単品リピート通販のLP(ランディングページ)をみているとインフルエンサーと呼ばれるSNS上でフォロワーの多い人が商品を実際に一緒に写って口コミをしているのを見たことがあるのではないでしょうか?
実は単品リピート通販でもこの手法を使ったマーケティングが行われており、これはインフルエンサーマーケティングといわれております。
インフルエンサーマーケティングが多くの企業で取り組まれています、売れている商品をインスタグラムやツイッターで商品名で検索された時に出てきています。
多くの使用者がいるというのをこれから商品を買うかもしれない消費者にアピールするのに、インフルエンサーマーケティングはとても効果的な手法といえるとおもいます。
ただ実際にフォロワーがたくさんいる人に商品を紹介してもらったらどれくらい売れるのかはあまり知られていません。
実際に当社ではインフルエンサーに商品紹介してもらった企業の電話をコールセンターとして受けますので、費用対効果を測定しています。
実際に受注電話を受けるコールセンター側に、インスタやツイッターを見たから買いたいと電話をしてくる人は思ったほど多くありません。
フォロワーの多い方に紹介をしてもらえると爆発的に商品が売れるのではないかとあまりに期待をしすぎている経営者がいますが、爆発的に売れたりということはありませんので誤解をしない方がいいと思います。
あくまでブランドイメージをあげるための手法であると認識しておくといいかもしれませんね。
今では、ウェブ上で商品を実際に紹介をする専門の職業でインフルエンサーという新しい働き方があるほど、企業側の需要があります。
実際に企業側と、インフルエンサー(商品をSNS上で紹介する人)をつないでくれる会社もたくさんあるといった状況です。
インフルエンサーマーケティングを広告代理店にお願いした場合ですが、フォロワーの数によって費用が全く異なります、フォロワー数に応じて数円という形で単価が決まっています。
実際にお願いした場合に費用対効果がどのくらいのものなのか、この広告効果がどれくらいあるのかは実はあまり知られていません。
一般的にインフルエンサーマーケティングは従来のマーケティング手法と比較し、費用対効果が高いと言われてきました、理由としては親近感が湧くからです。
素人が実際に商品を使って、感想などを発信した方がリアリティーがあり、私もそうなれるのではないかという感覚を与えることができるのです。
例として化粧品で芸能人が広告塔として商品を紹介する商品は、芸能人はもともと綺麗だから、何を使っても綺麗なのは当たり前という風に感じてしまう人が意外に多いのです。
逆に憧れがあったりするから、ブランドイメージもあり、それでも商品は売れるのですが、ネット上では素人の方が紹介したリアリティーの方が信頼されるのです。
あなたも料理の口コミや比較サイトなどをみることがあるのではないでしょうか、人間は他人の評価がとても気になる人種であり、口コミなどを参考にして商品を購入したりするかを意思決定します。
料理でいったら食べログを参考にしたり、家電でいったら価格ドット込みで口コミをみたりして良い点と悪い点を調べてみたりといった具合です。
単品リピート通販の場合には、何かの悩みに特化したものやコンプレックスに特化した商品などを販売するケースが多いですよね。
これ実際に素人でフォロワーの多い人の方がリアリティーがあるのです、自分も同じようになれるかなっていう親近感ですね。
最近の若い世代は、ネット広告よりもSNSでフォローをしていて繋がっている人の情報を信じるという傾向にあるのです。
実際に繋がりがあるので、発信した情報は信ぴょう性が高いと判断するのです、あなたも親族や仲の良い友人からこれいいよって紹介されたら、あまり抵抗がないのではないでしょうか?
