ネット通販の3つの落とし穴
今、私たちの生活に必要不可欠になってきている「ネット通販」。
一日中時間を問わず、どこに居ても欲しい商品を注文することができ、購入した商品は自宅へ配送してもらえるため、その利便性が生活の一部となっている方も多いことでしょう。
ですが、そんなメリットが非常に多いネット通販でも、知らぬ間に落とされてしまうネット通販だからこその「落とし穴」があることをご存知でしょうか?
きっとこれをお読み下さっている方の中でも、落とし穴に落ちてしまった、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、ネット通販の3つの落とし穴をご紹介したいと思います。
便利だから、といってどんどんのめり込んでしまっては、この落とし穴に落ちてしまい、後悔することがあるかもしれません。
ぜひこの記事をしっかり理解して、落とし穴に落ちないように注意して下さいね。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
ネット通販では取扱いの多い、「健康食品」や「美容品」、「化粧品」ですが、この商品を購入する際、きちんと購入形態を見ていますか?
こういった商品の場合、安価での「お試し」で購入することができるので、申し込んだものの、実はその安価であるのは最初だけで、申し込み後の数か月は「定期購入」となっており、解約できずに高額の請求が来る、というトラブルも少なくはありません。
こういったケースは、女性や高齢者に多く見られ、「お試し」という言葉や、「〇〇日間無料」、「特別料金」といった言葉で誘われ、その背景に実は定期購入の契約が隠れている、というものなのです。
実際そういった購入ページや商品説明ページでも、小さな字で「*〇〇ヶ月のご契約がご条件となります」と書いており、スマートフォンであればなかなか見えにくい文字となっているのです。
その上、その小さな字のすぐ上には、大きな飾り文字で「お試し価格」「特別価格」「実質無料」といった文字が記載されていますので、注意がそちらへ行ってしまいがちなのです。
実際にも、「初回は500円だったから購入したのに、そこから半年までは7980円だった。注意書きも小さく、どこに書いているのかも分からないような記載の仕方で、詐欺にあったように思えた」という方もいらっしゃるのです。
こういったトラブルが、ネット通販の普及と共にどんどん増えてきているので、格安商品には注意するようにしましょう。
「欲しかったブランドのバッグをインターネットで探していたら、75パーセントオフの値段で購入するすることができた!」
こういった話を聞いたことがありませんか?
実際にその商品を購入し、代金を指定の銀行口座に振り込んだものの、いつまでたっても商品が届かず、そして購入したサイトを確認すると、住所も電話番号もでたらめだった、というケースは珍しくありません。
それ以外にも海外商品を購入する際に、本物だと思って購入した商品が届いてみれば偽物だった、という話もあります。
こういったトラブルは、国内の通販サイトを装った、海外の悪質な通販サイトによるもので、販売会社と連絡が取れない場合は解決は難しいケースが多いのです。
ですので、もし、海外で取り扱う商品を購入する際は、英語で記載されている利用規約をしっかりと理解し、販売元の正確な住所と電話番号、名前が書かれているか、正規販売店よりも極端な値引きがされていないか、日本語表記に不自然なところがないか、といった点をしっかり確認しておきましょう。
今では、消費者庁のホームページにて、「悪質な海外ウェブサイト一覧」というものが公開されていますので、事前に確認しておくことも良いかもしれませんね。
困ったときは、すぐに消費者センターに相談するようにしましょう。
最後の一つの落とし穴は、どんな商品であっても、実際に自分の手元に到着し、商品と実際に阿智面するまではどんなものなのかが正確には分からない、ということなのです。
大きすぎた、小さすぎた、思っていた色味とは違った、というケースは良くある話です。
商品紹介ページには、その商品の写真が2~3枚掲載されているだけで、写真を撮る環境によって、もちろん色合いが変わってしまうのです。
そして、そういった「思っていた商品と違った」という場合であれば、返品対応をしてくれないところも多いのです。
商品を実際に見ることができるのは、商品を受け取った後でしかない、ということを忘れないでください。
以上、ネット通販の3つの落とし穴についてお話しさせていただきました。
気軽に、便利に利用することができるネット通販ですが、その利便性と同じくらい危険な落とし穴がある、ということを忘れないでくださいね。
信頼して安心できるネット通販サイトを見つけ、ショッピングを楽しみましょう。
この記事をお読みになって、今後ネット通販のトラブルに関わってしまう方が少しでも減ることができれば幸いです。