美容室サブスクリプションビジネス、SNSを活用した集客のポイント

美容室サブスクリプションビジネス、SNSを活用した集客の4つのポイント

ここ数年、消費者の消費行動はモノを購入することよりも、体験に料金を支払うことが多くなってきました。

この時代を牽引しているビジネスモデルこそ「サブスクリプション」なのです。

サブスクリプションが広がり始めた当初は、デジタル商材こそサブスクリプションと相性が良いと考えられていたのですが、今ではデジタル商材を取り扱っていない業種であってもサブスクリプションビジネスを導入し、成功しているのです。

そんな非デジタル領域の中でも特に最近注目を集めているのが「美容室業界」ですよね。

美容室のサブスクリプションは、月額定額で女性であればトリートメントやネイル、男性であればヘッドスパや毛髪ケア、シャンプーコンディショナーなど、美容室に通うのが楽しくなるような画期的なサービスが提供されています。

事前に決済を済ませていますので、店舗では一切料金を支払う必要のないキャッシュレスサービスであるからこそ、非常に利便性が高く人気を集めているのです。

都会を中心に、続々とサブスクリプションサービスを提供する美容室が多くなってきているのですが、美容室業界においては「集客」が最大の課題となりますよね。

今ではSNSを活用した集客が必須となっていますので、SNSを有効活用した集客方法が知りたいと思われている方も多いことでしょう。

そこで今回は、美容室サブスクリプションビジネスにおいてSNSを活用した集客の4つのポイントをお教えしたいと思います。

美容室サブスクリプションサービスにて、もっと効率よく集客をしたいと思われている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

美容室サブスクリプションビジネス

全国の美容室の数は、コンビニの数の4倍以上といわれており、美容室業界は競合が多いことが特徴ですね。

広告出稿にて集客をする店舗も多いかと思いますが、広告を出稿するにも費用がかかり、さらに競合が多いからこそ、広告費用がかさんでしまい、低予算では集客が難しいと考えてしまいますよね。

たとえば美容室が地域に1軒しかなければ、そこの美容室に行くしかないのですが、もし4~5軒あるとすれば、毎回違う美容室に通うことができますよね。

競合が多いということは、利用者は複数の選択肢を持っていることになりますので、自社店舗を利用してもらうためにはどのように集客をするか、ということが非常に大切なのです。

SNSを活用した集客の4つのポイント

1:「Instagram」を使う

美容室の集客に最も相性が良いと言われているSNSは、「Instagram」であることをご存知でしょうか。

美容室の利用者が美容室を選定する際、料金や立地、接客などを重視することはもちろんですが、その店舗のスタイルや雰囲気、ヘアアレンジなどのテイストも気になるところでしょう。

そのようなことを重視しながら利用者はInstagramを利用して美容室を探すことが多く、自身のイメージしている髪型や雰囲気とより近い写真を投稿している美容室アカウントを見つけ、その美容室に決める、ということは非常に多い事例です。

さらにInstagramは拡散能力が高く、おしゃれな女性や若年層の男性ユーザーが多いため、美容室のターゲット層とも合致していますよね。

カットやパーマ、カラーなど言葉よりも写真のほうが分かりやすく伝えることができるからこそ、美容室にInstagramはもってこいなのです。

2:定期的に更新する

集客を目的としてSNSを運用するのであれば、定期的に更新することは基本です。

理想では1日1回の更新ですし、最低でも1週間に1回以上の更新は必須です。

更新頻度をあげることですることで、ユーザーに定期的に宣伝をすることができます。

また、同時にフォロワー数を増やすためには、投稿に反応してくれるユーザーに対し、いいねやコメントを返すと、より集客に繋がるでしょう。

3:統一感を心掛ける

特にInstagramを活用するのであれば、投稿に統一感を持たせることが大切です。

Instagramユーザーはおしゃれな写真やアカウントを好む傾向にあります。

統一感を心がけることで、ユーザーから「おしゃれなアカウント」という認識をしてもらいやすくなりますので、画像加工時に同じフィルターを使うなどの工夫をしてみましょう。

また、ヘアアレンジやヘアカラー写真と、スタッフの日常などの写真を混在させるよりも、どちらかに絞って投稿するほうが統一感が出るので心がけてみてください。

4:計算的に「#(ハッシュタグ)」をつける

#(ハッシュタグ)は、写真といっしょに投稿することで、写真が何に関連するものなのかを明確にする役割があります。

だからこそ、計算的にハッシュタグをつけることで、ユーザーの検索ワードに写真を表示させることができます。

今、Instagramを検索ツールとして利用するユーザーが非常に多くなっていますので、かなり効果的に店舗へ誘導することができますので、検索対策を強化してください。

まとめ

以上、美容室サブスクリプションビジネスにおいてSNSを活用した集客のポイントについてお話させていただきました。

集客活動の際、広告を出稿すればコストがかさんでしまいますが、無料のSNSを賢く活用することで、コストを抑え広告出稿よりも集客を見込むことができるのです。

美容室業界は特に競合が多いため集客が難しいからこそ、これらのポイントを参考にSNSを有効活用してくださいね。