インターネットかこれだけ進化した時代だからこそ、リアリテイーとかウェブ上での繋がりというのはとても大事なのです。
単品リピート通販でのインフルエンサーマーケティングを使う場合、注意しなければならないのは、使いすぎないこと、やりすぎないことが大切です。
何事にも限度があるという、まさにいい例であり、単品リピート通販で実際に何名かのインフルエンサーにお願いしてブランドイメージを向上させるというのは効果的なのですが、やりすぎてしまうと、かえってブランドイメージを損ねてしまう逆効果になってしまいます。
ウェブ上で商品を実際に使ってもいないのに、販売して間もない商品なのに、3ヶ月使ってますとか、長年使って愛用していますなど、記載内容もしっかり考えて上げる必要があるのです。
また同じ商品に同じつぶやきや紹介方法などが同じ場合、商品は実際に使っていないのに、虚偽の内容を買いているのではないかと、お金を受け取って紹介をしているのではないかという形で、信頼が失われてしまうのです。
他の記事でも単品リピート通販ビジネスについてかいていますが、基本となるのはお客様に信頼をしてもらうことなのです。
お金を払って紹介をするような手法は商品紹介ページに載せるために、実際使用してもらって数名から数十名程度であれば構いませんが、大規模でマーケティングをしてしまうとステマと勘違いされるのです。
ステマとは「スマルスマーケティング」のことをいいます、マーケティングの手法のうち、それが宣伝であると消費者に悟られないように宣伝を行う行為のことです。
ステルスとは英語で「こっそり忍び寄る」といった意味であり、ステルス戦闘機のようにレーダー(消費者)に広告だと気づかれないように宣伝するという手法であることから造語として使われるようになり広まったと言葉である。
ステマはよくインターネット広告として使われ、健康食品や化粧品、ダイエット商品など多多用されたため、それにより被害を受けた消費者からクレームや悪評が根付いた。
またステマであると、拡散されるとメディア側が過去のステマ広告掲載をお詫びしたり、謝罪をする事態になるケースも、日本でもペニオク騒動というのがステマを使ったケースとしては有名で、芸能人側が謝罪したケースは知っている人も多いのではないだろうか。
芸能人がこれで痩せましたとか、これを使っていますとお金を受け取ってやることをいいます、実際に影響力の芸能人がネットで告知したことで、ファンが買ったりしますが、お金を受け取っているので中立的な立場で商品紹介をしていないですよね。
中立的な立場で商品を紹介していないと明らかにわかってしまう場合には、ブランド力は逆に下がってしまう、ここを意識してインフルエンサーマーケティングを使うというのがポイントですね。
もしあなたが応援している芸能人が使ってもない商品を、いかにも愛用しているように記載しているのが後から発覚したらどうですか?きっと信頼を失うはずです。
こういったステマを使った口コミサイトやユーザーレビューなどをお金を払って書かせたりする手法などが本当に頻繁しているので、やりすぎてしまうと逆に企業としての信頼を失ってしまったりするので注意をした方がいいです。
インフルエンサーという職業がなかった時代には、純粋にフォロワーがファンであり、これがいいというのを自分が使って紹介というのが普通に行われていたのです。
ですがこれでお金が入るとわかった途端に、今日はこれを紹介、明日はこれを紹介というように毎日商品を紹介するインフルエンサーも出てきてしまいました。
インフルエンサーはその依頼する人により、全く違う効果になってしまう、どの人に依頼をするのか、実際にいいねなどの評価はついているのか、どの世代に評価されているのか、他社の商品をすでに紹介していないかなど、調べて慎重に使った方がいいということです。
商品の1つの紹介の仕方でも、インフルエンサーのクリエイティブによって消費者に与える影響も全く異なってきます、過去の投稿などを参考にしてみるといいかもしれませんね。
インフルエンサーの中には商品の特徴などをしっかりみている人に、上手く紹介してくれる人も多いので、商品紹介をどのようにしているかで自分がほしくなるのかをみてみる必要がありますね、ただフォロワーの数だけみていてもダメです。
商品紹介を連発しているインフルエンサーの場合、それをみている消費者はステマ広告であると判断される可能性が高くなります、ステマ広告をみた消費者の50%以上が不信感や不快感を覚えるという統計も出ています。
これからSNSを使ったマーケティングも経営戦略として重要度が高くなると予想されていますので、上手にインフルエンサーを使うことが大切である、今回の記事ではそのことについて書きました。
まとめると単品リピート通販においてインフルエンサーマーケティングは非常に有効である、ただ一方でステマ広告と勘違いされてしまわないようにしましょうというお話でした。
当サイトでは単品リピート通販に関する商品リサーチから広告運用そのあとのCRMの記事まで記載をしていますので、ぜひ参考にしてみてください。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。