サブスクリプションビジネスでFacebook広告とInstagram広告を運用する際の注意すべきポイント

ここ数年で一気にサブスクリプションビジネスというビジネスモデルが普及してきました。

サブスクリプションビジネスが拡大し始めた当初は、主にデジタル商材を中心として拡大していたのですが、今ではデジタル商材のみならず、非デジタル商材においてもサブスクリプションサービスが拡大しており、今ではさまざまな業種がサブスクリプションの導入を始めています。

SNSが普及しているこの時代、SNSをいかに上手く活用してビジネスに活かすことができるか、ということが、ビジネスの成功を左右する大きなポイントになっています。

特に今、FacebookとInstagramの利用者が非常に多くなっているので、Facebook広告やInstagram広告を活用する方が多いかと思いますが、Facebook広告やInstagram広告を活用する際、「よくある落とし穴」を知っておかなければなりません。

そこで今回は、サブスクリプションビジネスでFacebook広告とInstagram広告を運用する際の注意すべきポイントについて、詳しくお話させていただきたいと思います。

今後サブスクリプションビジネスで、効率良くFacebook広告とInstagram広告を運用するためにも、ぜひこの記事を最後までお読みになって、ポイントを押さえてくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

Facebook広告、Instagram広告運用時のよくある落とし穴

・審査に通らなかったり否認されることがある

Facebook広告やInstagram広告を出稿する際は、審査があり、この審査に通過しなければ広告を配信することができません。

予期せず審査に落ちてしまい、広告が出稿できないこともありますので、事前に広告ガイドラインをしっかり確認することが大切です。

FacebookとInstagramの広告ガイドラインは、公式的に発表されており、詳細な規定が定められています。

特にアルコールやデート、オンラインでのギャンブルやゲーム、金融、医療、ヘルスケア、美容、社会問題、選挙などの分野は、個別に制限が掛けられており、違法な商品やサービス、そして差別的な行為やタバコ、薬物、成人向けコンテンツは全て禁止とされていますので、自社広告はこれらに該当しないか、十分に確認して配信設定を行いましょう。

他のSNSでは容認されているような「〇〇代男性におすすめ」「〇〇代女性に人気」というような、一般的によくある広告表現であっても、FacebookやInstagramでは個人的特権に当該する恐れがありますので、控えるべきでしょう。

Facebookは米国企業であり、米国では履歴書に写真や性別、年齢の記載欄がなく、人種や年齢、性別を採用基準とすることは差別にあたり、違法とされています。

米国社会の倫理観のもと運営されていること、そしてあくまでも本質的には海外企業との取り引きであることを忘れずに、慎重に運用すべきでしょう

Facebook広告とInstagram広告は基本的に、AIによって自動審査が行われていますので、ガイドラインを十分に配慮していたとしても、意図しない審査落ちが発生することもあります。

この場合は異議を申し立てることで、審査に通過することが出来る可能性もありますが、AIのミスではなく、知らないうちに広告ガイドラインに違反してしまっている場合もありますので、審査に落ちた原因をしっかり確認し、改善を試みましょう。

・広告運用中の落とし穴

Facebook広告とInstagram広告は、出稿時はもちろんですが、運用中も注意すべきことが多いのです。

意識すべきことは、Facebook広告とInstagram広告の違いでしょう。

これら二つは運営会社が同じですので、同一の広告配信サービスにより、広告を配信することができるのですが、実際は仕様が異なる点がいくつかあるのです。

まずは広告キャンペーンの目的設定による挙動の違いでしょう

Facebook広告とInstagram広告にてキャンペーンを目的とし、フォロワーを増やすことを目的とする場合は、広告キャンペーンをエンゲージメントに設定することが一般的ですが、エンゲージメントを目的に選択した場合は、Facebookへ広告配信ができてもInstagramへは配信することができません。

また、配信面によるレイアウトも異なります。

同じ広告キャンペーンであっても、実際のレイアウトは配信面によって異なりますので、FacebookとInstagramでは異なったレイアウトで広告が表示されます。

広告の表示領域のサイズも異なりますので、適切に設定しなければ、画像が見切れてしまいますので、FacebookとInstagram両方に広告キャンペーンを行う場合は、細かい部分までしっかりと設定をしましょう。

まとめ

以上、サブスクリプションビジネスでFacebook広告とInstagram広告を運用する際の注意すべきポイントについて、詳しくお話させていただきました。

FacebookとInstagramでの広告運用で、よくある落とし穴に落ちてしまわないためにも、ぜひこれらのポイントをしっかり意識して、効率良く広告運用し、サブスクリプションビジネスの役に立ててくださいね。