D2Cに欠かせないソーシャルメディアの使い方

D2C 2022年6月28日

現代は、どのメディアよりも、ソーシャルメディア(SNS)の影響力が高くなっています。

特に、若い世代のSNSの利用率は高く、また、利用方法も変化しているのです。

そのような状況の中では、ビジネスにおいても、SNSを重要視することが求められ、もともとSNSを重用するD2Cビジネスにおいても、さらにSNSを活かすことが求められているのです。

そこで今回の記事では、D2Cに欠かせないソーシャルメディアの使い方について説明したいと思います。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

Contents

変わるSNSの役割

現在のビジネスでは、ソーシャルメディア(SNS)を活用することが欠かせない事となっています。

これは、SNSが、現在の消費の中心となっている世代、さらにこれから消費の中心となる世代にとって欠かせないものであるからです。

これらの世代は、早い段階からインターネット環境が整備されており、スマートフォンも普及していました。

そのため、それらの扱いに長けており、もはや、それらなくしては生活ができないと言うほど生活に定着しているのです。

そして、その中でも、その世代から圧倒的に支持されているのがSNSです。

そもそも、SNSはユーザー同士がコミュニケーションをとるツールとして利用されてきましたが、現在では、その役割は進化しています。

これまでは、検索エンジンの利用が一般的であった情報収集の役割や、さらには、ECサイトの役割までも担うようになってきているのです。

SNSがこれほど支持され、それに伴い進化している以上、ビジネスにおいてもSNSを軽視することはできません。

最近では、新しいビジネスだけでなく、大手企業までもが、SNSの運用に注力しており、今や、SNSはビジネスにおいて最も重要視すべきメディアとなっているのです。

現在では、実際に、ほとんどの企業がSNSの公式ページを持っています。

その中でも、D2Cビジネスは、そもそもがSNSを軸としたマーケティングを行うビジネスであり、全てのD2Cブランドは、SNSを運用していると言っても過言ではありません。

しかし、運用しているからと言って、全てのブランドが効果を得ているかと言うと、そうとは言い切れないのです。

D2C企業に限らず、ビジネスにおいてSNSを運用する場合、単に利用しているだけでは効果を得ることができません。

他のマーケティング戦略と同じように、しっかりと戦略を立てて運用していく必要があるのです。

その戦略の立案に、まず重要となるのが、ターゲットを明確にする事です。

これは、マーケティングにおいて基本とも言えることですが、誰に対してメッセージを届けようとしているのかをはっきりとさせなくては、効果的なマーケティングは行えません。

ターゲットを明確にすれば、そのターゲットが何を求めているのか、何に関心を持っているのか、どのようなライフスタイルなのか、どんな悩みを抱えているかを深堀りし、メッセージ性を高めていくことができるのです。

次に、重要となるのが、そのターゲットに適したSNSを使用する事です。

ターゲットが利用していないSNSでメッセージを発信しても何の意味もありません。

効果を最大限にするためには、自社のターゲットがどのSNSを利用しているかを知り、それを活用することが必要なのです。

また、自社と似たようなブランドが、どのSNSを利用しているか、どのようなマーケティングを行っているか、そのマーケティングにより効果は出ているのかを探ることも重要なことです。

真似をする必要はありませんが、どのような層がそのブランドをフォローしているのかを見れば、自社の適切なターゲット層も自ずと分かってくるのです。

そして、これらをもとに戦略を立てたうえで、マーケテイングを行っていく中で、重要となるのがその戦略が正しいかを確認することです。

自社が定めたターゲットに訴求することができているのかを、実際に自社のSNSをフォローしてくれているユーザーと見比べることで確認するのです。

ここで、ターゲットとフォロワーに違いがなければそのままの戦略で構いませんが、両者にずれがある場合には、戦略が間違っていることになり、改善が必要となるのです。

また、この時に、自社のフォロワーを観察することも重要なことです。

フォロワーがどの投稿に反応しているかなど、フォロワーの興味や関心を常に観察し、それを次の活動に繋げていくことが大切になるのです。

数年前までSNSは、若い世代のコミュニケーションツールと捉えられてきましたが、今では、その役割は変化しており、情報の収集や購買活動など様々な用途で利用されるようになっています。

今後もこのSNSの進化は続いていくと予想されており、ビジネスにおいても、今や最も重要視されるメディアとなっているのです。

D2Cビジネスでは、もともとSNSを利用するのは基本的なこととなっていますが、これからの時代は、今回説明したように、さらにSNSを巧く活用していくことが求められているのです。