D2C

D2Cの世界観とテクノロジーから考える4つのこと

企業や個人が、小売店舗や仲介業者を介すことなく、自社ECサイトを用いて消費者に直接商品をやサービスを販売する、D2Cビジネスモデルが今、ビジネス業界で非常に話題に上がっていることでしょう。

近年、バスワード的に大きな盛り上がりを見せていますので、ご興味を持たれている方も多いかと思います。

日本でもスタートアップ企業を中心にD2Cビジネスを始める企業が急増していますよね。

D2Cを端的に言うと、「消費者に直接モノを届ける」ということです。

このように聞くと、以前からECサイトで商品やサービスを販売していたことと何が違うのか、と思われる方も多いかと思いますが、D2Cビジネスを開始するには、
「4つのことへの理解」が重要なのです。

そこで今回は、D2Cの世界観とテクノロジーから考える4つのことをご説明していきたいと思います。

今後D2Cビジネスを始めようと思われている方、D2Cビジネスにご興味を持たれている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

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「コト付きのモノ」という新しい流れ

従来までのビジネスモデルでは、「モノからコト」が重視されていたのですが、D2Cビジネスモデルでは「コト付きのモノ」へという新しい流れが作られています。

たとえばニューヨークの中心部では、スーツケースを提供しているD2Cブランド「Away」では、「旅」というキーワードに合わせ、ポップアップホテルを開き、そしてマットレスを提供しているD2Cブランド「Casper」は、「睡眠」というキーワードに合わせて、25ドルで45分間の仮眠を取ることができる、デザイン性の高い睡眠スポットを展開しています。

この事例で分かる通り、D2Cビジネスはただモノを売るだけではありません。

メインのプロダクトはしっかりあるものの、そのプロダクトを販売する以上に、そのプロダクトに付随する体験である「コト」を訴求しているのです。

ですがどれだけ「コト」を訴求したとしても、プロダクト販売自体を捨てたわけではありませんよね。

あくまでもD2Cビジネスとして、プロダクトを販売してビジネスを成長させているのです。

「重層的」な世界観

今現在のデジタル技術を極限まで活用し、コミュニケーションチャネルを多様化させ、世界観を周桑的にさせることこ、D2Cブランドには重要でしょう。

たとえば前述した「Away」を見てみると、オンラインでのチャネルはInstagramを中心とし、さらにオフラインであってもユーザーと接点を作ることができるよう、できるだけチャネルが多様化されているのです。

そして「旅」という視点から、旅が持つ多くの文脈を紐解き、バリエーション豊かな表現で展開しています。

表現方法は、Instagram、雑誌の見開きページ、ホテルのエントランスなどさまざまです。

これらが作り出すAwayの世界観こそ、まさに「重層的」と言えるでしょう。

Awayは確実なブランドDNAを持っているからこそ、ブレずにD2Cブランドの世界観やメッセージを発信することができるのです。

誰かに語りたくなるプロダクト

プロダクト自体にストーリーを纏わせることも重要です。

そのストーリーを纏ったプロダクトは、意味レベルの価値を持ち、機能レベルでは比較されなくなるのです。

つまり、競合となるプロダクトが現れても、それとはまったく異なる価値を持ち、絶対的なポジションを獲得することができるのです。

モノが溢れる今の時代だからこそ、機能面で差別化を図ることが難しくなっていますよね。

だからこそそのD2Cブランドしかない「誰かに語りたくなるようなプロダクト」でなければならないのです。

顧客がまるで友人のような存在になる

自社の商品やサービスを気に入ってくださった顧客は、その商品の良さについて積極的にアピールするマーケターになることでしょう。

また、フィードバックをしながら商品開発に関わる商品開発担当者にもなります。

つまりD2Cブランド顧客の関係というものは、
作ったモノをただ購入する「縦の関係」ではなく、作ったモノを受け取る「横の関係」であるべきなのです。

従来までのビジネスモデルから、企業と顧客との関係性を見ても、D2Cビジネスは一線を画しています。

D2Cビジネスでは顧客との共創が重要であり、コミュニケーションを取り合い、他では得ることのできない濃いフィードバックを受けて、それを直接商品開発、改善に活かします。

だからこそ企業と顧客はまるで友人のような、フランクでフレンドリーな関係が理想的なのです。

まとめ

以上、D2Cの世界観とテクノロジーから考える4つのことについてお話させていただきました。

D2Cビジネスは、ただ仲介業者を中抜きする、顧客と直接コミュニケーションを取る、顧客に直接販売する、高品質な商品を低価格で販売する、など外せない要素が多くなっています。

D2Cビジネスを理解するには、まずこれら4つのことを確実に理解し、活かすことが重要でしょう。

今後D2Cビジネスを展開される方は、ぜひこれら4つのことを参考に、D2Cビジネスへの知識を深めてくださいね。

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