TwitterやInstagramなどのハッシュタグをマーケティングの活用方法とは

ハッシュタグをマーケティングに有効活用するには?

近年、TwitterやInstagramなどのSNSの普及により、SNSをマーケティングに利用する企業も増加しています。

そのSNSマーケティングにおいて、最近重要視されているのがハッシュタグです。

このハッシュタグは、その特性を活かしうまく活用することで高い宣伝効果を発揮することが可能となります。そこで今回の記事では、ハッシュタグの活用方法について説明したいと思います。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

 

ハッシュタグとは? 

ハッシュタグは、TwitterやInstagram、FacebookなどのSNS上において、投稿の前に「#」マークを付与することで投稿をカテゴライズ化し検索を容易にするものです。

これにより、同じキーワードや話題を投稿しているユーザー同士での情報の共有が可能となります。

例として、#夏休みと投稿することで、夏休みを検索しているユーザーに見つけてもらいやすくなり、反対に#夏休みと検索すると、夏休みの投稿をまとめて閲覧することが可能となります。 

このハッシュタグはTwitterで誕生し、Instagram、Facebook、YouTubeなどのSNSに広まっていった機能です。

このハッシュタグ文化を誕生させたのはTwitterの一ユーザーであり、のちにTwitterが公式に採用したという経緯があります。

 

ハッシュタグの使用方法とは? 

ハッシュタグを使用する際に、特別な登録などは必要ありません。設定したいキーワードの前に「#」を付け、前後にスペースを空けることで、自動的にハッシュタグと認識されます。

この時「#」は必ず半角でなければならず、全角の「#」を付けてもタグとして認識されませんので注意が必要です。

また、日本語、アルファベットは利用できますが、記号や句読点、スペースなどは使用できません。 

ハッシュタグは投稿に対し何個でもつけることが可能です。

複数のハッシュタグをつける場合は、一個づつスペースで区切りを付けることで認識されます。

ハッシュタグの数が多いほうが、より多くのユーザーの目に止まりやすくなりますので、複数のハッシュタグをつけるユーザーが多いですが、あまりに多すぎる場合迷惑行為と認識されることがありますので注意しましょう。

ハッシュタグの使用方法に明確なルールはありませんが、投稿内容に合ったキーワードを選定する、一つの投稿に対しハッシュタグは2から3個ほどにする、長すぎるキーワードは使用しないといった点に注意して行う必要があります。

 

ハッシュタグをマーケティングに活用するには? 

ハッシュタグは、SNSユーザーに幅広く使用されていますが、SNSを利用したマーケティングを行う場合にも、非常に重要な要素となります。

ハッシュタグをマーケティングに利用するメリットとしてまず挙げられるのは、もともとユーザーに普及しているジャンルのハッシュタグをつけることで、ターゲットにピンポイントで投稿を届けることが可能となるということです。

例として、ドッグフードのキャンペーンを行う場合、#犬や#犬の散歩などのハッシュタグをつけることで、犬を飼っているユーザーに直接情報を届けることができるというわけです。 

また、キャンペーンやプロモーションの参加率の向上にもハッシュタグが有効です。従来、キャンペーンやプロモーションなどを行う際には、メールアドレスや個人情報の登録が必要でした。

しかし、この登録という行為を避けるユーザーは予想以上に多く、キャンペーンやプロモーションの大きな障害となっていました。

しかし、現在ではキャンペーンやプロモーションの参加の際に、ハッシュタグをつけて投稿するだけで良いものが増えており、これがユーザーのキャンペーン参加へのハードルを下げ、参加率を劇的に向上させています。 

さらに、投稿の管理や検索にも、ハッシュタグの利用が効果的です。

複数のアカウントを利用している場合、投稿内容をまとめて管理する必要がありますが、この時それぞれのアカウントの投稿に共通のハッシュタグをつけることで、そのハッシュタグを検索するだけでそれらの投稿を一元管理することが可能となります。

 

各SNSのハッシュタグの使用方法 

ハッシュタグは、SNSで幅広く利用されていますが、SNSそれぞれに使用方法に違いがあります。

Twitterは、ハッシュタグ発祥のSNSですが、基本的にハッシュタグの仕様はあまり多くなく、使用されていたとしても1~2個程度がほとんどです。

また、Twitterの公式でもハッシュタグの使用は、1つのツイートにつき2個までにすることを推奨しています。

これは、Twitterが140文字までと制限があることと、宣伝や広告に関する投稿を避けるユーザーが多い点が要因と考えられています。 

Instagramは、他のSNSと比べ独自性の強いSNSであり、現在最もハッシュタグが活用されています。

ハッシュタグ検索が盛んに活用されており、ハッシュタグの数も1つの投稿につき10個以上付けられているものが多くあります。

そのため、Instagramでハッシュタグをつける際には、10個以上のハッシュタグをつける、ビッグワードだけでなくスモールワードも活用する、見やすいように文字数の順にハッシュタグを並べるといった点に注意すると効果が出やすいとされています。

Facebookでもハッシュタグが盛んに活用されていましたが、その際に過剰な宣伝行為などがあったため、現在ではハッシュタグの利用は避けられている傾向があります。

そのため、ハッシュタグをつけても大きな効果はないと考えられますので、検索用に1から2個程度つける位に留めておくほうが良いでしょう。

まとめ 

ハッシュタグは、SNSでマーケティングを行う際には、非常に重要となりますが、SNSによってはハッシュタグに良いイメージを持たないユーザーが多いことがあり、特にFacebookでは、現在あまり好まれていません。

そのため、SNSそれぞれの特性やハッシュタグに対するユーザーの対応などを考慮の上、マーケティングを行うことが重要となります。