商品を購入して利用するのではなく、利用したいときに利用したい時だけ料金を支払って利用する、サブスクリプションビジネスが多くの注目を集めています。
従来までであれば、ソフトウェアやデジタルコンテンツが中心であったのですが、今では自動車業界やアパレル業界までもその幅がどんどん広がっており、今後もさらに拡大することが予想されているのです。
サブスクリプションビジネスが普及している背景には、インターネットとスマートフォン、そしてSNSの普及が大きく影響していると考えられ、SNSや動画共有サービスを活用したマーケティングも積極的に行われてきました。
特に今注目を集めているマーケティングと言えば、インフルエンサーマーケティングでしょう。
インフルエンサーマーケティングとは、インフルエンサーに自社商品やサービスのPRをしてもらうマーケティング手法です。
大きな効果を期待することができるのですが、実際に施策を企画し実施するには多くのハードルがありますので、どのようなインフルエンサーを起用するか、ということが重要です。
そこで今回は、サブスクリプション認知向上のため、インフルエンサーキャスティング企業を活用するメリットとデメリットについて、お話させていただきたいと思います。
今後サブスクリプションビジネスにインフルエンサーマーケティングを取り入れようと思われている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。
なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。
インフルエンサーキャスティング企業に依頼することは、どのようなメリットがあるのでしょうか。
まず第一に、インフルエンサーマーケティングのプロが、自社に最適なインフルエンサーを選定し、紹介してくれることでしょう。
今現在、活躍しているインフルエンサーは非常に多くいますので、ノウハウが十分にない場合、どのようなインフルエンサーを選べばよいのか分からないですよね。
だからこそインフルエンサーの特徴や世界観、エンゲージメント、フォロワーの属性など、数多くのポイントから選出し、紹介してくれるサポート体制が必要なのです。
また、個々インフルエンサーが過去に行ったPR投稿の結果やインサイトデータを蓄積しています。
このようなデータに関しては、一般公開されていませんので、企業自らが入手することは非常に難しいので、これに関しても大変信頼性が高く、施策の成功に近づくことができるでしょう。
そして、インフルエンサーのキャスティングだけでなく、そのほかにもさまざまなサポート体制が整っていますので、自社単独で行うことと比較すると大幅に負担を減らすことができます。
さらに、オンライン環境ではどうしても炎上やステマの問題が上がってくるのですが、それらの対策もしてくれることも安心ですよね。
SNSなどで行うマーケティングは、高い効果を期待することができる一方で、SNSユーザーが多い上、情報拡散力が強いので、炎上やステマが問題視されています。
ですが、炎上やステマ対策もしっかり行ってくれますので、安心感がありますよね。
インフルエンサーキャスティング企業に依頼する場合、大きなメリットがありますがもちろんデメリットもあります。
自社内でインフルエンサーを起用する場合は、基本的にインフルエンサーへの報酬ですが、依頼する場合は、インフルエンサーへの報酬だけでなく、仲介料やサービスの利用料金が必要になります。
そして、自社とインフルエンサーは直接やり取りをすることができませんので、直接指示を出すことができません。
ですのであらかじめしっかり確実に条件などを合わせておかなければ、自社とインフルエンサーの間に認識の差が生じてしまいますし、仲介が発生するからこそ、確実に自社の希望がインフルエンサーに伝わるとは限りません。
スケジュールにしっかり余裕を持ち、スムーズに進めることができるよう、事前に詳しく決めておく必要があります。
また、もし自社内で、インフルエンサーマーケティングに関するノウハウがある場合は、キャスティング企業に依頼しないほうが便利ですので、複数のインフルエンサーを起用する場合など、自社の状況をしっかり見て判断しましょう。
以上、サブスクリプション認知向上のため、インフルエンサーキャスティング企業を活用するメリットとデメリットについてお話させていただきました。
新たに導入するとなると、ハードルが高いようにも思えますが、今はこのようなサポート企業が多くなっていますので、初心者であっても安心して行うことができます。
サブスクリプションビジネスにもインフルエンサーマーケティングは非常に効果的ですので、ぜひこの機会に知識を深めてくださいね。