D2C

D2Cビジネスで覚えておくべき発送作業について

「こんな商品があれば良いな」というアイデアを元に、ブランドを立ち上げその商品を顧客に販売する事業者が非常に多くなってきています。

企業自らが商品を企画、製造し、顧客への販売までを一貫して行うこのようなビジネスモデルは、D2Cビジネスと呼ばれており、小規模事業者やスタートアップ企業から注目を集めています。

D2Cビジネスは「自社ECチャネルを用いて直接消費者に販売する」ということが特徴であるからこそ、自社のD2Cブランドから商品が売れた場合、自らその商品を顧客の元へ発送しなければなりません。

D2Cビジネスを行われている方は、どのような頻度で発送作業を行われているでしょうか?

もちろん、商品が少ない場合にはそれほど発送が苦になりませんが、徐々に注文が多くなってくるとどのような頻度が適切であるのか考えてしまうでしょう。

事業者によっては、クイックな作業を心がけ毎日発送作業を行っている方も多いかと思いますが、そもそも発送作業は毎日行う必要があるのでしょうか。

実は良く考えてみると、毎日発送作業を行わなくて良く、発送作業のスケジュールを見直すことで、業務改善に繋がることが分かるのです。

そこで今回は、D2Cビジネスで覚えておくべき発送作業についてお話させていただきたいと思います。

D2Cビジネスを始めたばかりの小規模な事業や、自社内で発送作業を行っている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

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発送作業のコスト分析

発送作業にかかるコストを、「変動コスト」「固定コスト」に分類してコスト構造を考えてみましょう。

まず変動コストは注文件数に比例して生じるコストであり、発送作業の主なコストになります。

注文件数が多ければ多いほど、作業量も増えるでしょう。

そして固定コストは、常に固定になるコストという意味ではなく、注文件数に比例することなく生じるコストであり、注文データを処理する作業であればパソコンでのデータ処理になりますので、注文件数が異なっても手間は変わりませんよね。

また、発送商品を運送業者に引き渡す場合も、発送数が異なっても手間は変わりません。

そしてその日の注文を計算し売り上げとしてまとめる作業としては、基本的に表計算ソフトを用いますのでそれに関しても手間は変わりませんし、在庫数を確認する作業においても手間はそれほどかからないでしょう。

発送作業を減らすべき場合

上記で説明した固定コストは、発送作業を行うごとに必ず生じてきます。

たとえば、その日発送した件数が1件であっても100件であっても同様に生じてくるのです。

だからこそ、たとえば今日も明日も5件作業をしなければならない場合、明日10件まとめて行うことで手間や時間を削減することができ、業務効率を上げることができますよね。

ですが変動コストの場合は発送件数に比例してくるので、月に1,000件発送した場合と月に100件発送した場合とを比べると単純に10倍になりますよね。

発送作業を行う日を10日に分けても20日に分けても、月にかかるコストは同じになるので発送作業を行う日を少なくすることができれば、固定コストを削減することができ業務効率を上げることができます。

発送作業を毎日すべき場合

上記のように、発送作業を減らすべき場合があれば当然毎日行うべき場合もあります。

まずは顧客に対し迅速な発送が必要である場合は、絶対的に毎日行うべきでしょう。

ビジネスを行う上で、わざわざ購入していただいた顧客にはできるだけ素早く対応し早く商品を届け、顧客満足度を向上させたいと思われるのは事業者の当然の心情です。

もちろんそれぞれのマーケティングやCRMの考え方によっても異なってきますが、迅速な発想こそ、重要な要素となる場合が多いでしょう。

ですが、顧客にすぐに発送することばかりを考えてしまった上でそれにかかる手間や時間、コストを忘れてしまってはいけません。

そしてもう既に一日当たりの発送作業可能量が限界である場合、発送作業日をまとめてしまえばそもそも発送が追いつかなくなってしまいますので、自社の発送作業量の限界を知っておかなければなりません。

もしこれらに当てはまらない場合は、毎日発送作業を行う必要がないと考えてください。

まとめ

以上、D2Cビジネスで覚えておくべき発送作業についてお話させていただきました。

EC事業の場合、多くの事業者は発送作業は毎日行わなければならないものと考えられている方も多いかもしれませんが、実際分析してみると必ず毎日行わなければならないのかというとそうでない場合もあるのです。

特にビジネススタート時は少ない人数でさまざまな業務をこなしていかなければなりませんので、もし発送作業日を減らすことができれば、業務効率化を図ることができるでしょう。

計画的に「やらない日」を作ることで、負荷をなくし他の施策に取り組むことができますので、ぜひ早速発送作業を見直してみてくださいね。

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