成功する単品リピート通販のネットショップは集客の考え方が違う!

ネットショップは、開業すればすべてのショップが成功するわけではなく、売り上げが上がらず失敗するネットショップも数多く存在します。

そして、その成功するネットショップと失敗するネットショップには考え方に大きな違いがあります。

そこで今回の記事では、成功するネットショップの集客の考え方について説明したいと思います。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

成功するネットショップと失敗するネットショップの考え方の違い

売り上げが悪いネットショップでは、今月は商品が何個売れたのか?今月の売り上げはいくらなのか?と言う点ばかり重要視する傾向がありますが、この商品の販売数や売上額と言うのはあくまでも結果にすぎません。

成功しているネットショップでは、販売数や売上額と言った結果よりも、その過程であるサイトアクセス数、購入率、客単価と言ったものを重視しているのです。

そもそも、販売数や売上額と言うのは、以下のようにサイトアクセス数、購入率、客単価から算出するものであり、つまり、サイトアクセス数、購入率、客単価の3つを向上させることができれば売り上げは必然的に上がっていくと言うことになります。

そのため、売り上げを上げたいのであれば、販売数や売上額よりもサイトアクセス数、購入率、客単価に3つをしっかりと把握することが重要となるわけです。

・サイトアクセス数×購入率=販売数
・サイトアクセス数×購入率×客単価=売上額

サイトアクセス数・購入率・客単価を向上させるには?

以上のように、サイトアクセス数、購入率、客単価を上げれば、売り上げを上げることができるわけですが、では一体どのようにこの3つを向上させればよいのでしょうか?

集客施策によりサイトアクセス数を向上させる!

まず、サイトアクセス数ですが、サイトを訪れるユーザーを増やすには、ユーザーをサイトに誘導する集客施策が必要となります。

この集客施策とは、SEO(検索エンジン最適化)施策、InstagramなどのSNSの運用、リスティング広告やアフェリエイト広告などの広告運用など様々な施策がありますが、それらを行う前に、売り上げ目標を達成するためにはどの程度の集客数が必要であるのかを明確にし、集客の目標数値を設定することが大切です。

また、効果的に集客するためには、自社の商品のターゲットとなる顧客を明確にする必要もあります。

これにより、ターゲットに合わせた集客施策を行い、効果的に集客を行うことが可能となるわけです。

集客数の目標値とターゲットが明確になったら、それに最適な集客施策を実施します。

この時に行う集客施策は、1つだけではなく複数の施策を並行して行うとさらに効果的です。

ただし、SEO施策やSNSの運用と言った施策は費用は掛かりませんが、効果を得られるまでに時間がかかりますので、その点を留意して行う必要があり、短期間で効果を得るには、費用はかかりますがリスティング広告などの有料広告が有効です。

実際に成功しているネットショップの多くは、有料、無料にかかわらずあらゆる集客施策を運用し、効果を上げています。

ユーザーが購入したくなる工夫で購入率・客単価を向上させる!

集客施策によって、サイトのアクセス数が向上したとしても、それだけでは購入率や客単価の向上には繋がりませんので、売り上げに繋がることもありません。

さらに、ユーザーが購入したくなるような工夫をし、購入率や客単価を向上させる必要があります。

購入率や客単価をを上げる工夫としては、まずサイト上に、ユーザーが必要とする情報を分かりやすく表示することが大切になります。

集客施策によって、ユーザーをサイトに誘導できたとしても、ユーザーはサイトが分かりにくい、使いにくい、情報が少ないと言ったことで簡単に離脱してしまいます。

そのため、サイトはユーザーの目線に立ち、ユーザーにとって分かりやすく、使いやすいものにする必要があるのです。

成功しているネットショップでは、問い合わせ先の電話番号などが分かりやすく表示する、決済方法や送料などがすぐに分かるように明記する、商品の詳細な情報を掲載する、鮮明な画像を掲載すると言うような工夫を実際に行い売上を上げています。

また、こういったサイトの設計・デザインだけでなく、商品に魅力があると言うことも重要ですし、商品の数が多い、品揃えが充実していると言うこともユーザーが購入を決断する重要なポイントの一つになります。

この場合も成功しているネットショップでは、初回送料無料、値引きクーポン、お試しセットなどを活用し、購入のハードルを低くする工夫をしています。

このように、購入率や客単価を上げるためには、ユーザーの目線で考えることが重要となり、成功しているネットショップはそれを実行し、売り上げに繋げているのです。

まとめ

ネットショップの数は年々増加し、それに伴い失敗し撤退するネットショップも増加しています。

そうした失敗するネットショップには共通の特徴があり、それが成功するネットショップとの考え方の違いなのです。

厳しい現状の中を生き残っていくためには、成功するネットショップの考え方を手本とし運営していくことが必要となります。