通販サイトを始める方の多くが、「収入を増やしたい」・「自分で商品を販売してみたい」と思って挑戦すると思います。
そのためには、自分の運営している通販サイトで利益を上げることが出来なければ意味がありません。
しかし、通販サイトで利益を上げることは、そう簡単ではないと思っている方が多いと思います。
というのも、現在ネット上にある通販サイトの数は、星の数ほどあると言われており正直飽和状態とも言えるからです。
そんなたくさんあるサイトの中から、ユーザーに見つけてもらって更には購入してもらうには、初心者にとってはかなりハードルが高いと感じると思います。
しかし、通販サイトで利益を上げているサイトには、必ずいくつかの共通点があります。
今回は、そんな共通点の中の一つである「サイトデザイン」についてご紹介していきたいと思います。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
Contents
サイトデザインを変えることによって、売上が変わることはよくあることです。
そこでまず、売れるための「サイトデザイン」にするための5つのポイントについてご紹介していきたいと思います。
その5つのポイントが
・情報設計をしっかり行う
・サイトの骨格を正しく構築する
・PC向けとスマホ向けのヘッダーデザインにする
・ボタンとリンクを目立たせる
・フッターをしっかりと作る
になります。
まず、サイト内の情報を分かりやすく構築する必要があります。
例えば、カテゴリー分けを分かりやすくしたり、ツリーマップを見やすくしたりすると言った設計です。
ファッション系の通販サイトであれば、大カテゴリーを「女性向け」にした場合、次の中カテゴリーで「ジーンズ」や「靴」と言った部位ごとのカテゴリーにします。
そして、小カテゴリーで「ジーンズ」の種類である「レギンス」・「ガウチョ」などに細かく分類していきます。
このようにして、サイトに訪れたユーザーが自分の欲しい商品をより見つけやすくするようなサイトを作ることで、ユーザーのサイト内の回遊率が上がり、売上に繋がりやすくなります。
サイトの骨格とは、各ページで表示される部分の情報の配置のことです。
例えば、多くのサイトでは
・ヘッダー1列目:ホームボタン・ログインボタン・検索窓
・ヘッダー2列目:サイトロゴ・決済方法
・メインメニュー:商品カテゴリー・お問い合わせ先
・ヘッダー3列目:クーポン・セール・お得情報
・メインコンテンツ:人気商品・おすすめ商品
・フッター:主要カテゴリーへのリンク・利用規約
となっているケースが多いです。
しかし、あまりに情報過多になりすぎると、離脱率が上がってしまうため項目を絞りこんでも良いと思います。
ただし、ヘッダー部分とフッター部分はユーザーの目に一番止まりやすい部分なので、ヘッダーとフッターに関しては、ユーザーに見て欲しい情報を掲載することがおすすめです。
パソコンとスマホでは、表示される画面の大きさが異なります。
ですので、それぞれの画面に合わせたサイトが表示される「レスポンシブ対応」にしておくことが大前提になります。
しかし、それでも画面の大きさから表示が異なることがあるので、
・パソコンのヘッダー:スライド画像
・スマホのヘッダー:静止画のみ
と言った使い分けをした方が、パソコンからのユーザーもスマホからのユーザーも取り込みやすくなると思います。
購入ボタンやリンクなどは、売上を上げるために非常に重要な部分になります。
ですので、これでもかと目立たせることが重要です。
しかし、スマホに関してはパソコンと違いカーソルがないためより見ただけで購入ボタンと分かるようなデザインにしておくことを忘れないようにした方が良いと思います。
フッター部分は、ページを読み終えたユーザーの目に必ず止まる部分になります。
ですので、フッター部分にはユーザーの知りたい情報を掲載することをおすすめします。
そして、フッターには次のアクションを生み出す役割もあるので、このページを閲覧したユーザーに次に訪れて欲しいページなどを意図的にリンクして繋げることも非常に大切です。
このようにして、しっかりとサイトを作りこめば、自然と売上の上がるサイトに成長していくと思います。
今回は、通販サイトで利益を得るための「売り上げが上がるデザイン」として、5つのポイントをご紹介してきました。
その5つのポイントは、
・情報設計をしっかり行う
・サイトの骨格を正しく構築する
・PC向けとスマホ向けのヘッダーデザインにする
・ボタンとリンクを目立たせる
・フッターをしっかりと作る
になります。
もちろん、売上を上げるためにはサイトデザインだけではなくマーケティングなども必要になってくるので、サイトデザインだけをしっかりと作りこむのみでは足りないと思います。
しかし、サイトに訪れたユーザーがより商品を見つけやすく、購入してくれるように誘導するのは、サイト運営者の腕の見せ所でもあるので、しっかりと作りこむようにしましょう。