D2C

D2C商品アイデアの分析の際に役に立つ「PMI法」とは

消費者形態が大きく変化をしているこの時代、多くの企業はD2Cビジネスに注目しています。

D2Cとはコト付きのモノ消費とも呼ばれており、独自の世界観を構築するブランドが多く取り入れているビジネスモデルです。

ブランド自らが商品を開発し、生産、販売までを全て一貫して行うことが特徴であり、特にアパレル業界や美容業界が多く採用している形態です。

D2Cビジネスを成功させるためには、顧客にとって代替の効かない商品を開発することが重要であり、商品開発こそ飽和状態の市場で消費を切り開くためのヒントになっているのです。

D2Cビジネスに取り組んだ際、多くの方が商品開発に関する課題を感じられるかと思いますが、この場合「PMI法」が非常に役に立つことをご存知でしょうか。

そこで今回は、D2C商品アイデアの分析に役に立つ「PMI法」とは何か、ということについて、詳しくお話させていただきたいと思います。

今まさにD2C商品開発に課題を持たれている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

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「PMI法」

PMI法とは、PLUS(プラス)、MINUS(マイナス)、INTEREST(興味)の頭文字を取った言葉であり、企業内でブレインストーミングなどを用いて出したアイデアに対し、PLUS(良い点)、MINUS(悪い点)、INTEREST(興味深い点)の3つの視点から見て評価をしていくフレームワークのことを言います。

出されたアイデアに対し、3つの観点から客観的に評価をすることで、新しいアイデアを生むことに繋がりますよね。

これこそPMI法を行う目的なのです。

PLUS(良い点)

どのようなアイデアであっても、もちろん良い点と悪い点がありますよね。

だからこそ、一時の感情や急いだ勢いのみで重要な決定をしてしまわないよう、良い点と悪い点の両方をしっかり見ていかなければなりません。

PMI法では、MINUSを先に見てしまっては、アイデアを否定してしまうような錯覚を起こしてしまいますので、アイデアの第一印象が悪くなってしまわないよう、まずPLUSのポイントから始めていきます。

多くのアイデアが出されたとしても、それらをすべて同時に行うのではなく、ひとつひとつのアイデアに対して行っていくことがポイントです。

MINUS(悪い点)

PLUSの点を上げたあとは、MINUSについて考えていきます。

この際どうしても主観的な考えを持ってしまいますので、そうならないように注意が必要です。

主観を入れずに判断する場合にはどうすれば良いのか、それには「事実」を上げることを意識しましょう。

客観的にアイデアを見て、最終的に冷静な判断をすることが重要です。

INTEREST(興味深い点)

INTERESTに関しては、PMI法の最大の特徴になるポイントです。

PLUSとMINUSを挙げた後、もしそのどちらにも当てはまらないものがあった場合、もしくは興味深いと感じる点があった場合、このINTERESTに挙げていきましょう。

INTERESTを挙げる際には、主観や期待が入っても良いので、実際にそのアイデアを実行した際、どのようなことを期待することができるか、ということを挙げていきましょう。

PMI法の進め方

では実際にPMI法を行う場合、どのように進めていけば良いのでしょうか。

まずチーム内で何に話し合うのか、というテーマやアイデアを決め、統一させておきましょう。

そしてその次に、チーム内のメンバーそれぞれがPLUS、MINUS、INTERESTを挙げ、書き込んでいけるよう、専用のシートを用意します。

そしてそのシートの中に、PLUS、MINUS、INTERESTを思いつくままに書いていきましょう。

この際、こんな当たり前のことを書いても良いのだろうか、これは希望的観測ではないのか、と思ってしまうこともあるかと思いますが、判断するための材料をより多いほど良いので、どんどん書き出していきましょう。

そして、その書き込まれたシートをチーム内で共有し、今後の方針を決め、まとめていきます。

PMI法は、上記で説明したとお栄、単純に良い、悪いのみで判断するのではなく、興味深い点も合わせていきますので、これが最大の特徴になるでしょう。

不確定要素となる興味深い点こそ、特に重要であり、これがアイデアの決め手になったり、実行断念の鍵となる場合もあるのです。

もし書き出している際、興味深い点があまり出てこないという場合は、そのアイデアを実行した際どのようなことが新たに生まれるのか、そのアイデアを実行した後はどのような気持ちになるのか、など自問自答をすると、その感情が湧きやすいでしょう。

まとめ

以上、D2C商品アイデアの分析の際に役に立つ「PMI法」についてお話させていただきました。

D2Cブランドを立ち上げ当初、どのようなジャンルで展開していくか、ということは決めてからビジネスをスタートさせているかと思いますが、新商品の開発の際は多くの意見によってブランドの世界観がずれてしまうことも多々あります。

だからこそ、このPMI法を用いてチーム内で納得してしっかり商品のアイデアを出し合い、個々を分析することが重要なのです。

D2C商品開発、そして商品アイデアに悩まれている方はぜひさっそくPMI法を実践してみてくださいね。

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