単品リピート通販におけるネット通販で副業をおすすめしない理由

最近、政府が働き方改革を進めている背景により、一般のサラリーマンやOLであっても「副業」をする方が非常に多くなってきました。

副業をすると、今の収入にプラスとなるため、生活に少し余裕ができるのでご興味のある方も多いのではないでしょうか。

今従事している仕事は今まで通り続け、それに加えて「別の仕事」を始めることで社会貢献にもなりますし、給料以外のキャッシュポイントを作ることができるのです。

そんな「副業」と言うと、仕事の勤務時間外や休日を利用して、肉体的な「アルバイト」を想像する方も多いかと思いますが、今インターネットが普及するこの時代では、インターネット上で商品を販売する「ネット通販」を副業とする方も多くいらっしゃいます。

ネットビジネス関係のの副業であれば、肉体的なアルバイトとは少し違い、休みが無くなるという状況が特にありませんし、時間の切り売りをする必要がありません。

余暇を考慮しながら利益を得るには、ぴったりの副業だと思いますが、副業に「ネット通販」が不向きであることをご存知でしょうか。

そこで今回は、ネット通販の副業をおすすめしない3つの理由についてお話したいと思います。

今の仕事にプラスとして副業をお考えの方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

理由1:安定した収入を得ることができない

ネット通販を真剣に取り組んでいくことで、十分な収入を得ることが出来るかと思いますが、副業として、片手間にネット通販を行うことは、安定した収入を得ることは難しい場合がほとんどです。

単発で、臨時収入やお小遣いを得たいという場合には、抽選販売などが行われる人気商品やレア商品を仕入れて、通販サイトで転売をすれば良いのですが、これには継続性がありません。

もちろん、商品販売サービスを無料や低コストで利用できる時代になったからこそ、このような販売手法を気軽に行えるようになってきたので、「誰でも商品を販売する」ことはメリットとなりますが、少量であっても安定した収入をえるための副業と考えるには、運用しづらいことがあるでしょう。

理由2:販売商材を用意しにくい

ネット通販サイトの運営を1本化する場合には、それに向いた商材を用意して運営していくことは可能ですが、副業となるとその商材自体を用意しにくい点が挙げられます。

特にネット通販運営初心者の一般人であれば、商品を仕入れる方法は「知り合いのつて」もしくは「ネット上のサービス」がほとんどです。

そういった商材を、定期的に用意し続けるには、副業であれば限界があることでしょう。

また、「自分で商品を作り出す」という方法もありますが、この方法では通常勤務外に商品作りのための時間を費やさなければなりません。

もちろん、その商品がヒットし、注文が多くなればやりがいを感じることができるものの、そうでなければせっかく商品を用意したのに、売れない、買ってくれないとなると挫折してしまう方が多いことが事実です。

商材を仕入れるにしても、商材を作り出すにしても、その商材を確立させようと思えば多くの時間と労力が必要となることを忘れてはいけません。

理由3:ネット通販業務内容が多い

ネット販売サービスを利用するのではなく、自分でネット通販サイトを開設し、運営していこうと思われる場合には、多くの業務が発生します。

「商品登録作業」「商品仕入れ」「注文処理」「商品出荷」「在庫管理」「顧客対応」「トラブル対応」「アフターフォロー」「集客施策」「追客作業」「サイトページの調整・メンテナンス・更新」など、ざっくりと見てもこのような作業があります。

これだけの作業は、見ていただいて分かる通り、実店舗を経営することとほぼ同じくらいの作業内容があるのです。

これが「ネット通販の難しさ」と言えるでしょう。

今正社員として会社で働き、それと同じように情熱を注ぎショップを経営することができますか?

もちろん、その情熱がある方であれば、十分に運営していくことが出来るかと思いますが、実際にネットショップを運営していくには、手間が非常にかかりますし、顧客対応も非常に大変なことです。

業務内容が副業の片手間として行えるほどの量ではないので、ネットショップ業界を甘く見ている人は注意しなければなりません。

まとめ

以上、ネット通販の副業をおすすめしない3つの理由についてお話させていただきました。

この理由を見れば、ネット通販を副業にしようと思われる方は非常に少なくなってしまうかと思いますが、これは現実的な話だとしっかり理解しておきましょう。

もちろん、こういった副業仲間と共同でネット通販を解説し、運営していくことや、商材にこだわらず臨時的な収入を求めていくぶんには副業としても十分に成り立つことであると思います。

ぜひご自身が理想とするネット通販の形態を思い浮かべ、果たしてそれが本当に副業として成り立つのか、ということを考えてみてくださいね。