D2C

海外D2Cブランド「Bonobos」から学ぶ、DNVB

実店舗を持っていない企業やスタートアップ企業であっても、自社ブランドのイメージを直接消費者に伝えることができ、低コストで始めることができるD2Cビジネスが今、多くの注目を集めています。

D2Cビジネスは、デジタルマーケティングとEC販売にて完結することができ、さらに商圏が従来までの実店舗型ビジネスよりも広く、仲介マージンや手数料を介さない分利益率の高いビジネスができますので、非常にメリットが大きいビジネスモデルです。

今後もさらに市場の拡大が期待されていますので、D2Cの導入を検討されている方も多いのではないでしょうか。

D2Cブランドは今、その数が非常に多くなっているのですが、世界的に特に知名度の高いブランドと言えば「Bonobos」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

Bonobosは、ジーンズに物足りなさを感じている男性ユーザーに向けて、豊富なスタイルやカラーのおしゃれなパンツをオンラインのみで販売しているD2Cブランドです。

D2Cビジネスでは「DNVB」が非常に重要であると考えられているのですが、DNVBに関してはBonobosから非常に学びが多いものがあるのではないでしょうか。

そこで今回は、海外D2Cブランド「Bonobos」から学ぶ、DNVBとは何か、詳しくお話していきたいと思います。

これからD2Cブランドを立ち上げようと思われている方は、ぜひ成功までの道程を学ぶためにも、この記事を最後までお読みになって、参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

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DNVBを掲げる創業者Andy Dunn氏

D2Cブランドを理解するためには、創業者の考えを無視することはできません。

Bonobosの創業者、Andy Dunn氏は、自身のブログ上では、一般化されたD2Cという言葉ではなく、「DNVB」という言葉を用いています。

DNVBは、「Digital Native Vertical Brand」の頭文字を取った言葉であり、学生時代からインターネットやパソコンのある生活環境の中で育ってきた、デジタルネイティブ世代に向けて、ある分野に集中し、商品の企画や製造、そして販売までの行程を垂直統合(Vertical)したブランドのことを言います。

D2Cは、顧客と直接コミュニケーションを取り、仲介業者を介すことなく直接商品を販売するということに注目されてしまいますが、考え方によればDNVBのほうがより本質を言い表せているとも言えますし、D2CとDNVBはまったくの別物だとも考えられるでしょう。

なぜそう考えられるのか、それにはDNVBを構成する要素の一つである「Vertical Brand」こそ、重要なものだからでしょう。

D2Cビジネスは、顧客の声をデータドリブンにて施策に反映させることこそ、D2Cならではのマーケティンであり、作りこまれた世界観を提示するブランディングができるのも、「Vertical(垂直統合)」だからなのです。

「Vertical(垂直統合)」は、Bonobosを理解する上では外せないキーワードになるでしょう。

「服をECで購入する」なんて非常識?

今アメリカでの小売売上に対するEC売上の割合は10%強であるのですが、2007年にBonobosが創業した当初は、約半分の4%程度でした。

もちろん同様の商品を取り扱っているわけではありませんが、当初は今よりもさらにEC業界の伸びしろが大きかったことが分かります。

Bonobosが「EC」という新しいアイデアで服を売ろうとしたことが、いかに先進的な挑戦であったことかが分かりますし、ユーザーにとってもアメリカで服をECで買うことを非常識だと考えられたことでしょう。

レジのない実店舗「Bonobos Guideshop」

今でこそD2Cとして実店舗をオープンさせることは珍しくありませんが、先進的な事例を作ったブランドこそ、Bonobosなのです。

Bonobosは、ニューヨークに試着のみを目的としたお洒落な実店舗、Bonobos Guigeshopをオープンさせました。

顧客が店舗を訪れ、もし欲しい商品があるとすれば、ECサイトで購入し、自宅に配送しますので、スタッフはレジ業務をする必要がなく、訪れた顧客に集中することができます。

このBonobos Guigeshopでは、事前予約にて担当スタッフを確保することができますので、顧客とより近い距離でコミュニケーションを取ることが可能なのです。

まとめ

海外D2Cブランド「Bonobos」から学ぶ、DNVBとは何か、ということについてお話させていただきました。

このような考え方を参考に、D2Cビジネスに臨むことは非常に良いことで、DNVBの考え方を持つことも非常に重要なのです。

これらをしっかり理解することでD2Cビジネスの方向性が定まると考えられますので、ぜひBonobosを参考にD2Cビジネスを展開してくださいね。

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