サブスクリプション集客のため、広告で使える心理学

ここ数年、着実にサービス数を増やしているのがサブスクリプションビジネスですよね。

特に音楽や動画などのデジタル領域で普及していたのですが、今ではアパレルや飲食などの非デジタル領域までもサブスクリプションビジネスが広がり、今後もさらに市場が拡大していくことが予想されています。

企業がサブスクリプションサービスを提供することで、新規顧客の獲得を容易に行えること、継続的で安定的な収入を得ることができることが大きなメリットになるでしょう。

ビジネスとしても比較的導入がしやすいと言われていますので、自社企業もサブスクリプションの導入を、と考えられている方も多いのではないでしょうか。

サブスクリプションビジネスをスタートすると、試行錯誤して提供開始した商品やサービスをどのようにして売れば良いのか分からない、売れると思ったのにまったく売れないという悩みを持たれることもあるでしょう。

このような悩みを持つと、さらにより良い商品を開発する努力をしたり、広告出稿量を増やしたりと、さまざまな施策を考案し、実行しますよね。

ですが運用も商品も広告出稿量も変えずに、売上を伸ばすことが出来る方法があることをご存知でしょうか。

そこで今回は、サブスクリプション集客のため、広告で使える心理学について詳しくお話させていただきたいと思います。

効率よく集客を行いたい、売上を上げたいと思われている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

ビジネスに応用できる心理学

商品やサービスを売るためには、もちろん最低限の商品力や広告出稿は必要なのですが、それだけでなく「テクニック」も重要なのです。

そのテクニックとは何か、その答えは「心理学」です。

実際にサブスクリプションビジネスにおける広告で使える心理学を、いくつかご紹介していきます。

・カリギュラ効果

カリギュラ効果とは、心理的リアクタンスとも呼ばれるものであり、人は禁止されればされるほどしたくなってしまう心理現象のことを言います。

基本的に人間は、自分の行動や自分の意思、自分の感情を自分自身んで決めたいという思いを持っていますので、自分以外の誰かに禁止されてしまってはそれがかなりのストレスになってしまい、強い反発欲求が生まれます。

この反発欲求の通り、自身の感情が動き、禁止されていることを破った背徳感は、達成感やスリルを味わう快感と良く似ており、これこそカリギュラ効果の特徴なのです。

「〇〇以外の人は絶対に見ないでください」「〇〇以外の人にはおすすめしません」などを広告テキストに用いることで、クリック率を向上させることができるでしょう。

・カクテルパーティー効果

カクテルパーティー効果とは、人は興味があるものに対して情報感度が高くなりますので、それを無意識に選択し、認識してしまう効果のことを言います。

パーティーの場に置き換えて考えてみると、複数人が雑談していたとしても、自分に興味のある会話や自分に関わる話、自分の名前が出ると、自然と耳に入り聞き取れるようになっていることが、カクテルパーティー効果です。

これは聴覚のみならず視覚にも影響し、もし話を聞き取ることができなくても、口の動きを見て話の内容を補い、視覚でも無意識に自分に関係する情報を察知しようとします。

ではこのカクテルパーティー効果をどのようにして広告に落とし込めば良いのか、そのポイントは「ユーザーが気になるワード」にあるでしょう。

ユーザーが気になっているワード、求めているワードを広告テキスト内に散りばめ、目に留まりやすい状態にしておくことで、カクテルパーティー効果を期待することができるでしょう。

たとえば「東京都〇〇区にお住まいの方へ」「〇〇でお悩みの方へ」のように、ターゲットを明確化し、限定的なメッセージを送ることで、この法則の効果を最大化させることができます。

もしターゲットユーザーが不明確の場合、そのターゲット層に刺さるメッセージは弱くなってしまいますので、ターゲットの明確化は非常に重要です。

・服従心理

人は基本手kいに肩書きや権威に弱いと言われています。

たとえば、「〇〇大学教授の博士が・・・」「エリート弁護士が・・・」などを前置きとして入れることで、人はその内容を盲目的に信じてしまう傾向にあり、容易に説得をすることができるのです。

権威とは一般的に、医者や専門家、有名人であり、「人が何を言ったか」ではなく「誰が言ったか」ということによって受け取り方が大きく異なるのです。

この服従心理を広告に活かすことで、購入や契約を促すことができるです。

権威性を活かしたテキストで、説得力が一気に増しますのでぜひ作成してみてください。

まとめ

以上、サブスクリプション集客のため、広告で使える心理学についてお話させていただきました。

今回ご紹介した3つの心理学は、マーケティングにもよく用いられています。

私たちの目に留まる全てのものに、何らかのテクニックが使用されていると言っても過言ではないでしょう。

これらの心理学は、質の高いメッセージを発信する重要なテクニックになりますので、ぜひさっそく実施してみてくださいね。