D2C

D2Cビジネスの事業計画書とは

近年、ビジネス業界ではD2Cビジネスモデルが非常に盛り上がりを見せており、導入する企業が多くなってきています。

D2Cとは、Direct to Consumerの頭文字を取った略称であり、ブランドや企業の製造者が仲介業者を介すことなく消費者と直接取引をするという仕組みです。

D2Cを展開することで、収益性が高くなりますし、売り方の自由度が高いこと、そして顧客データを収集し、蓄積することができるということがメリットになりますので、従来までのビジネスモデルからD2Cへビジネス転換を行う企業が増加しているのです。

D2Cビジネスを行う際、まず事業計画書を作成しなければならないのですが、特にスタートアップ企業の場合この事業計画書についての知識が少ない方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、D2Cビジネスの事業計画書とは何か、詳しくお話させていただきたいと思います。

今後D2Cビジネスの展開を検討されている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

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事業計画書とは

事業計画書を簡潔に説明すると、スタートしようとしているビジネスの内容や魅力、指標をまとめた資料です。

事業計画書の仕様自体は問わないものの、信頼関係を構築することが最重要になりますので、自分が何者であるか、ということを明確にしていきましょう。

まずは、ボードメンバーのプロフィールでこのスタートメンバーだからこそビジネスの成功の可能性があることを記載していきます。

そしてビジネスの方向性がブレず、信念があることを伝えるため、ビジネスのビジョンや理念を記載し、その後構想しているビジネス全体概要を記載します。

その後は、自社がターゲットとする顧客はどのような課題をもっており、それを解決するための商品はどれくらいの社会需要があり、
そしてどのように顧客に届け、いくらで販売していくのか、というビジネスとして成立させるための根拠となる販売戦略を記載していきます。

そして、競合他社ではない自社でしか出来ない競合優位性となる独自の価値提案をし、自社が置かれる状況を客観的、そして定量的に分析した市場結果を記載します。

そして、その商品はどこで製造し、どこで保管し、どのように顧客のもとに届けるかというサプライチェーン構造を記載し、最後に損益計算書を記載します。

損益計算書に関しては、利益予想となりますので、構造的に納得感があるかを表す「定期性的」と、
客観的根拠に基づきビジネスが成功しているかを表す「定量的」を説明していきます。

投資家や銀行、ステークホルダーもこれらの数字をもとに判断していきますので、綿密に考察を重ねる必要があります。

損益計算書

ビジネスにおいて、長期視点と短期視点両方の予想が必要ですので、損益計算書をしっかり理解することで、今どれくらいの費用が必要なのか、そしてビジネスを長く続けるためにはどれくらいのコストが必要かなのか、ということが分かります。

「売上総利益」
「営業利益」
「経常利益」
「税引前当期利益」
「当期純利益」を出し、繰り返し計画を立てていくことで、予測している数字との差を明確にすることができ、さらに次の予想を立てることができますので、最終的には長期的な予測経営をすることができるのです。

D2Cビジネスにおいて考えるべき指標

D2Cビジネスの取り扱う商材によっては、ビジネスがスタートしてまだ売上が少ない時期であっても、在庫を確保したり、マーケティングのための資金調達をしなければならない場合があります。

D2Cビジネスに多いスタートアップ企業は、業績が急上昇することが多いので、初期段階で赤字になってしまう場合があるのです。

その赤字を少しでも抑えるためには、顧客満足度を高め、継続率の改善を意識しなければなりません

そしてこの継続率こそ、損益計算書にも影響してくるのです。

売上項目として、
「商品原価」「送料」「決済手数料」
そして販管費として
「人件費」「倉庫保管料」「カートシステム料」「他ツール代金」「広告代金」「事務所費用や光熱費、インフラ代」
そして特殊考察要件として
「税金」「顧客継続率」以上の指標から作成していきましょう。

D2Cビジネスをビジネスとして成立させるためには

D2Cビジネスをビジネスとして成立させるためには、初回価格を抑えてでも新規顧客獲得活動を行うこと、既存顧客にファンになってもらい長期利用継続をしてもらうこと、以上の2つのことに注力しましょう。

D2Cでは顧客の状態を「新規」「定期」で分けられますので、
いかに定期顧客を増やすことができるか、ということが重要になります。

このように損益計算書を立てることで、素早い準備と判断を行うことができるようになります。

まとめ

以上、D2Cビジネスの事業計画書とは何か、ということについてお話させていただきました。

D2Cビジネスに限らず、成功している多くの企業の経営者はまず事業計画書を立て、常に次の事業計画を考えています。

毎月のお金の流れを常に把握し、日々更新し、そして客観的に見て矛盾点がないか、ということを確認し、事業を育てていかなければなりません。

これからD2Cビジネスを展開仕様と思われている方は、ぜひこれらを参考に、事業計画書を作成してくださいね。

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