D2Cでも応用可能!Twitter活用の成功事例!

D2Cビジネスは、SNSを効果的に活用することが求められるビジネスです。

そのため、ほとんどのブランドが、SNSをマーケティングに利用しています。

特に多いのが、Instaglamの活用ですが、なかには複数のSNSを併用しているブランドもあり、その中で注目されているのがTwitterです。

Twitterは、拡散性が高いと言う特徴があり、中には、その特徴によって事業を大きく拡大することに成功したブランドもあるのです。

そこで今回の記事では、D2CにおけるTwitterの重要性について説明したいと思います。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

Twitterとは?

Twitterは、SNSの1つで、140字以内の文章を無料で投稿することができるサービスです。

スマートフォンやパソコンから閲覧、投稿することが可能で、文字だけでなく画像や動画を掲載することもできます。

一般的には、日常の些細な出来事や、趣味や嗜好に関する事柄を投稿するために使用されており、日本国内だけでなく、世界中の人と情報を共有することができます。

SNSにはいくつかの種類があり、それぞれ異なる特徴があります。

このTwitterの特徴は、拡散力が高く、情報を広く素早く広めることができる事、リアルタイムで情報が追えると言うことです。

他のSNS比較しても、他者との情報の共有がしやすく、情報を広い範囲に届けることができます。

ただし、その情報が正しいとは限らないため、間違った情報が拡散されてしまうこともあります。

D2Cも活用するTwitter

現在では、マーケティングにおいて、このTwitterを含むSNSを活用するケースが増えています。

現在消費の中心となっている消費者の多くは、デジタルに親和性が高く、SNSを日常的に利用していることが多いのです。

それ故に、多くの企業がSNSでのマーケティングに注力しているのです。

D2Cビジネスも、SNSをマーケティングの軸としています。

特に多いのが、画像や動画の投稿を主としたInstaglamです。

このInstaglamは女性ユーザーが多いと言う特徴があり、アパレルD2CやコスメD2Cブランドなど、女性向けの商材を扱うD2Cブランドが多く利用しています。

反対に、facebookは、男性ユーザーやビジネスでの利用が多いため、男性向け、ビジネス向けの商材を扱うブランドの利用が多いのが特徴です。

これに対し、Twitterは、他のSNSより拡散性が高いと言う特徴から、情報発信のために利用しているケースが多く、他のSNSと併用しているブランドがほとんどです。

しかし、Twitterの特性から、一つの投稿をきっかけに突然注目が集まることも多いのです。

Twitter活用の成功事例

その実例が、「BARTH」と言う入浴剤のブランドのケースです。

このブランドは、2017年に立ち上げられ、中性重炭酸と言う世界的にも珍しい入浴剤を取り扱っています。

商品の品質に自信のあるブランド側は、入浴剤とは思えないような洗練されたパッケージを採用するなどブランディングを強化し、1袋900円と言う、一般的入浴剤よりも高価格な価格設定で商品を販売しました。

その後、セレクトショップなどを中心に販路を拡大してはいたものの、なかなか成果を得ることはできませんでした。

しかし、この状況があるツイートをきっかけに一変したのです。

そのツイートと言うのが、一般のユーザーが日常の出来事として投稿したものであったのです。

このツイートを投稿したのは、多くのフォロワーを抱えてはいるもののあくまでも一般の消費者で、企業から依頼を受けたわけではありません。

ところが、一般のユーザーがただ日常の出来事を述べたに過ぎないこの投稿が話題となり、ツイートは瞬く間に広く拡散され、一時的に品薄状態となるほどの人気となったのです。

その後は、順調に取扱店舗を増やし、現在では、大手のドラッグストアなどにも販路を広げています。

さらに、このブランドでは、ヒットのきっかけとなったTwitterと商品の相性の良さに注目し、その後のTwitterの運用にも力を入れており、現在においてもTwitterユーザーからの注目を集めています。

この事例が成功した理由は、取り扱う商材が、効果を感じやすい入浴剤と言う商品であり、単的に表現しやすいことにあります。

そのため、短い文字で表現するTwitterとの相性が良く、Twitterの特徴である高い拡散力の恩恵を受けることができたのです。

この事例は、同じような商材を扱うブランドであれば、起こり得ることです。

D2Cブランドであっても、同じように効果を感じやすく、それを表現しやすい商材であれば参考にすることができるのです。

このブランドのように、一般の消費者から自然に発生するツイートを予測することは不可能ですし、インフルエンサーなどを活用した宣伝目的での投稿で同様の成果を得ることは難しいと言えます。

しかし、自社で運用するTwitterで効果的な投稿をするなどの方法はありますし、また、この事例のその後のTwitterの運用は十分に参考にすることができるものなのです。

まとめ

SNSはいくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なります。

中でも、Twitterは、他のSNSと比べて、非常に拡散性が高いと言う大きな特徴があるのです。

ただし、投稿できる文字数に制限があるため、短い文章の中で万人に伝わりやすい表現をすることが重要です。

今回引用したブランドのケースは、一般の消費者から自然に発生したものであり、その表現が宣伝では使用されないようなモノであったことも、ユーザーに注目された要因と言えます。

これを真似するのは困難ではありますが、Twitterを上手く利用した事例として参考にするべき好事例なのです。