単品リピート通販のコンサル企業を見分けるポイント

単品リピート通販というビジネスモデルが注目を集めています、在庫管理が数種類なので管理が楽であるということ、それと利益率が高いビジネスであること、そしてリピートという安定した定期ビジネスモデルであることから、業界から注目を集めています。

「単品リピート通販」というビジネスモデルは非常に優れたビジネスモデルであるということは、社会的にも証明されており、このビジネスモデルは社会的にも大変需要があるといわれています。

大企業などが実際に単品リピート通販の業界に参入をしております、社会的な意義をあわらすかのように、単品リピート通販ビジネスを基盤とするIPOで上場をする企業もいくつも出て来ております。

単品リピート通販は収益の安定性、利益率の高さなどから今社会的意義があり参入する企業が増えているというのはここまでの説明である程度わかってもらえたと思います。

こういった時代背景があるとビジネスとして台頭してくるのが、単品リピート通販をサポートしますよってコンサルサービスを提供する企業も増えるのです。

今回は単品リピート通販のコンサルで売上を上げたいと考えている方への悩みを解決できる内容で記事を書いていきます。

単品リピート通販のコンサル企業の力を借りるまずメリットの面にフォーカスして話をしていきますね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

単品リピート通販を専門とするコンサル企業を利用するのは、経験やノウハウを短期間で手に入れることができるので、利用するのはいいと思います。

ただ単品リピート通販のコンサル企業が本当に役立つノウハウを提供してくれるのか、それを判断できないと、支払った金額が無駄になってしまいます。

厳密にいうと単品リピート通販のコンサル企業がどのようなしっかりと最初から理解しておく必要があるということです、単品リピート通販のコンサルティング業務といっても、その範囲はとても広いということです。

単品リピート通販で販売開始までのビジネスモデルをコンサルティングするものなのか、単品リピート通販の商品開発に関するコンサルティングなのか、それとも購入後のCRMでLTVを引き上げるコンサルティングなのかでアドバイスが全く変わってくるのです。

CRMとはお客様とのつながりを大事にして顧客満足度をあげる施策だったりをしたり通販の場合には販売後のアフターで冊子を入れたり、使い方をアドバイスしたりということをいいます

LTVとはお客様が生涯にどれくらいの費用を買ってくれるかという指標のことです、簡単にいうといくら総額かってくれるかという数字になります

もし単品リピート通販ですでに販売をスタートしており、売上不振に悩んでいるのであれば、その原因を特定することが必要で、実際に販売に注力するようにLP(ランディングページ=販売するためのページ)を最適化したり、そういったコンサルティングを提供する会社からアドバイスをもらう必要があります。

リピート定期通販モデルで販売不振で悩んでいるのに、購入後の顧客単価をあげるクロスセルやアップセルのアドバイスをもらったとしても全く意味のないものになってしまいます、まず売れるようになってから考える必要がある施策になりますからね。

クロスセルとは、商品販売時に別の商品も一緒に買ってくださいという販売手法のことで、ハンバーガーと一緒にポテトもドリンクもどうですかって販売イメージです

アップセルとは、より上位の単価の高い商品をかってもらうという販売手法のことで、通常バージョンを買ってもらえそうな人へおまとめでまとめ買いを誘導したり、より単価の高いプレミアムのようなものを販売するというイメージです

単品リピート通販のコンサルは通常は1ヶ月数百万円かかるといわれているので、ある程度どの部分を強化してほしいのかそれをしっかり見極められないとお金を無駄に使ってしまうことになってしまうのです。

例として自分が病気になってしまった場合、どの部位が悪いかでいく病院って変わりますよね、通販でコンサルを受けるといってもある程度の問題が浮き彫りになっていないとアドバイスができないですからね。

販売ができていないのにコンサルをお願いしたとしても、お金がでていくだけになってしまうという状況なのですから、これは販売をしているメーカーにとってはきつい状況です。

[box03 title=”まとめ”]単品リピート通販のコンサルといっても範囲があまりに広い。
まずはどの段階で悩んでいるのかをはっきりできないとコンサルをお願いすることもできないということ[/box03]

さきほど冒頭で触れたように、単品リピート通販というビジネスはなんといってもやることが非常に多く、全てを得意としているコンサル企業というのは少ないということです。

販売不振についてのコンサルなのか、物流のコンサルなのか、販売のフォローのコンサルなのか、それぞれ得意分野を持っている企業が違うということなのです。

なかなか全部が得意っていうことにはならないわけです、この分野に特化してコンサルティングをしているというのが一般的です。

単品リピート通販のコンサルを提供してくれる会社で一番多いのが販売不振で広告運用などを行ってくれるサービスが一般的には多いイメージです。

単品リピート通販をコンサル会社に丸投げしてしまって成果を出すのは難しい、全てトータルでコンサルできる企業は少ないため、そして単品リピート通販のコンサルは費用が数百万円と高い

 

単品リピート通販では継続定期の顧客の人数が増えれば増えるほど、雪だるまのように売上が積み上がってストック収入として積み上がりますから実際に軌道にのってしまえば売上はどんどん伸びるのです。

単品リピート通販でコンサルを提供する人は、今までの経験をコンサルティングサービスとして提供するわけですが、コンサルタントがどのようなバックボーンを持っているのかをしっかり確認しないといけないと思います。

