D2C

D2Cで求められるサスティナブルな配送とは?

現在、ビジネスの世界でよく耳にする言葉に、サスティナブルと言う言葉があります。

この言葉は、環境問題に関する言葉ではありますが、D2Cを含むビジネスの世界で注目を集めているのです。

その中でも、話題となっているのが、商品の配送にサステイナブルな取り組みを導入することです。

これは、アメリカのD2Cブランドが実際に行っているサスティナブルな活動であり、多くの消費者から支持されているものなのです。

そこで今回の記事では、D2Cにおけるサスティナブルな配送について説明したいと思います。

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サスティナブルが求められるのはなぜか?

サスティナブルとは、近年世界的に大きな問題となっている地球温暖化やそれを原因とする大雨による大規模な災害など、現在地球が抱えている環境問題を解決していくために誕生した言葉です。

この言葉は、直訳すると「持続可能な」と言う意味を持ち、サスティナブルな社会、サスティナブルな活動と言ったように使用されています。

つまり、サスティナブルな社会とは、

持続可能な社会を意味し地球の環境を保護し、本来の美しい地球において生活を続けていける社会のことであり、サスティナブルな活動とは、そのために地球の環境を守る活動を続けていくということになります。

しかし、言葉ばかりが注目をされても、実際にサスティナブルな社会を実現するのは容易なことではありません。

現実に、地球の環境は破壊され続けており、地球温暖化の弊害が至る所で出ているのです。

また、現在地球全体の人口は急増しており、さらなる環境の破壊が懸念されています。

これらの重大な問題に立ち向かうためには、世界的に協力し合うことが重要であり、その前にまず、個人一人一人が意識を変えていくことが必要です。

そして、この流れはビジネスの世界にも及んでおり、サスティナブルな取り組みを行う企業が急速に増えているのです。

特に、D2Cが誕生したアメリカでは、このサスティナブルを標榜するD2Cブランドが続々と誕生しており、消費者から高い支持を得ています。

このようにビジネスにおいて、サスティナブルが注目されるのは、これに対する消費者の意識が高まり、企業にもそれを強く求めるようになっているからです。

しかし、消費者がサステイナブルへの関心を高めたとして、個人で活動をするには限界があります。

そのため、サステイナブルに関心の高い消費者は企業にそれを求めるのです。

実際に、取り組みを行っている企業と行っていない企業があれば、現在の消費者の多くは取り組みを行っている企業を支持するのです。

そして、それ故に多くの企業が、サスティナブルへ高い関心を持っているのです。

サスティナブルな配送とは?

現在ではD2Cブランドの多くが、それぞれ独自のサスティナブルな取り組みを行っていますが、

その中でも注目を集めているのが、サスティナブルな配送を行っているヘアケアのD2Cブランド「Davines」です。

このブランドが行うサスティナブルな配送とは、商品の配送に伴いCO2排出量をオフセットするために、配送料金を増額するかどうかを選択できると言うものです。

このブランドは、2005年より、このCO2排出量をオフセットすると言う取り組みを開始しました。

このオフセットとは、相殺する埋め合わせると言った意味を持つ言葉であり、

この場合には、商品の製造に伴うCO2排出量を、これに取り組む組織へ寄付することで相殺すると言う意味で使用され、実際に、エチオピアの土地や森林の再生に取り組む非営利団体への寄付を行っています。

消費者は、このブランドの商品を購入する際に、配送料を上乗せすることを選択するだけで、この取り組みに参加することができるのです。

実際に、この取り組みを開始してから、平均で2割の消費者がこの取り組みに賛同し、オフセットを選択しています。

サステイナブルに対する消費者の関心は年々高まっているため、オフセットを選択する消費者の割合は、現在は2割程でも、今後増えていくと考えられています。

また、このブランドが支持されている理由は、このような取り組みを行っていることだけではありません。

取り組みを実際に行っているにもかかわらず、それを過剰にアピールしないことに消費者の多くが好感を持っているのです。

サステイナブルな取り組みを行っているD2Cブランドは多くあり、そのほとんどは真摯に問題と向き合っています。

しかし、中には、サステイナブルな取り組みを行っていることを、宣伝に利用しているブランドもあるのです。

それらのブランドは、自社ECやSNSを利用し、過剰なまでにサステイナブルな取り組みを行っていることを消費者にアピールしているのです。

現代の消費者はそれほど甘くありませんので、そのようなブランドの宣伝に踊らされることはありません。

そのブランドが信頼に値するかどうかをしっかりとみているのです。

そして、その消費者が信頼し、支持するのが、「Davines」のようなブランドなのです。

このブランドは、現在も活動を続けており、今後さらに強化していくことを公表しています。

今後は、日本においても、このような取り組みを行うD2Cブランドが増えていくと考えられます。

まとめ

サスティナブルは、現在ではビジネスにおいても無視することはできないほど重要な問題となっています。

消費者の多くがこのサスティナブルに強い関心を示している以上、企業はそれに応えていく必要があるのです。

特にアメリカのD2Cブランドは、そのほとんどが何らかの形でサステイナブルな取り組みを行っています。

その中で、早い段階から活動を開始し、消費者の支持を着々と得ているのが、今回説明したサスティナブルな配送を行うブランドなのです。

このブランドと同じ活動を行う必要はありませんが、D2Cにおいては、このような取り組みを行うことが、消費者の支持を得るための近道でもあるのです。

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