ネットショップビジネスを行う人が非常に多くなってきました。

ネットショップを運営することで、24時間365日商品を販売することができますので、非常に効率良くビジネスを行うことができるでしょう。

ネットショップを開業する場合、多くの方がオンラインショッピングモールへのネットショップを検討するかと思います。

インターネット上で商品を販売する場合大きく3つに分けて「ショッピングモールへの出店」「Amazonやヤフオク、メルカリなどへ商品出品」「ショッピングカートで自社ネットショップを構築し販売する」という方法があります。

それぞれの方法によって費用や手数料、手間が変わってきますが、「ショッピングモールへの出店」に関して見てみましょう。

ショッピングモールへの出店を検討した場合、よく比較されるショッピングモールと言えば日本国内最大の流通額を誇る「楽天市場」と、出店店舗数が日本一である「Yahoo!ショッピング」ではないでしょうか。

実際双方に大きなメリットがありますので、どちらに出店したほうが良いのか悩まれる場合が多いかと思います。

そこで今回は、楽天市場とYahoo!ショッピングを比較すると、ネットショップの出店はどちらのほうがおすすめなのか、詳しくお話ししていきたいと思います。

楽天市場とYahoo!ショッピングへネットショップの出店を検討されている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

出店費用比較

楽天市場

楽天市場では「ライトプラン」「がんばれプラン」「スタンダードプラン」「メガショッププラン」の4つの出店プランが用意されています。

月額出店料金は、ライトプラン39,800円、がんばれプラン19,500円、スタンダードプラン50,000円、メガショッププラン100,000円ですので、最も固定費を抑えることができる「がんばれプラン」と比較してみましょう。

Yahoo!ショッピング

Yahoo!ショッピングでは「ライト出店」「プロフェッショナル出店」の二つのプランが用意されています。

ライト出店はプロフェッショナル出店よりもかなり機能が制限されており、本気でネットショップを運営することは難しいと考えられるので、「プロフェッショナル出店」を比較対象に上げましょう。

上記二つの出店費用を比較した際、楽天市場は初期費用60,000円、月額利用料は19,500円に対し、Yahoo!ショッピングは初期費用と月額利用料共に無料です。

つまりYahoo!ショッピングは無料でネットショップを出店することができますので、出店しやすく敷居が低いので、出店のリスクが無いと言えるでしょう。

月商100万円以上の売り上げを上げた際の固定費と手数料

たとえばネットショップで月商100万円を売り上げた場合、楽天市場のがんばれプランの場合、出店費用に加え、売り上げロイヤルティとポイント負担量、アフィリエイト利用料、決済サービス利用料などの別途手数料が必要になりますので、簡単な試算をすると「131,700円」程必要になります。

そしてYahoo!ショッピングの場合であれば、出店費用や売り上げロイヤルティが無料であり、ポイント負担料と決済サービス利用料、そしてアフィリエイト手数料を支払う必要があります。

主にポイント負担料と決済サービス利用料でありますので、楽天市場と同じ試算の場合「56,204円」になります。

手数料の差もしっかり理解しておきましょう。

集客力

楽天市場とYahoo!ショッピングの集客力を比較してみましょう。

集客力を考えるには、それぞれのショッピングモールのPV数を参考にします。

両方の月間ページビューを見た際、楽天市場は月間PV33億、Yahoo!ショッピングは月刊PV5.5億あり、楽天市場はYahoo!ショッピングの約7倍であることが分かります。

単純に考えて、楽天市場はYahoo!ショッピングより7倍以上もの多くのユーザーに閲覧されていることがわかるでしょう。

流通額

楽天市場とYahoo!ショッピングの流通額を比較してみましょう。

参考にするのは、楽天市場案内の中に記載されている「他社ショッピングサイトとの違い」です。

楽天市場は非常にシェアが大きく、Yahoo!ショッピングよりも5倍近い売り上げ額があります。

流通額は購入された金額でありますので、Yahoo!ショッピングよりも5倍ほど売れるショッピングモールであることが分かるでしょう。

出店店舗数

楽天市場の出店店舗数は2019年の時点で48,158店舗、Yahoo!ショッピングの出店店舗数は同じく2019年の時点で872,889店舗です。

これはかなり大きな差であり、出店店舗数が国内最大数のYahoo!ショッピングでは、非常に厳しい価格競争が行われていることが予想されます。

特に型番商品や消耗品、日用品を取り扱う場合には、よほど原価を安く仕入れない限りは新規参入の難易度も高いと考えられるでしょう。

まとめ

以上、楽天市場とYahoo!ショッピングを比較すると、ネットショップ出店はどちらがおすすめなのか、ということについてお話しさせていただきました。

この他にも多くの比較したいポイントはあるのですが、開業当初気になるポイントと言えば、やはり上記のようなことでしょう。

結論としては、楽天市場とYahoo!ショッピングのどちらのほうが良いのかというと、「販売する商材による」ということでしょう。

もしネットショップをショッピングモールで運用したい、という場合であればコストパフォーマンスの良いYahoo!ショッピングがおすすめですが、商品の露出が困難なため売れないネットショップになってしまう場合があるのです。

あなたのネットショップで取り扱う商材が、どちらのショッピングモールの方が向いているのか、しっかり事前に確認してくださいね。