D2C

2020年、時代はD2CからP2Cへ移る?!

D2Cビジネスは、現在広く普及し、新たなD2Cブランドが数多く誕生しています。

その中で、最近注目を集めるようになったのが、P2Cというビジネスモデルです。

このP2Cは、D2Cの派生形モデルと言われ、今度D2Cを凌駕する勢いで成長すると考えられています。

そこで今回の記事では、P2Cについて説明したいと思います。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

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P2CとD2Cの違い

P2Cとは、Person to Comsumerの略称で、言葉の通り、個人が消費者に直接販売をするビジネスモデルです。

具体的に説明すると、個人が自身のオリジナルのブランドを立ち上げて、自身が所有するSNSなどのチャネルを通じ、消費者にアピールを行い、オンライン上で商品を販売するという仕組みになります。

このP2Cは、最近になって注目され始めたビジネスであり、近年話題となっているD2Cから派生したビジネスであると言われています。

そのD2Cとは、Direct to comsumerの略称で、こちらも言葉の通り、企業やメーカーが消費者に直接販売をするビジネスモデルです。

具体的に説明すると、企業やメーカーがオリジナルのブランドを立ち上げて、所有するSNSなどのチャネルを通じ消費者にアピールを行い、オンライン上で商品を販売するという仕組みになります。

つまり、D2CとP2Cは、企業としてブランドを立ち上げるか、一個人としてブランドを立ち上げるのかの違いと言えますが、D2Cブランドを個人で立ち上げるケースもあり、P2Cと考えられるブランドがD2Cブランドとされているケースもあるため、両者の境界は曖昧であるのが現状です。

P2Cとはどのようなビジネスモデルなのか?

P2Cでよく見られる手法が、影響力のあるインフルエンサーが、一個人としてブランドを立ち上げ、そのブランドの商品の企画から製造されるまでをインスタグラムのストーリーズで公開するというものです。

それがアパレル商品であれば、使用する生地を選ぶ様子や、実際の縫製の様子などを公開し、ユーザーにブランドのこだわりやストーリーを逐一アピールし、共感を招いていくのです。

このP2Cは、インフルエンサーが関わっていることから、インフルエンサーマーケティングと混同されることが多いようですが、両者には大きな違いがあります。

インフルエンサーマーケティングとは、企業やメーカーが提供した商品をインフルエンサーがSNSを利用して紹介するという、単なるマーケティングの手法の一つです。

現在では、この手法は一般的となっていますが、従来の広告で芸能人や有名人を起用していたものが、デジタルにおいて最も影響力のあるインフルエンサーに置き換わったに過ぎないのです。

今の時代において、SNSの拡散力、影響力は圧倒的であり、認知度の向上という点では、この手法は効果的であり、売り上げにも大きく影響します。

しかし、その商品やブランドに対し、インフルエンサー自体に強い思い入れはないわけですから、表面上の魅力を伝えることしかできません。

一方P2Cでは、インフルエンサー自体が、ブランドを立ち上げ、商品やブランドの宣伝を行うわけです。

そこには、ブランドへの強い思い入れがあるわけですから、消費者に伝わる思いもまるで違ってくるのです。

インフルエンサーは、そもそもが影響力が強いのですから、P2Cにおいてさらにその力は強まることとなり、消費者の心を鷲掴みにするのです。

そして、その影響力は、商品やサービスの認知度の向上だけで終わることはありません。

P2Cは、D2Cと同様にオンライン上で直接販売をするビジネスですから、売り上げにも大きな影響を与えるのです。

P2Cブランドの成功例

実際に、P2Cで成功した例として良く知られているのが、人気YoutuberのヒカルがECモールロコンドとコラボレーションしたブランドです。

このブランドは、2020年4月にコラボスニーカー、サンダルの2種を発売し話題となりました。

この商品は、即完売となり、1週間で約6億円もの売り上げを記録しています。

この商品がここまでのヒットとなったのには、そもそも持っているフォロワーの数が多いこともありますが、単に商品を紹介するだけではないプロモーションが功を奏したのであり、P2Cマーケティングをうまく活用したと言えるのです。

他にも、人気ファッションモデル古川優香がプロデュースしたコスメブランドも人気を集めています。

このコスメブランドは、いわゆる美容インフルエンサーが立ち上げたものではないことが、人気の秘訣とも言えます。

商品に関するうんちくなどを語ることが多い美容系のインフルエンサーとは異なり、古川氏は自身の日常生活などの話題を中心とすることでフォロワーを増やしてきたインフルエンサーであり、フォロワーとのコミュニケーションを大切にしているのです。

そのため、フォロワーとのコミュニケーションの中でコスメを紹介するといった戦略をとっており、これが露骨なマーケティングよりもフォロワーの心を掴み、商品発売後数日で1万個を売り上げるという快挙を成し遂げたのです。

まとめ

P2Cとは、SNSで活躍するインフルエンサーが、自身の影響力を利用し、ブランドを立ち上げていくビジネスモデルです。

D2Cと仕組みは変わりませんが、あくまでもインフルエンサー個人が主体となっているのが特徴となります。

D2Cが定着しつつある今、ビジネスモデルが進化、派生していくのは当然のことであり、今後この派生形のビジネスモデルは増加していく事が予想されているのです。

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