単品リピート通販においてメルマガよりも効果のあるフォローメールの作り方

通販サイトでは、ユーザーにメルマガを配信している方も多いと思います。

メルマガを配信することで、顧客へのフォローや顧客との距離が近くなるため非常に有効な手段の一つとなっています。

しかし、メルマガももちろん効果を発揮しますが、メルマガ以上にフォローメールの方が顧客へのアプローチには有効と言われています。

そこで今回は、メルマガではなくフォローメールの作り方を中心にご紹介していきたいと思います。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

フォローメールを作る際のコツとは

フォローメールを作る際には、いくつかのポイントを押さえておくことをおすすめします。

そのポイントというのが、

・フォローメールを送る顧客対象を増やしておく
・最適なフォローメールを送るタイミングを予め計画しておく
・アップセルやクロスセルのフォローメールを構築しておく
・メールを送るお客様の名前を必ず入れる

の4つです。

フォローメールを送る顧客対象を増やしておく

まず、フォローメールを作るのも送るのも、対象となる顧客が少なければ労力の無駄にしかなりません。

そもそもメールには、オプトイン規制があるため顧客の4~5割は「メール送付を受け取らない/許可しない」を選択します。

そうなってしまうと、必然的にフォローメールを送ることが出来る母数が少なくなってしまいます。

ですので、まずは初回購入時に「トライアル購入価格で提供する代わりにメール送付を必須にする」と言った条件を予め提示することをおすすめします。

条件を提示すれば規約違反になることもなく、フォローメールを送ることが出来る母数を増やすことが出来ます。

最適なフォローメールを送るタイミングを予め計画しておく

一口にフォローメールと言っても、扱う商品や商材によって最適なフォローメールを送信するタイミングは異なります。

代表的な例としては、トライアル商品を購入したお客様の場合、アップセルやクロスセルを行うことが多いので、2回目以降でフォローメールを送るのが一番おすすめと言われています。

ですので、自分の扱っている商品や商材に合わせて適切なタイミングでフォローメールを送ることをおすすめします。

アップセルやクロスセルのフォローメールを構築しておく

先に紹介した、アップセルやクロスセルのフォローメールを作る際にもメールを受け取った顧客の購買意欲を刺激する内容を入れておかないと意味がありません。

そこで、

・期間限定やキャンペーンを行う
・プレゼントなどを付ける
・複数回の限定オファーを周知させる

などを実践すると、顧客の購買意欲を刺激することが出来ます。

例えば、「サンプル申し込みから〇日限定特典」や「後5日でキャンペーンが終了します」と言った追い込みをすることで、顧客に「今購入しなければならない理由」を作ってもらうことが出来ます。

理由を作ることが出来れば、顧客は自分が購入する商品に対して肯定的になるので抵抗なく新たな商品を購入してくれることが多くなります。

また、期間限定キャンペーンだけでなくちょっとしたクーポンなどのプレゼントを一緒に送ることでより購買意欲が増すので有効な手段だと思います。

メールを送るお客様の名前を必ず入れる

顧客にとって、フォローメールは誰にでも送っている機械的な自動配信メールと思っている方も多いです。

そこで、顧客一人一人の名前を入れることで特別感を抱いてもらうことが出来ます。
メールの差出人名やタイトルをその顧客に合わせた内容に工夫することで、メールの開封率は1.2倍にも上がることが報告されています。

ですので、広告色を無くしお客様の名前を入れるだけで、お客様が気になるフォローメールになるので、少し面倒に感じるかもしれませんが、フォローメールを送る際には是非実践することをおすすめします。

まとめ

今回は、メルマガよりも効果のあるフォローメールの作り方についてご紹介してきました。

フォローメールを作る際には、以下の4つのポイントを押さえておくことをおすすめします。

・フォローメールを送る顧客対象を増やしておく
・最適なフォローメールを送るタイミングを予め計画しておく
・アップセルやクロスセルのフォローメールを構築しておく
・メールを送るお客様の名前を必ず入れる

また、上記の4つのポイントの中で期間限定キャンペーンやお得なクーポンやプレゼントの送付することも非常に有効な手段となります。

特に4つ目のポイントにも挙げている「メールを送るお客様の名前を必ず入れる」は、フォローメールの開封率も変わってくるので、ぜひ取り入れることをおすすめします。

顧客にとってサイトから送られてくるメールは、煩わしいと感じているお客様も少なくありません。

そんなお客様の抵抗をいかに減らし、顧客との距離を近づけることが出来るメールを送ることが出来るかが、フォローメールの効果を発揮させるためには重要になります。

ですので、メルマガなどであまり効果が出ていない場合は、今回ご紹介している4つのポイントを押さえた上でフォローメールを作成してみてください。