単品リピート通販商材選びのヒントになる、人がお金を払う理由

ネットショップの運営にご興味のあるみなさま。

ネットショップの開業準備段階で、まず悩みとなることと言えば、「何を販売しようか」ということではないでしょうか。

商材選びは非常に難しく、商材選びを間違えてしまえば、顧客に選ばれるか選ばれないかが大きく変わってしまいますので、今後の売上にも影響することでしょう。

ですが、あまりに人気の商品や有名な商品であれば、競合ネットショップが多くなってしまうので、価格競争に参戦しなければならないし、需要の少ない特性のある商材であれば、ターゲット層が狭くなってしまいますので、どちらのほうが良いのか迷ってしまうことでしょう。

もちろん、運営者自身がその商材に興味を持って、好きな商材を取り扱うことができれば、その商材の魅力を存分にアピールすることもできるのですが、絶対的にそうでない場合もありますよね。

商材選びに迷った場合には、「視点」を変えて考えてみましょう。

そこで今回は、商材選びのヒントになる、人がお金を払う理由についてお話ししていきたいと思います。

人がお金を払う理由を知ることで、人の「欲」を知ることができるので、その心理を突いた商材選びをすることができるのです。

ネットショップの商材選びに迷われている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

得をしたい、損をしたくない

人が何かに対してお金を払う最大の理由は「損得感情」にあるでしょう。

たとえば商品やサービスのキャンペーンを行っていると、「〇〇%オフで商品が買える」となると、人は「欲しい」という感情に移りやすく、購買行動に繋がりやすいのです。

何かの理由に対して「得をしたい」と思う人の欲から、人はお金を払うのです。

また、損をしたくないということも同じことが言えますよね。

たとえば保険などで考えてみても、地震保険の場合万が一地震が起きて建物が損傷した場合、実費で修理をするとなると損になってしまうから、保険に入ろうという心理が働きます。

このように人は、「得をしたい」「損をしたくない」という心理から物事を見て捉え、自分に合った価値を見出し、その価値と対等な金額を支払うことが分かっています。

悩みから解放されたい

人は誰しもそれぞれ「悩み」というものがあります。

この悩みは大小それぞれありますが、日々人はその悩みをどう解消することができるか、ということを考えていることでしょう。

ですのでその心理に伴い、人の何の悩みを解消するか、どのような解放方法を提供するか、ということを重視することが大切です。

特にネットショップの場合、商材選びの段階では悩みを解消できるような商品やアイテムを販売することで、販売しやすい商材を見つけることができますので、おすすめの切り口であると言えるでしょう。

楽をしたい

ほとんどの方は一度は「楽をしたい」という願望を持ったことがあるでしょう。

もちろん誰しも苦労をするよりも楽をしたい、と思うことは当然の感情ですよね。

たとえば自宅から会社まで、歩いて2時間の距離を人は交通手段にお金を払い楽をします。

そして、お酒を飲んで酔っ払っている時は、駅まで歩くよりもタクシーを利用します。

またさらに、エアクロを利用している方は自身でファッションの研究をすることなく、プロのコーディネーターが自分に合ったコーディネイトを提供してくれるので、それを受け入れることでしょう。

このように、人は楽をすることに対してお金を支払っていることが多いのです。

人より優位に、快感を得たい

人よりも優位な位置に立ち、その位置に対しての快感を得たい、という感情も人がお金を払う理由のひとつでしょう。

この感情は簡単に言えば「優越感」です。

人よりも幸せだ、豊かだ、優れていると思いたいという欲に対し、お金を払うことがあります。

見栄を張りたい、自慢したいという心理も、これに当てはまるでしょう。

健康的で美しくありたい

人は、「健康でいたい」「美しくいたい」「長生きしたい」という感情がありますので、この感情を考慮した商材としてはサプリメントやアンチエイジング商品が良く売れていますよね。

「病気になりたい」「不健康でいたい」という人の感情はほぼありませんので、健康面、美容麺に考慮した商材も、この先ずっと求められることでしょう。

まとめ

以上、商材選びのヒントになる、人がお金を払う理由についてお話しさせていただきました。

今回ご紹介した理由以外にも、さまざまな理由によって人はモノやサービスに対してお金を支払うのですが、大きな理由は今回ご紹介した理由であると言えるでしょう。

このような人の心理を理解し、その心理に基づいた商材を選ぶことで、販売しやすい環境を作ることができますし、需要が途絶える心配もありません。

ですので、商材選びに迷われている場合には、ぜひこのような人が持つ本来の心理を理解した選び方を行ってみてくださいね。