ネットショップ運営にご興味のあるみなさま。
ネットショップを開業して、利益を得たいとは思っていても、そもそもどうすれば良いのか、何から始めれば良いのか分からない、という方もきっと多いかと思います。
もちろん、未経験者でも気軽に始めることができるからこそ、ネットショップを開業する方が多くなってきているのです。
開業すること自体は簡単なことだと思いますが、それであってもいざ開業準備を始めると、ある程度の専門的な知識が必要になってくる場合がありますし、予想をしながら確実に準備を進めていかなければなりません。
そうしなければ、ネットショップを開業し、運営を始めると思わぬ落とし穴がある場合がありますし、失敗してしまうこともあるのです。
ですので、ネットショップを開業するには、かならず事前に確認しておかなければならないポイントがあります。
そこで今回は、ネットショップを開業する上での注意するべき4つのポイントについて、詳しくお話しさせていただきたいと思います。
これから今まさにネットショップの開業準備をされている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
ユーザーにネットショップに訪問してもらい、さらに購入に至るためには、まず第一にユーザー目線のネットショップを作ることが重要です。
ユーザーが「使いやすい」と思うことを第一に考え、そしてユーザーが求めている情報が掲載されているか、ストレスフリーでサイトを見ることができるか、分かりやすく見やすいサイト構成になっているか、ということを確認しましょう。
ユーザーにとって使いやすいネットショップページを作成することで、自然とSEOの成果に繋がりますので、集客効果が現れ、訪問者数が増加する傾向にあるのです。
使いやすく分かりやすいネットショップであれば、リピーターも増やしやすいのです。
ですので、ネットショップサイトの構築段階で、ターゲット層を明確にし、そのターゲットは何を求めているのか、どのような情報をどのような形で得たいと思っているのか、ということをしっかり考案していく必要があります。
そしてその結果を元に、ネットショップを作成し、作成完了後も細かな修正のため、常に確認することが重要なのです。
インターネット上でモノを販売する際には、消費者トラブルを防ぐため、「特定商取引法」が適用されます。
またさらに、ネットショップは「通信販売」ですので情報の広告掲載に関しては、「必要的記載事項」を表示しなければなりません。
この必要的記載事項というものは、「商品詳細説明」「販売数量」「販売価格」「送料」「その他負担すべき費用」「代金支払い時期」「商品引き渡し時期」「代金支払い手段」「返却特約に関する事項」「事業者名称・氏名」「事業者所在地」「事業者電話番号」を明記する必要があります。
これらすべてを確実に表示する必要がありますので、ネットショップを開業する際には必ず確認しましょう。
また、食品関係を販売する場合であれば、原材料を明記する必要があることなど、販売する商材によっては明記すべき内容が変わる場合がありますので、事前に必ず確認しておきましょう。
ネットショップは、無料のプラットフォームを用いて作ることができますので、開業資金は特に必要が無いかと思いますが、いざ開業準備をすると、思ってもみなかった出費がある場合があるのです。
ですので、特に個人で運営する場合、初期であれば利益が出ないことを予想して、無駄な出費は防ぐべきでしょう。
売り上げが上がる見込みがない場合であれば、商材の仕入れ量を減らし、コントロールしていきましょう。
ネットショップを開業し、個人事業主となる場合には、改行手続として開業届けの提出が必要になります。
開業届けを提出する場合、同じく「青色申告」はどうするか、悩む方が多いのではないでしょうか。
青色申告とは、所得税の青色申告承認申請所のことであり、これを提出しておくことで、65万円の特別控除が適用されますので、家族の給与を経費にすることができたり、赤字を3年繰り越せるといったメリットがあるのです。
ですがこの青色申告は事前に申請をしなければ、青色申告者にはなりませんので、注意が必要です。
ですので青色申告の提出を検討されるのであれば、早めの準備をしましょう。
以上、ネットショップを開業する上での注意すべき4つのポイントについてお話しさせていただきました。
ネットショップの運営は、コツをつかみ軌道に乗ってくれば楽しみながら運営することができるのですが、その段階に到達するまでは非常に厳しい道のりがあります。
今回ご紹介したポイントをしっかり踏まえて、ネットショップの成功を目標にしてくださいね。