単品リピート通販で広告運用を行う際に気を付けるべき「フェイク広告」とは?

この記事では、TVでも取り上げられている「フェイク広告」についてご紹介しています。

広告運用をしようと考えた際に、気を付けなければならないのがフェイク広告です。

特にアフェリエイト広告を運用しようと思っている方は、目方の利益だけに目を向けてしまい、広告主やユーザーのことを全く考えずに広告運用してしまうケースも少なくありません。

ここでは、「フェイク広告」とは一体どのような広告なのか・「フェイク広告」にならないためにどのような広告運用をすれば良いかについてご紹介していきたいと思います。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

フェイク広告とは

そもそも「フェイク広告」とは、文字通り「ウソの体験談や文言を使用した過大広告」のことです。

例えば、「ダイエットに効果的」と謳って芸能人の写真を勝手に加工して無断で使用したり、実際の体験談のように記載しているにも関わらず実は偽造された体験談を掲載しているサイトなどに貼られている広告などが挙げられます。

TwitterやInstagramなどのSNSを利用したフェイク広告は、登録ユーザー数の母数が多いこともあり、特に横行しており騙される人が後を絶ちません。

また、明らかに誇大表記されているにも関わらず、フェイク広告に騙され消費者センターにも多くの問い合わせが殺到しているのが現状です。

では、なぜかなりの数のフェイク広告が出回ってしまっているかというと、広告制作会社でフェイク広告を作ることが暗黙の了解となってしまっていることが原因の一つです。

TwitterやInstagramの運営側もAIや人の目を使い、フェイク広告の取り締まりを行っていますが、それ以上に毎日多くのフェイク広告が投稿されるため、処理が追い付かない上に運営側の監視の目すらも潜り抜けてしまう広告もたくさんあります。

ここまでフェイク広告が横行してしまっている背景には、広告記事を見て商品が購入されると、広告記事制作者に成果報酬が支払われるアフィリエイトという仕組みがあるからです。

ですので、アフェリエイトは悪い印象を持たれがちになっているのです。

しかし、実際のアフェリエイトは純粋な成果報酬型広告なので、フェイク広告の悪影響を受けてしまっていると言わざるを得ないのが現状です。

純粋にホワイト運営をしているアフェリエイターから見ると、かなり迷惑な行為であることには間違いありません。

フェイク広告の被害を防ぐためにすべきこと

ユーザーも仲介業者も広告主も、何らかのフェイク広告の被害を受けていることは多いです。

そこで、ここではフェイク広告の被害を防ぐために必要な3つのポイントをご紹介していきたいと思います。

そのポイントが

1. サイトの運営者情報や会社概要を確認する。
2. 表記してはいけない文言が使用されているかを確認する。
3. 誰でも投資した以上に儲けられるという話は嘘だと疑う。

の3つです。

サイトの運営者情報や会社概要を確認する

全うな会社が運営しているサイトであれば、サイトの下の方などに「運営者情報」・「プロフィール」・「会社概要」などがしっかりと明記しています。

また、「利用規約」や「プライバシーポリシー」などの管理もしっかり行われています。

ですので、上記のページが掲載されていないサイトは、まず疑うことがフェイク広告の被害を防ぐことに繋がります。

表記してはいけない文言が使用されているかを確認する

例えば、ダイエットサプリや健康食品などは薬機法を守った上で販売しなければなりません。

具体的に言うと、ダイエットサプリや健康食品は「薬」ではなく、あくまでも「食品」に分類されるため「痩せる」や「効果がある」と言った表現をすることは出来ません。

ですので、「必ず痩せる」や「効果がある」と言った文言が表示してあるサイトは危険だと疑った方が良いです。

そういったサイトはフェイク広告を掲載しているケースも多い傾向にあるため、消費者はきちんとした知識を持って利用しなければいけません。

もちろん、言葉巧みな表現をして見分けが付かないケースもあるので少し難しいですが、きちんと知識さえ身につけておけば未然に防ぐことは出来ます。

誰でも投資した以上に儲けられるという話はウソだと疑う

何でもかんでも疑ってしまうと何も信用できなくなってしまいますが、「上手い話ほど裏がある」ということを念頭に置いておくことをお勧めします。

誰でも投資した以上の利益が出るなら、倒産や借金を抱えることはありませんし、そんな美味しい話があるなら誰も働く必要は無くなります。

フェイク広告は人間の心理を逆手にとった巧妙な広告運用です。

投資した以上に儲けて成功している人達は、それぞれ試行錯誤と努力をした結果です。

簡単に手軽に上手くいくほど広告運用は簡単ではないですし、下手すると犯罪に巻き込まれるケースだって考えられます。

ですので、フェイク広告などに掲載されている上手過ぎる話は疑うことから入れば未然に被害に合う事も少なくなると思います。

まとめ

今回は、ネット業界で横行している「フェイク広告」についてご紹介してきました。

広告運用に関するセミナーなどでは、情報商材を勧めるセミナーやかなりグレーゾーンのセミナーなども開催されているため、フェイク広告とは知らずに手を出してしまう人は少なくありません。

特に初心者などは経験も知識も少ないため、フェイク広告に引っ掛かりやすかったり情報商材に手を出してしまいがちです。

またアフェリエイトのような敷居の低い副業などでは、フェイク広告や情報商材のターゲットになりやすかったりします。

ですので、上手い話や少しでも違和感を感じたりしたなら疑うことから初めて損はしません。

何かに巻き込まれては手遅れになることもあるので、自分の身は自分で守れるようにフェイク広告に関する知識は、広告運用をする際に身に着けておくことをおすすめします。