単品リピート通販サイト運営で失敗してしまうコンテンツの特徴とは

通販サイト運営で、コンテンツを充実させることは非常に重要な部分になります。

しかし、ただコンテンツを増やしたりするだけでは、利益を上げることには繋がりにくいと思います。

実際に、アクセスはそこそこありコンテンツも充実しているにも関わらず、利益を上げることが出来ていない通販サイトというのはたくさんあります。

そこで今回は、通販サイト運営で失敗してしまうコンテンツの特徴をいくつかご紹介していきたいと思います。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

紐づけがしっかり出来ていない

通販サイト運営で失敗しているコンテンツの特徴としてよく挙げられるのが、紐づけがしっかり出来ていないと言う点です。

例えば、Aという商品の特徴やおすすめポイントなどをしっかり紹介しているページから、キラーページと呼ばれる、利益を上げることが出来る商品販売ページへのリンクが繋がっていないと言ったパターンなどがあります。

このような場合、せっかくAと言う商品の紹介文を読んでくれたユーザーを逃してしまう可能性は非常に高いと思います。

それだけ利益を上げるチャンスを逃しているという事になります。

ですので、通販サイトにおいてユーザーの導線をしっかりと確保されたページ同士の紐づけは非常に重要ということです。

この部分だけを修正するだけでも、そこそこアクセスのあるサイトであれば、改善されると思います。

そもそものコンテンツ量が少ない

主に、立ち上げたばかりの通販サイトに当てはまるケースが多いですが、通販サイトである以上、一定数のコンテンツの充実は必須事項だと思います。

もちろん、通販サイトの中には単品通販のような販売方法もあるので、一概には言えませんが、様々な商品を扱うのであれば、ある程度のコンテンツを充実させることは非常に大切だと思います。

例えば、Bという商品を販売したいと思うのであれば、Bと言う商品と一緒に使えば得するようなCと言う商品を組み合わせて使うことで、より効果を実感出来るようなコンテンツも作ることも可能だと思います。

ですので、通販サイトを立ち上げたばかりであれば、一先ずコンテンツの充実を優先的に実践してみることをおすすめします。

何をしたいのかが分からないコンテンツ

簡単にいうと、無駄なコンテンツを量産しても意味がないということです。

例えば、ボールペンのような文房具系を販売する通販サイトで、料理のマメ知識を紹介されていても「なぜここで料理のマメ知識を?」と疑問に感じると思います。

もちろん、2番目で紹介したコンテンツの量を増やすことは、通販サイト運営において非常に重要なポイントですが、サイトで扱う分野とあまり関係のない知識や紹介文はユーザーの離脱率にも繋がってしまいます。

また、似たようなコンテンツばかりを量産してしまっても、その似たページ同士がいがみ合うような現象(カニバリゼーション)が起こってしまい、サイトそのもののネット上での評価が下がってしまうことにもなり兼ねません。

ですので、無駄なコンテンツの量産も通販サイト運営では失敗してしまう典型例なので、注意しておいた方がよいと思います。

まとめ

今回は、通販運営で失敗してしまうコンテンツの特徴として3種類ご紹介してきました。

その3種類というのが、

・紐づけがしっかりとされていない
・コンテンツの量が少ない
・無駄なコンテンツの量産

になります。

通販サイト運営では、基本的にネット上の特性なども関係しますが、コンテンツを充実させることは、その分商品をたくさん扱っていると認識されることも多いため、コンテンツの充実は非常に重要になります。

ただし、先に紹介している通り、無駄なコンテンツを量産したり似たようなコンテンツばかり作ってしまっては、サイト内での共食い(カニバリゼーション)にもなり兼ねないため、しっかりとしたサイト構成を行うことも非常に大切になります。

そして、通販サイト運営で失敗してしまうコンテンツの特徴の中でも特に典型例と言えるのが、キラーページへの紐づけとユーザーの導線がしっかりと確保されていないということです。

ユーザーの導線確保というのは、通販サイトではもちろんのことECサイトやアフィリエイトサイトのような、サイト上で利益を発生させるビジネスを行っているのあれば共通している気を付けるべきポイントになります。

ユーザーの導線をしっかり確保して、コンテンツ内のキラーページとの紐づけをしっかり行うだけでも、利益率は上がりますし、サイトからのユーザーの離脱率は下げることが出来ます。

これは、意外と出来ていないサイトが多いので、アクセスの割に利益が上がっていないサイトは是非一度、自分のサイトのリメイクや修正を行ってみることをおすすめします。