D2Cビジネスで成果を出すためのFacebook広告の手法

「こんな商品があれば良いな」というアイデアのもと、商品を製造し、自身でブランドを立ち上げ、商品を販売する企業家が多くなっています。

このように、自らで商品の企画や製造、販売までを一貫して行うビジネスモデルは「D2C」と呼ばれており、小規模事業者や大手メーカーからも注目を集めています。

インターネットの普及により、消費者はいつでも世界中の情報を瞬時に検索できるようになり、SNSの普及により、画像や動画をベースとしたコミュニケーションを取ることができるようになったことにより、D2Cのような直販型のビジネスモデルはこれまでにない強力なものとして、生まれ変わったのです。

D2Cビジネスを行う上では、集客に注力しなければならないのですが、集客方法として導入すべきものは「Facebook広告」でしょう。

SNSが発達した上で盛り上がりを見せているD2Cビジネスだからこそ、SNSを積極的に活用していかなければなりません。

そこで今回は、D2Cビジネスで成果を出すためのFacebook広告の手法について、詳しくお話させて頂きたいと思います。

今後より効率よくD2Cビジネスを進めていきたいと思われている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

Facebook広告の手法

・自社運用

Facebook広告を完全に自社で運用する場合、まずはFacebook広告アカウントを開設し、Facebook広告マネージャーを設定します。

そして広告戦略の策定や、予算と成果のシュミレーション、広告クリエイティブの作成、マーケティング調査、競合調査など、多岐にわたる専門的な業務を担うことができる人材が、もし社内にいるのであれば、一定の成果を期待することができるでしょう。

自社内でFacebook広告を運用することで、外部委託費が発生せず、自社内にFacebook広告運用のノウハウを蓄積させることができます。

ですがもし、社内に十分なスキルを持った人材が居ない場合は、手探り状態で運用を行わなければなりません。

ある程度の基本的なノウハウを得ることができるようになるまでには、1~2年程かかると言われており、この期間は成果に期待することができず、広告費が赤字になってしまうことも珍しくはありません。

そしてノウハウを得るための研修などに参加するとなっても、時間とコストも必要になってくるでしょう。

・外部委託

Facebook広告の運用を外部委託する場合には、高い専門性と十分な実績を持ったマーケティング会社を選定していきます。

もし自社内に十分なスキルを持った人材がいない場合には、ゼロからスタートさせなければなりませんので、成果が十分に出るまでにかなりの赤字を覚悟しなければならないのですが、専門家にFacebook広告の運用をそのまま任せることで、より効率よく、そしてスムーズに広告プロジェクトを推進することができます。

また、委託するマーケティング会社によっては、コンサルを受けながら運用していくことが出来る場合もありますので、そのような会社を選定することで、自社内にもFacebook広告の運用のノウハウを蓄積することができるでしょう。

外部委託することで、当然のことながら費用が発生するのですが、「自社運用の方がコストが低い」というわけではありませんので、注意しましょう。

信頼することができる専門家に委託することで、費用対効果を考えても、良い結果に繋がりやすいのです。

Facebook広告の基礎知識

Facebook広告は、まずFacebookビジネスマネージャー、Facebook広告アカウントを取得し、マネージャーメニューにて、広告キャンペーンや広告セットなどの設定を行っていきます。

そしてFacebook広告マネージャーにて、広告クリエイティブを作成し、Facebookによる審査を通過すれば広告が配信されます。

専門用語が多いようにも思えますが、実際には画面の指示に従って必要な設定を行うだけですので、広告出稿自体はそれほど難しいものではありません。

まとめ

以上、D2Cビジネスで成果を出すためのFacebook広告の手法について、詳しくお話させて頂きました。

Facebook広告そのものは簡単に出稿することができるのですが、それで成果を出すことは非常に難しいのです。

他のアクセスツールなどと連携することにより、実際に何人のユーザーがその広告を見たのか、実際にその広告を見て商品を購入した人は何人いるのか、広告を経由してどれくらいの売上があがったのか、などを正確に把握することができます。

Facebook広告は適切に運用すれば、非常に効率的に大きな成果を期待することができ、D2Cビジネスに良い影響を与えますので、まだFacebook広告を運用していないという方は、ぜひ運用を検討してみてはいかがでしょうか。