D2C

国内健康食品業界のD2Cビジネス成功事例

2000年代後半頃より、徐々に「D2C」ビジネスモデルが注目を集めています。

D2Cは、インターネットやスマートフォンの普及に伴い、ECコマースが拡大したことにより、海外と国内で需要が伸びているビジネスモデルです。

ブランドやメーカーが、自社内で商品を企画、製造し、そのまま消費者へ直接届けるという仕組みです。

IT業界ではもうすでに自社内で開発した商品やサービスを、オンライン上で提供することは主流になっていますが、D2Cでは生活用品やアパレル商品、化粧品など、実体のある製品を取り扱っているということが特徴でしょう。

2010年頃、アメリカで登場したビジネスモデルであり、特にスタートアップ企業がブログやSNS等を駆使して、ブランドや商品、サービスのアピールをしたことがきっかけとなり、ビジネスに成功したことで、今かなり多くの注目を集めているのです。

次々と新しいブランドが立ち上がっており、健康食品分野においても続々と人気のD2Cブランドが登場していますよね。

そこで今回は、国内健康食品業界のD2Cビジネス成功事例をご紹介していきたいと思います。

今後D2Cビジネスを展開しようと思われている方、健康食品業界の方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

単品リピート通販とは?ビジネスモデルや市場規模、メリットなどを1から解説 通販業界で現在最も注目を集めているのが、「単品リピート通販」というビジネスモデルです。この記事では単品リピート通販が注目を集めている...

健康食品業界D2Cビジネス成功事例

「CLR BAR」(クリアバー)

「CLR BAR」は女性に人気の高い健康食品D2Cブランドであり、プロテインバーを販売しています。

女性でも手軽に食べられることを目的として開発されたプロテインバーであり、一般的なプロテインバーの原材料が10~35種類を用いているのに対し、CLR BARは原材料7種類以下に厳選されています。

これはかなり少ない数ですが、これには「自分のカラダは食べたものから作られる。だから、カラダに必要ないものは摂りたくない」というCLR BARのコンセプトから作られた商品だと考えられるでしょう。

「クリア」というネーミングを体現したコンセプト、そして洗練されたデザインパッケージが、D2Cらしい統一した世界観を感じさせています。

無駄なモノを一切省き、厳選された原材料のみで製造した美味しいプロテインバーが届けられます。

「BASE FOOD」(ベースフード)

「BASE FOOD」は、人間の活動に必要な栄養素をすべて含んだ「完全食」を販売するD2Cブランドです。

ここ数年、フードテックという言葉とともに注目を集めていますので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

BASE FOODは、もともと自然界に存在した完全食を、最新テクノロジーを利用して開発されています。

栄養素が高い食品を手軽に摂取できるということ以外にも、ダイエット効果や美容効果、トレーニング効果にも影響しやすく、幅広い用途も人気の理由になっているのでしょう。

医学専門家監修のもと、「BASE BREAD」と呼ばれるパンと、「BASE PASTA」と呼ばれるパスタが開発されており、徹底したこだわりによって、高い品質と世界観を構築し、多くのユーザーの支持を集めているのです。

「the kindest(カインデスト)」

ベビーフードを取り扱うD2Cブランド「the kindest」は、小児科医や栄養士、シェフの監修の元、「世界でいちばんやさしいベビーフード」の開発に成功しました。

忙しいパパやママが手軽に安心して食べさせることができるように、商品の包装にかなりこだわりが感じられますし、赤ちゃんが口にするものだからこそ、調味料や保存料、添加物の使用を最小限に抑え、その代わりに有機食材や自然食材がふんだんに使用されています。

D2Cブランドの世界観は、言い方を変えるとそのブランドの「想い」が表現されていますので、the kindestはパパとママの大切なお子様の安全と安心だけでなく、赤ちゃんと一緒に過ごす家族の時間まで寄り添ったD2Cブランドと言えるでしょう。

D2Cビジネスのポイント

今までの日本でも自社内で質の高い商品を製造し、消費者に販売するSPA手法は多く見られました。

ですが、上記の成功事例のように、D2Cでは「世界観を重視する」「デジタルテクノロジーを活用する」というとに重視することこそ、ビジネス成功のポイントになるでしょう。

D2Cはプロダクトだけでなく、世界観あってこそブランドが構築されるものであり、消費者は商品を購入するこいとで「体験」を得られるのです。

「モノではなくライフスタイルを販売する」と言われる理由が分かりますよね。

また、すべての体験がデジタル上で完結するからこそ、デジタルテクノロジーをフルで活用することで、詳細なユーザー情報を瞬時にデータ化し、共有することが可能なのです。

その結果、ユーザー一人一人に合ったアプローチを実行することができますので、より効率的かつスピーディな事業運営を行うことができるでしょう。

まとめ

以上、国内健康食品業界のD2Cビジネス成功事例をご紹介させていただきました。

やはり成功している事例を見ていると、第一に印象に残ることは消費者にとって魅力的な世界観が徹底して統一されている、ということではないでしょうか。

このように、健康食品分野においてもD2Cビジネスが広がり、成功のためのビジネスチャンスがありますので、ぜひこれらの事例を参考に、自社ビジネスの参考になさってくださいね。

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