サブスクリプションビジネスにネットリサーチを導入するメリット

サブスクリプション 2022年3月7日

今、世界的にも多くの有名企業がサブスクリプションサービスの提供を始めています。

サブスクリプションとは、「定期購読」や「予約購読」の意味を持っており、特定の商品やサービスに対し、定期的に料金を支払うことで、その商品やサービスを自由に使うことができる権利を得る仕組みです。

Amazon社が提供するAmazon Prime、Apple社が提供するApple Music、Zoomビデオコミュニケーションズ社が提供するZoomなどが有名でしょう。

従来までの買取型ビジネスとは異なり、料金を支払っている限りはそのサービスなどのアップデートの際にも追加費用が不要で、自動的に更新されていますので、顧客は常に最新のバージョンのサービスを受けることができるのです。

「シェアリングエコノミー」という言葉が流行している今だからこそ、今後もさらにサブスクリプション市場が拡大することが予想されています。

サブスクリプションビジネスを行う上では、マーケティング活動を行うかと思いますが、マーケティングリサーチの中でも、現在最も一般的であるものがネットリサーチです。

今既に、サブスクリプションビジネスにもネットリサーチを導入している企業が多いので、自社もビジネスの導入を検討されている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、サブスクリプションビジネスにネットリサーチを導入するメリットとデメリットについて、詳しくお話しさせていただきたいと思います。

ネットリサーチにご興味を持たれている方は、是非この記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

Contents

ネットリサーチとは

ネットリサーチとは、WebアンケートやWeb調査、オンラインサーベイなどのインターネットを利用して行うアンケート調査のことを言います。

そのアンケートの回答者はオンライン上に作られたアンケートがあるWebページに、自身のパソコンやスマートフォンにてアンケートの回答を行い、アンケートの配信者はアンケートの配信から集計までのすべてをインターネット上で行います。

専門事業者では、依頼を受けた後にモニターにアンケートを行い、その結果を納品する場合、もしくはアンケートに回答してもらうための専用の会員組織を保有している企業もあります。

アンケートに回答するモニターは、謝礼としてポイントなどを得ることができますので、それを目的として自発的にモニター登録を行うことが一般的でしょう。

従来までのリサーチ方法は、紙のアンケートを用いたものが一般的でありましたので、調査員が家を訪問してアンケート用紙を配布したり、アンケート用紙を郵送して回答後に返送してもらうことが主流だったのですが、今はネットリサーチの方が利便性が高いと考えられているのです。

ネットリサーチを行う大きなメリットは、コストを抑えることができる、ということでしょう。

従来までの方法では、アンケート用紙を作成したり、それを配布する人員コスト、用紙回収と集計を行うためのコストなど、多くの金額が必要になっています。

ネットリサーチでは従来までのコストの大部分を省くことができるので、非常に安価で調査を実施することができます。

また、調査回数を増やすことで、より細かくマーケティング施策を確認し、改良することもできるでしょう。

また、調査に時間がかからないこともメリットです。

オンライン上ですべてを完結させることができますので、リサーチの実施から回収、集計までの時間を短縮させることができますので、すぐに施策に役立てることができるでしょう。

また、コストを抑えて実施することができますので、より多くのアンケートを行うことで当然のことながら結果の信憑性が高まります。

誤差を最小限に抑えることができますので、ある程度のサンプルを確保することができるでしょう。

ネットリサーチを行うことは、もちろんデメリットもあります。

まずは、アンケートの調査結果は、市場をそのまま反映しているものではない、ということです。

大前提としてインターネットを活用していて、アンケートに回答する気持ちがあることですので、実際との乖離がある、ということも忘れてはいけません。

また、適当な回答である可能性もあります。

アンケートを回答している様子を確認することができませんので、適当な回答である場合もあります。

ですので、定期的にパネルの管理を行ったり、モニターが重複していないか、不正モニターの削除などを行わなければ、信憑性は確保できません。

以上、サブスクリプションビジネスにネットリサーチを導入するメリットとデメリットについてお話させていただきました。

今回デメリットもお話しましたが、ネットリサーチはサブスクリプションビジネスにおいて非常に役に立つリサーチ方法です。

ぜひネットリサーチを活用し、効率よくサブスクリプションビジネスを進めてくださいね。