単品リピート通販の商材で向いているものと向いていないものを紹介

今の時代、一個人が誰でも気軽に商品売買を行えるようになりましたので、一般サラリーマンの副業や、主婦の方の収入源として、ネットショップを運営することが多くなってきました。

ネットショップは、ほぼ無料で開設することができますし、低コストで運用することができますので、ご興味のある方も多いのではないでしょうか。

ネットショップは一度軌道に乗ると、24時間365日自動稼働してくれるので、今の時代の商品売買の流れに伴っており、非常に便利な販売形態であるといえるでしょう。

そのため、さっそく自分もネットショップを開設して売り上げを得たい!と思われるかもしれませんが、ネットショップはそう簡単に運用できるわけではありません。

たとえば「商材」を考えてみましょう。

何を取り扱っても商品が売れるというわけではありませんし、やはり大きく二つに分けても「売れやすい商材」と「売れにくい商材」に分かれることでしょう。

どのジャンルを扱うにしても、競合は現れますので、売れやすい商材を扱ったとしても必ずしもネットショップが成功するというわけではありません。

そこで今回は、ネットショップ商材で向いているものと向いていないものについてお話していきたいと思います。

これからネットショップでの商品販売を行う上で、どのように商材選びを行えば良いのか分からない、という方はぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

ネットショップの商材として向いているもの

ネットショップと実店舗の最大の違いと言えば、「商品をすぐに手に入れることが出来ない」「商品を実際に見て触ることができない」「店員さんがいないのでその場ですぐに知りたいことを聞くことが出来ない」ということがあります。

そのデメリットを次は逆に考えてみると、取り扱う商品のヒントが見えてきますよね。

実際に手に取ってみる必要がない、そしてわざわざ質問をしなくてもその商品の性質を理解しているものであれば、ネットショップの商材として向いているものと言えるでしょう。

ユーザーが一度は目にし、購入した経験があるものといえば、まずは健康食品や化粧品などが挙げられますよね。

もちろん取り扱うものにもよりますが、基本的に同じ性質のものを選ぶことで、ユーザーはどこで購入しても同じ商品を手に入れることができるのです。

こういった商品を取り扱うには、競合他社が多くなり、商品の値段で負けてしまう恐れがありますが、そういったことを考慮すれば十分に勝ち抜いていくことができるでしょう。

そして、最近では日常生活に必要となる家電や電気系統製品も、ネットで調べて購入するユーザーが多くありますので、そこに注目することも良いポイントですね。

また、重量がある飲料水やお米、大量購入したほうが便利な日用品なども自宅まで配送してもらいたいというユーザーが多くなってきていますので、日常生活必需品もネットショップの商材には向いていますよね。

また「コンプレックス商材」と言われる、店頭ではなかなか購入しにくいダイエット商品なども、ネットショップでは需要が高いでしょう。

他社との競合になりにくい、レア商品や特殊な商品であれば、市場規模が小さくとも売り上げに大きく貢献するアイテムとなるでしょう。

ネットショップの商材として向いていないもの

ネットショップの商材として向いていないものは、「実店舗でいつでもすぐに手に入れることができるもの」が当てはまるでしょう。

そういったものの代表格といえば「生鮮食料品」が挙げられます。

生鮮食料品は、注文されてからユーザーの手元に届くまでの日数で賞味期限が切れてしまうものが多くあるので、ネットショップとしての需要はかなり低いと考えられるでしょう。

もちろん、そういったサービスを提供しているネットショップはありますが、そのようなサービスを提供できるネットショップ会社とは、背景が大きく違います。

小規模で行うネットショップであるならば、取扱いが非常に難しいと言えるでしょう。

それと同じように、日常的に使用する雑貨類も、ネットショップ商材としては不向きであると言えます。

近くのスーパーやコンビニ等に陳列されている商品を思い出してみてください。

そういった商品は、よほどの破格の値段でない限り、わざわざネットショップを利用して購入しようとは思いませんよね。

こういった商品は、「購入してすぐに使用したい」と思う気持ちが関わってきますので、販売しにくいのです。

そして、あまりにこだわっており、知名度が低く商品検索をされにくい商材も、同じく取扱いにくいでしょう。

世間に認知されていない商材を取り扱うには、まず認知を広げるための行動を起こさなければなりませんし、そのための初期投資が必要になってきます。

まとめ

以上、ネットショップ商材として向いているものと向いていないものについてお話させていただきました。

今回はいくつか例に挙げて商材紹介をさせていただきましたが、今後時代の流れによって、かつてはネットショップには向いていないと思われてきた商材であっても、取扱いやすい商材に変わるものもありますので、そういった点に注目しながら商材選びを行うことも重要ですよね。

商材選びに悩まれている方は、ぜひこの記事を参考に、自社の規模に合った適切な商材を選んでくださいね。