エンゲージメントって何?単品リピート通販広告で使用するInstagramにおけるエンゲージメントを解説!

近年では、企業のマーケティングにおいて、SNSの活用が重要視されています。その中でよく耳にする言葉がエンゲージメントです。

聞いたことのある方も多いと思いますが、詳しい内容となるとわからない方も多いようです。そこで今回の記事では、エンゲージメントについて説明したいと思います。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

エンゲージメントとは?

エンゲージメントとは、従業員の会社に対する思い入れや愛着心と言ったものを表す言葉であり、より踏み込んだ表現で表すと個人と組織が対等の関係で、互いの成長に貢献しあう関係のことを指しています。

この言葉は、主に企業の人事に関する分野において使用されることが多かったのですが、近年では、ソーシャルメディアなどにおける交流度を測る指標として用いられることが多くなっています。

このソーシャルメディアにおいて使用する際の意味合いとしては、企業や商品に対しユーザー(フォロワー)が愛着を持っている状態、分かりやすく表現すると企業とユーザー(フォロワー)のつながりの強さを表す言葉として用いられています。

ソーシャルメディアにおけるエンゲージメントとは?

多くの企業では、様々な広告などを活用し新規の顧客を獲得していますが、それだけでは、長期的に安定して売り上げを上げることは難しいとされています。

そのため、その顧客を維持していくことが必要となってくるわけです。そして、そこで重要となるのが、顧客と積極的にコミュニケーションを図ることで商品やブランドへの理解を深め、いずれはファンになってもらい顧客を固定客化すると言うことになります。

この、商品やブランドの理解を深めファンになってもらうということが、ソーシャルメディアにおけるエンゲージメントを高めると言うことになります。

つまり、エンゲージメントを高めることでファンになってもらい、さらに固定客になってもらうと言うことが重要となる訳です。

例として、Facebookであれば、「いいね!」やコメント数、シェアを押した人数、ページのリンク、画像チェックの回数などがエンゲージメントの指数となります。

インターネット上では、お互いの顔が見えない状態である訳ですから、ユーザーに商品やサービスを提供する、ユーザーに何らかの行動を促すと言った場合には、エンゲージメントを高める必要があると言うことになります。

Instagramにおけるエンゲージメントとは?

ソーシャルメディアを利用したマーケティングは、多くの企業で行われていますが、その中で近年特に注目されているのがInstagramです。

このInstagramにおけるエンゲージメントとは、Facebookと同様に「いいね!」やコメント数、さらに最近人気の高いInstagramストーリー機能への反応などが該当します。

このエンゲージメント率の算出方法は、各SNSによって異なりますが、Instagramの場合、エンゲージメント数をフォロワー数で割る方法が一般的です。

基本的にはフォロワー数の多いインスタグラマーは影響力が強いと言われていますが、例えフォロワー数が少ないとしても、エンゲージメントの高いフォロワーを有していれば、それに劣らない強い影響力があると言えます。

このエンゲージメントを高めることによって、実際にどういった効果が得られるのかというと、まず挙げられるのは、エンゲージメント数を多く獲得することにより、人気投稿に掲載され、より多くのフォロワーを獲得できると言う点が挙げられます。

この人気投稿とは、ハッシュタグで投稿を検索した際に画面上部に表示される9つの投稿のことで、これは多くのユーザーの投稿の中からInstagramによって選定されるものです。

人気投稿に選定される条件は色々あるようですが、その中の一つとしてエンゲージメント数やエンゲージメント率の高さが挙げられています。

Instagram内に広告を出す場合、広告費用が掛かりますが、この人気投稿に選定されれば費用をかけずに投稿を拡散することが可能となります。

また、エンゲージメントはSNSマーケティングを運用していく上で非常に役立つ指標でもあります。

エンゲージメントは商品やブランドに対する好感度の高さなどに影響していると考えられますので、定期的にエンゲージメント率を見直すことで、投稿する時間帯や投稿する画像の種類などフォロワーに適した投稿のあり方を分析することが可能となります。

Instagramにおいてエンゲージメントを高めるには?

Instagramをマーケティングに利用するうえで、エンゲージメントを高めるには、まず競合分析を行い、KGI/KPIなどの目標を設定することが大切です。

競合他社がどのようにInstagramを活用し、どの程度のエンゲージメント数を持っているのかを明確にすることにより、自社のポジションを把握することができます。

また、商品やブランドにおけるターゲットを明確にすることも必要です。

ターゲットを明確に設定することで投稿に統一感が生まれ、ユーザーの目線に立ったアカウントを作成することができます。

さらに重要であるのが、フォロワーとのコミュニケーションです。全てのコメントに対応すると言うのは難しいですが、少しでも反応を示すことで、ユーザーの声に耳を傾けてくれると言う印象を与えることができます。

商品やサービスの改善につながる有益な情報を得ることができる場合もありますので、ユーザーの声を大切にすると言うのは、SNS運用にとって非常に重要であると言えます。

まとめ

エンゲージメントは従来の意味ではなく、SNSにおいて企業とフォロワーのつながりを表す言葉としての使用が一般的となっているようです。

このSNSにおけるエンゲージメントは、SNSマーケティングに非常に重要な要素となりますので、正しく理解をし、エンゲージメントを高めていくことが大切です。