D2C

D2C事業者は知っておくべき物流センターの業務

2000年代後半頃から徐々に注目を集めている「D2C」ビジネスモデル、耳にされたことがある方も多いのではないでしょうか。

インターネットやスマートフォンの普及に伴い、ECコマースが拡大し、国内外で需要がかなり伸びているビジネスモデルです。

D2Cの特徴と言えば、企業内の商品を仲介業者を介すことなく、消費者への販売までを自社内で完結させることでしょう。

特にアパレル業界や美容業界においては、商品の企画や生産を外部委託するODM、OEMが多く採用されていたので、より一層D2Cビジネスモデルが注目を集めているのです。

スタートアップ企業はこのD2Cビジネスを展開し、ブログやSNSを有効活用することによって、成功事例を増やし続けているのです。

D2Cビジネスでは消費者の元へ届けるまでも行いますので、通常のECの知識以上の知識が必要になるのですが、その中でも「物流」に関する知識は十分に知っておく必要がありますよね。

そこで今回は、D2C事業者は知っておくべき物流センターの業務について、詳しくお話させていただきたいと思います。

今後D2Cブランドの展開を検討されている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

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物流センターの業務

入荷~保管

物流センターは、何の商品がいつどれくらい入ってくるか、という情報を必要とします。

そして物流センターに商品が到着すれば、事前情報と実物の照らし合わせを行いながら、入荷作業と入荷処理を行います。

もし商品数が多い場合には、商品が迷子になってしまわないよう、何を、どこに、どのくらい保管しているのかをしっかり管理していく必要があります。

出荷依頼

ユーザーが販売ページにて注文し、その際の注文内容が受注データと呼ばれるものになります。

受注データは、どこの、だれに、何の商品を、という情報が入りますので、それをもとに出荷を行っています。

ピッキング/梱包/送状貼付

出荷依頼の通りに商品を用意し、ピッキングを行っていきます。

商品をピッキングすれば、その後は必要な納品書などを配送箱に詰めて封を閉じます。

これが梱包と呼ばれる作業であり、梱包した商品に購入者の氏名や住所が記載された送状を貼り付けます。

出荷

上記すべての作業が完了すれば、最後は配送業者に引き渡し出荷します。

この時点で商品は物流センターの外に出ますので、その時点が出荷完了となります。

出荷処理

出荷が完了すると、その実績をカートシステムに反映させなければなりません。

出荷処理を行わなければ、カートシステム上ではまだ注文を受けただけの状態ですので、出荷処理を行い実績を反映させ、その注文にたいして 商品が出荷されたという情報を更新しましょう。

返送物

「入荷~保管」「出荷依頼」「ピッキング/梱包/送状貼付」「出荷」「出荷処理」までは、基本的な業務の流れなのですが、それ以外でも知っておくべきことは「返送物」に関してでしょう。

返送物はいろいろな理由があって物流センターに返ってくるのですが、よくあるものとしては「ユーザーが不在のため受け取れなかった」「住所情報などに誤りがあった」「ユーザーが受け取り拒否をした」「商品不良のためユーザーに返送してもらった」などでしょう。

どの理由においても、カスタマーセンターと密に連携し、それぞれの理由に対応するルールを決めておくことが大切です。

たとえばユーザーが不在のため受け取れなかった場合、そのユーザーは長期出張などにより引き続き受け取ることができない状況にある場合もありますよね。

ルールが無くただ再送したとしても、また受け取ってもらえない状況になってしまいますので、その際はカスタマーセンターがユーザーと連絡を取り、商品を届けることができなかったこと、いつ再送したら届けることができるのか、ということを確認しましょう。

そうすることでスムーズに再送を終えることができますので、ルールをしっかり決めた上での対応を心がけましょう。

また、食品などの飲食物が返送物となった場合、どのように扱うか、というルールを決めておかなければなりません。

もし返送物が未開封であったとしても、同一商品が他のユーザーに出荷されるとなると、衛生上好ましくはありません。

この場合は、「返送物は不良品として管理し、廃棄実施まで専用エリアにて保管する」などのルールを決めておきましょう。

ですがそれ以外のものに関しては、目立った傷や汚れ、破損がなければ他のユーザーに出荷しても良いと考えられますので、傷の有無や破損部分確認に関するルールを設け、そのルールをクリアしたもののみ良品扱いとしていきましょう。

まとめ

以上、D2C事業者は知っておくべき物流センターの業務についてお話させていただきました。

D2Cビジネスモデルは、企業内で商品を企画、生産し、消費者の元へ届けるまでのすべての行程を行いますので、物流の関する知識もしっかりと得ておかなければなりません。

ぜひこの記事を参考に、物流業務の知識をつけてD2Cビジネスに役立ててくださいね。

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