通販サイトを自分で運営していると、「SEO対策を行った方が良い」や「タイトルや見出しにはキーワードを入れた方が良い」と書かれている記事をよく見かけると思います。
通販サイトに限らず、ブログなどを運営している方もSEOは意識している方は多いです。
SEOというのは、簡単にいうと「検索エンジン最適化」という意味になります。
つまり、検索エンジンであるGoogleやYahoo!内を巡回しているロボットに好かれるようなサイト構造にしたり、タイトルやキーワードを散りばめるなどと言った対策を行うことを「SEO対策」と言います。
SEO対策を行うことで検索エンジンのロボットに高評価をもらえると、検索結果の上位に表示されるため、アクセス数が多くなり結果的に利益や売上が上がります。
ですので、多くの通販サイトやブログなどでは「SEO対策」を行った方がよいと書かれていたり、アドバイスを行ったりしているのです。
近年では、SEO対策を当たり前に行うサイトも非常に多くなっている上に、Googleのアップデートなども影響し、SEO対策はあまり意味がないとも言われています。
もちろん、以前よりは効果が無くなっているかもしれませんが、それでもSEO対策をやらないよりは、やった方が検索結果の上位表示になる可能性は高くなるので、ちょっとした保険感覚でやっておいても損はしないと思います。
今回は、そんな「SEO対策」の中でもあまり意識されることが少ない「メタタグ」についてご紹介していきたいと思います。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
Contents
まず「メタタグ」というのは、自分のサイト内にある情報を検索エンジンなどに簡潔に伝えるための情報のことです。
「メタタグ」には、有名どころだと
・タイトルタグ
・メタディスクリプションタグ
・メタキーワード
の3つのことを指すことが多いです。
商品の紹介ページなどでもタイトルは必ず設定すると思います。
商品の紹介ページでタイトルを決める際に、「このキーワードで上位表示をさせたい」と決めた単語を必ず一つ入れるようにします。
例えば、「ガウチョ」というキーワードで上位表示させたい場合、タイトル内に「ガウチョ」という単語を必ず入れるようにします。
そして、一番最初の見出しにも「ガウチョ」の単語を入れるような見出しを作るように意識してください。
もちろん「ガウチョ」単体での検索上位表示は難しいので、ユーザーの購買意欲を刺激するような「下半身デブが着痩せしてみえるおすすめガウチョ5選」と言ったタイトルにし、「着痩せ ガウチョ」や「下半身デブ ガウチョ」などと言った複合キーワードを狙っても良いと思います。
要は、商品販売ページへ誘導するために、逆算して紹介ページを作っていけば自然とアクセスも増え、SEO対策も行えていることになります。
ただし、注意点としてタイトルタグは32字以上になってしまうと検索結果一覧で見切れてしまうので、なるべく32字以内に納めるように意識はした方が良いと思います。
しかし、敢えて32字以上にする方法もありますので、適材適所で臨機応変に変えていっても良いと思います。
次に行いたいのが、「メタディスクリプション」の設定です。
メタディスクリプションは、検索結果が表示された際にタイトルのすぐ下に表示されている簡単な説明文のことです。
ポイントとしては、
・120字以内にまとめる
・特におすすめしたいポイントを簡潔に伝える
・タイトルに入れることが出来なかったキーワードを入れ込む
の3つです。
タイトルだけだと、どうしても文字数の限界がありますが、メタディスクリプションもきちんと設定しておけば、ユーザーはその記事にどのような内容が書かれているかを大まかに把握することが出来るので、詳しく知りたいと思った方や興味を持った方がクリックしてくれるようになります。
メタキーワードは、正直なところSEO対策としては、あまり意識する必要はないと言われています。
しかし、記事数が100記事を越えた辺りから管理が大変になってくるので、管理をしやすくするためにも、メタキーワードは設定しておいても損はありません。
また、複数人でサイト管理を行う際にも、メタキーワードが設定されていれば、どのキーワードを狙って作られているかがハッキリ分かるので、メタキーワードの設定も合わせて行っておいた方が良いと思います。
今回は、通販サイトのSEO対策でよく聞かれる施策の一つであるメタタグについてご紹介してきました。
メタタグとは、自分のサイト内にある情報を検索エンジンなどに簡潔に伝えるための情報のことで、主に
・タイトルタグ
・メタディスクリプション
・メタキーワード
の3つを指すことが多いです。
少し細かい設定にもなるので、面倒だと感じる方も多いかもしれませんが、後々このメタタグの設定をしているかしていないかで検索順位が変わると思ったら、やっておこうかなと思いませんか?
もちろん、メタタグ以外にもSEO対策と言われている方法はたくさんあります。
しかし、メタタグは意外とユーザーは読んでいるので手抜きをせずにキチンと設定しておいた方が良いと思います。