成功するネットショップと失敗するネットショップのそれぞれ3つの共通点
今、誰でも気軽にネットショップを経営できるようになってきて、多くの人がネットショップを開設していますよね。
SNSや口コミで、成功している人気のネットショップを見かけると、「自分もネットショップを開設して、こんなふうに成功したいな」と思うことはありませんか?
ですが、競争が激しいネットショップで、誰しも全員が成功するとは限りませんよね。
多くのネットショップが経営に失敗してしまっているのです。
せっかくネットショップの開設をするのなら、成功して人気がでるネットショップを作りたいと思いますよね。
そこで今回は、成功するネットショップと、失敗するネットショップのそれぞれ3つの共通点についてお話したいと思います。
「失敗しないか不安なので、何が必要なのか知っておきたい」「失敗するネットショップって、なにがだめなの?」
きっと、そう思われている方もいらっしゃることでしょう。
これからネットショップを開設しようと思われている方、成功したいと思われていらっしゃる方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、参考にしてみてくださいね。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
成功しているネットショップは、現状を細かく理解しています。
一日の集計をマメにとり、デイリー、ウィークリー、マンスリーの集計をとっていきます。
今月はどれくらいのアクセス数があって、どのくらい購入に至ったか、顧客一人当たり平均購入金額はいくらなのか、というふうに、アクセス数や購入率、客単価をしっかり理解しておく必要があります。
なぜこの三つが必要になってくるかというと、売上を出すために必要になってくるからです。
【売上=アクセス数×購入率×客単価】というように、この三つの要素から売上が成り立つので、現状の数値をしっかり把握することが大切なのです。
成功しているネットショップの多くは、商品ページに積極的に電話番号をPRしています。
顔が見えないネットショップだからこそ、電話番号といった販売元をしっかりと明記し、購入者に安心感を与えることが大切なのです。
ネットショップで不安は絶対的にNGです。
また、顔写真を乗せることも、購入者に安心感を与えることにも繋がるでしょう。
トップページや商品ページに、店長や生産者、スタッフの写真を載せているネットショップは、写真の掲載がないネットショップと比べて125%高い、という結果も出ています。
また、ショッピング利用ガイドや決済方法、後払い決済を導入するなど、金銭面などでもしっかり購入者に安心を与え、「ここで購入するなら大丈夫」と思わせることが、顧客増加に繋がるのです。
顧客が、自社ネットショップに入った後、その顧客が商品を購入したくなるようなサイト作りや、商品写真、を作成し、買い物かごのボタン色や大きさを工夫したりすることが大切です。
人気のある成功しているネットショップのサイトページは、商品が購入しやすくおしゃれで楽しくなるような雰囲気ではありませんか?
実店舗のディスプレイや接客と同じように、ネットショップだからこその現代流行をとらえた工夫が必要なのです。
最近では、ネットショップは誰でも無料で簡単に開設することができるようになりましたが、その手軽さゆえに、計画も定めず、「とりあえずやってみよう」という気持ちから始まるネットショップは、失敗してしまう場合が多いのです。
どのターゲット層に対してどのような商品を販売したいのか、どのような販売方法で商品を販売していくのか、というシステム設定をしっかり定め、ネットショップのコンセプトを決めることが大切です。
そのコンセプトが定まっていなければ、まったく売れずに撤退していくという現実が待っているのです。
ネットショップを経営していくうえで、リピーター対策をすることは何よりも重要なことです。
新規顧客獲得も重要ではありますが、リピーターをどのようにして増やすのか、何度もアクセスしてもらえるネットショップにするにはどのようにすれば良いのか、ということをしっかりと考えましょう。
一度新規顧客に商品を購入してもらっても、二回以上購入へと至らないのであれば、売上や利益は伸びない、ということなのです。
失敗するネットショップでは、「集客方法が分からなかった」「集客を行っていなかった」という声が多くあります。
実店舗であれば、立地や環境に応じて店舗を見てもらえる可能性はありますが、ネットショップの場合であれば、何もしなくては誰にも見てもらえることはありません。
実際に売上を上げ成功しているネットショップの多くは、ほとんどの時間を集客に使い、さまざまな工夫を凝らした集客を行っているのです。
集客方法を正しく学び、集客の重要性をしっかり理解するようにしましょう。
以上、成功するネットショップと失敗するネットショップのそれぞれ3つの共通点についてお話させていただきました。
成功するネットショップのポイントをしっかりと押さえ、失敗するネットショップのポイントを反面教師とし、成功しているネットショップをお手本に、大繁盛のネットショップの運営を目指していきましょう。