今、ネットショップビジネスが非常に普及しており、大手企業だけでなく個人事業としても運用しやすいとして、新たなビジネスモデルとして注目を集めています。
顧客ターゲットはパソコンやスマーとフォンを所有しているユーザーに向けられたビジネスですが、ほとんどの方は常にスマートフォンを所有しているので、スマートフォンを所有しているユーザーにターゲットを絞り、ネットショップを運用していきたいと思われる方も多いのではないでしょうか。
今では過半数のスマホユーザーは、スマートフォンにECアプリをインストールしていますので、スマートフォンからのEC利用は避けて通れない道となっていることでしょう。
ユーザーがネットショッピングを利用する際、よく利用するデバイスは、スマートフォンが70%以上です。
ユーザーにとって、スマートフォンは、パソコンよりも身近にあるものですので頻繁にアクセスしやすいと考えて良いでしょう。
ですから、スマートフォン顧客に向けたECサイトページを作ることが非常に重要なのです。
そこで今回は、スマートフォン顧客向けの買いたくなるようなECページ設定についてお話ししたいと思います。
これからインターネットショップを開設し、運営していこうと思われている方、ページ設定について不明点がある方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
Contents
まず最初に大切なことは、パソコンページと同様、スマートフォンページであっても商品の説明となる写真と動画に注目して見ましょう。
写真や動画で商品の特徴をしっかり伝えなければなりませんので、いかに活用していくか、ということが非常に重要なのです。
パソコンであれば、大きな画面がありますので、多少細かな字でもユーザーは目を通してくれるのですが、スマートフォンであれば画面自体がとても小さいので、写真と動画でビジュアルに最重要視しなければなりません。
同商品であっても写真であれば最低5枚、動画であれば20秒ほどの商品説明を用意することが望ましいです。
また、特にアパレル関係のネットショップである場合、実店舗のように顧客は商品を直接手にとって見ることができない分、十分な商品説明がなければ商品を購入してくれることはありません。
一つの商品であっても、さまざまな角度から写真や動画撮影を行い、そしてスライドして商品をすぐに見れるような工夫も必要となるでしょう。
スマートフォンだからこそ、ユーザーは片手間で商品を見たり、隙間時間に商品ページを閲覧することを考慮して、出来るだけ操作しやすく、そして動画であれば出来るだけ短くするなど、スマートフォンと相性の良い写真と動画を掲載することで、ユーザーの商品への関心を高めることができるのです。
まずはネットショッピングサイトのトップページに、特集ページを大きく掲載したり、商品ページには、商品写真を大きく、そしてたくさん掲載し、スライドの動作で簡単に商品を切り替えることができるようにしましょう。
また、カラーバリエーションや商品特徴なども同ページの下部分に掲載しても良いですね。
PCサイトであれば、商品の詳細選定を行う際にプルダウンを用いるかと思いますが、スマートフォン向けサイトでは、色やサイズなど、それぞれにカートボタンを設置すると、よりユーザーに使用しやすいと思ってもらえますし、すぐに目的の商品を購入することができるでしょう。
スマートフォンとパソコンの大きな違いは、操作方法にあります。
パソコンはマウスを用いて、ページ移動をおこなっていくことに対し、スマートフォンは指でスクロールしながら操作していきますよね。
ですから、一人がネットショップページを閲覧する時間帯は非常に短いと言えるでしょう。
少しでもネットショップに滞在する時間を延ばすためにも、トップページに「特集商品掲載」や「SALE情報」などを記載し、トップページからカテゴリー別のページに誘導していきましょう。
そして、サイト自体のファンになってもらい、リピーターになってもらうには、1週間から2週間の間に新商品を追加することを繰り返したり、ネットショッピングサイト内にブログ等を設置し、毎日更新したりするなど、サイト自体を活性化させなければなりません。
トップページにカテゴリー別にページを作成し、その中で「新着」「再入荷」「送料無料」などのおすすめとするポイントを大きく掲載し、目立たせましょう。
そうすることで、ユーザーへのアイキャッチになりますので、有効的であると言えるでしょう。
以上、スマートフォン顧客向けの買いたくなるようなページ設定についてお話しさせていただきました。
これまでお話しした通り、パソコンとスマートフォンのそれぞれの顧客には、商品の関心を高めるための見せ方が違います。
より効率的に売り上げを上げていくためにも、ぜひスマートフォンユーザーに注目した商品ページを設定してみてくださいね。