自分で0から単品リピート通販を立ち上げたことがあるのかどうか、これから単品リピート通販をやるという場合にはスタートアップの場合にはなんといっても資金力がない状態からのスタートなのです。

大手通販会社で勤めていましたというバックボーンをもっている人では単品リピート通販のスタートアップのサポートをするのが難しいというのが現状です。

もしこれから0から単品リピート通販を考えているのであれば、1から立ち上げをした経験のあるコンサルタントにお願いするほうがいいです、資金がない状態からどうやってある資金を回していけばいいのかをしっかり事業者の要望をわかっているからです。

リビート通販のコンサルタントはどういったバックボーンをもっているかなどを事前に確認しておく、これが事前にできるのがコンサルタントを選ぶポイントになります

単品リピート通販のコンサルタントの選びのポイントとして次に大事なのは、どのくらいの売上規模の会社での実績があるかですね、年商数千万の会社なのか、年商5億の会社なのか、それとも売上規模が数十億の会社なのか、あなたが目指す売上はどのなのか、これが重要ですね。

単品リピート通販では数人で仕事を回すことができるので、コンサルタントが社員が何人規模の会社をサポートをしたことがあるのかそれをしっかり確認する必要があるのです、社員数名を想定しているのに、社員50名以上の会社の組織論などをコンサルされても人的リソースが足りないですからね。

こういうのを聞くとそんなの当たり前じゃないかという方がよくいるのですが、ほとんどの方はこういう誰でもわかるようなことを確認しないでなんとなくコンサルタントを選んでいるというのが現状なのです

単品リピート通販ではあなたが目指している売上規模がコンサルタントとの売上規模レベルとあっているかをしっかりチェックすることが大事です、ここが乖離しているとうまくいかないことがいい、これを事前に知ることができるのは良い点ですね

単品リピート通販でコンサルティングをする目的は何なのか、売上をあげるためなのか、LTVをあげるためなのか、広告費を抑えるためなのか、物流の改善なのか、顧客単価のアップなのか、それぞれの目的によって行う行動は当たり前ですが違うわけです。

単品リピート通販では一番大事なのはなんといってもLTVの改善なのです、LTVはLife Time Valueの略で「顧客生涯価値」と言われたりしますが、わかりやすく1名のお客様に買ってもらった金額だとイメージしてください。

単品リピート通販のLTV

単品リピート通販で一番意識しなければいけない数字がLTV(トータルでお客様が総額いくら買ってくれるのか)になるのです、この数字がわかっていれば逆算できるのでいくらまで広告費を使えるのかなどが分かるのです。

単品リピート通販では広告費を使えば使うだけ理論上はいくらでも売上を伸ばすことはできますが、実際に

売上をあげることはできたとしても、しっかり利益回収ができるのか、どのくらいの期間で回収をすることができるのか、こういった数字をしっかり理解していないと難しいのが現状です

 

当たり前ですが単品リピート通販ではLTVが高くなければ利益が出ますし、逆にLTVが数字が低ければ利益が出ずに、新規顧客が獲得できたとしても、売上は上がるが利益が出ないといった状態になってしまうということです。

単品リピート通販の利益が出るかどうかを数学的な簡単な公式にすると以下のようになります。

単品リピート通販公式

(LTV✖︎0.7)-CPA✖︎獲得顧客数
※販管費を30%として計算

単品リピート通販というのは基本的にはLTVがいくらまで引き上げることができるのか、そしてCPAをいかにして下げることができるのかで利益が変わってくるのです。

わかりやすくいうならば、1人あたりで買ってくれる総売上を引き上げて、1人あたりのお客様を獲得するコストを下げてあげればいいのです。

単品リピート通販コールセンターは外注


顧客対応の電話対応で会社のイメージが大きく変わる
お客様とのトークのノウハウが重要である
※リピート率を数%高くなるだけで利益額が大きく変わる

単品リピート通販では定期解約率がどれだけ高水準を保てるかこれによって利益額が大きく変わります、お客様と電話で話したりした際に解約阻止のトークをしたり、余ってしまっている人へは配送時期をずらしてあげたりするだけで売上に大きなプラスのインパクトを与えることができます。

ここまで単品リピート通販のビジネスモデルについて記載をしてきましたが、これ自社で最初から電話をとろうとするとノウハウもないので、非常に苦戦すると思いますし、基本的にはネガティブな電話も多いことからスタッフがすぐやめてしまったりということがあります。

単品リピート通販のビジネスモデルをしっかり理解しているコールセンターへ業務を任せないと利益が出ないだけでなくスタッフがやめていき、人材確保が難しいといった状況にもなってしまうのです。

コールセンターの顧客対応で自社のスタッフがやめる確率があがる、ノウハウのないスタッフが電話をとると解約阻止や周期変更などの案内ができない

今回は単品リピート通販の基本となる知識について記載をしました、まとめると単品リピート通販は安定性のあるビジネスであること、そしてLTVとCPAが大事かわかったと思います。

ではLTVをいかに引き上げて、CPAを下げる施策を行うかについて次回以降に書いていこうと思います、楽しみにしてください。

当社は単品リピート通販のコールセンターサービスを提供しています、バックヤード側として多くのノウハウを蓄積していますので、単品リピート通販事業を運営している企業様はお気軽にお問い合わせください。