単品リピート通販事業でリピーターを獲得するために必要なポイントとは

この記事では、通販事業でリピーターを獲得するために必要なポイントについてご紹介しています。

通販事業において、リピーターの存在は非常に重要で、リピーターの有無によって事業の運営が左右されると言っても過言ではないと思います。

しかし、初回購入者をリピーターに繋げるには非常に難しく大変なのが実情です。

そこで今回は、通販事業でリピーターを獲得するためにどのように取り組めばよいかをご紹介していきたいと思います。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

リピーターを獲得するためのポイント

通販事業においてリピーターを確保するためには、お客様に「次も使いたい」と思って頂くことが重要になってきます。

では、お客様に「次も使いたい」と思ってもらうにはどうすれば良いかと言う話になってきますが、よく言われているのは、「メルマガなどを発行する」・「お得なサービスや特典があることをアピールする」などです。

もちろん、メルマガを発行したり様々なサービスや特典を付けるのもリピーターを確保するには非常に大切ですし、有効な手段だと思います。

しかし、最も重要なのは、

お客様がその商品に対して何を求めているか
その商品を使う事によってどのような効果が得られるのか

と言った、お客様目線になって、お客様の生の声を聴くことだと思います。

特に、初回購入をされたお客様を2回目以降も継続して購入してもらうためにアプローチするのが一番重要であり、難しいと言われています。

初回購入から2回目の購入へ繋げるには

そこで、初回購入から2回目も購入して頂くために必要になってくるのが、お客様との距離を縮めることです。

通販は、実店舗と異なり実際にお客さまと対面で接することが無いため、どうしてもお客さまとの距離があります。

しかし、お客様一人一人と親身になって距離を近づけることが出来れば、その商品そのものと共に販売者や運営側の人柄なども知る事が出来、より安心して継続的な購入に繋がるケースが多いです。

つまり、ネット通販だからこそアナログ的な人と人との繋がりが、リピーター獲得に繋がるということです。

例えば、老舗通販会社として有名な「やずや」を例に挙げると、やずやは商品そのものも新しい商品を販売したり、サプリメントだけではなく、健康食品なども展開していますが、購入すると、必ず手書き風のスタッフのお手紙や社長のコラムなどが同封されます。

たった1ユーザーが購入した決して高くもない商品にも関わらず、商品に関わったスタッフや会社のトップである社長の言葉の入った冊子などが同封される通販会社は、あまり多くないと思います。

このように、購入してくれたユーザー全てに全力で社長を初めとするスタッフが関わってくれる姿勢のお陰で、やずやは幅広い世代に支持されていると言えます。

古くから通販会社として運営している企業が、実際にお客様との距離を縮める取り組みを行って結果を出しているのだから、より新しい企業や商品を販売するのであれば、開発者や販売側の人柄や会社方針などを惜しげもなく公開した方が、結果的にリピーターに繋がると思います。

昨今は、様々な商品が販売されており、正直お客様の目は肥えていると思います。

そこで、より差別化するためにもそれぞれの会社の特色やどのような会社なのかを知ってもらうことで、お客様との距離を縮め、リピーターに繋げるのが最も有効な手段の一つではないかと思います。

まとめ

今回は、通販事業でリピーターを獲得するために必要なポイントについてご紹介してきました。

そのポイントとは、「お客様との距離を縮めること」になります。

そして、お客様との距離を縮めるために必要なのが、

お客様がその商品に対して何を求めているか
その商品を使う事によってどのような効果が得られるのか

と言ったお客様の生の声や意見になります。

そして、よりお客様との距離を縮めるために、手にしてもらった商品を作っている会社や企業の社風や人柄などを積極的にアピールしていくことがリピーター獲得に繋がるのだと思います。

上記でも書いている通り、現代の日本ではあらゆる商品が販売されており類似商品もたくさんあります。

似たような商品がたくさんある中で、ユーザーがどの商品を選ぶかの決めてなるのが、口コミなどはもちろんですが、販売元である企業や事業主の人柄などになると思います。

ですので、もちろん主人公は販売している商品そのものですが、その商品の背景にある企業や事業主の印象なども、通販事業においては非常に重要なリピーター確保の要素になるということです。

自分の購入する商品が、どのような会社が作っていてどのような背景があるかというのは、お客様にとっては興味を持って頂くことが出来るキッカケになりますし、より深いファンを獲得することが出来るチャンスでもあります。

そして、企業や事業主側としても他社競合との差別化を図ることが出来る部分でもあるので、リピーターを確保したいのであれば、企業側や販売側の情報をオープンにするのもリピーター確保の一つの手段ではないでしょうか。