サブスクリプション

既存事業が新たにサブスクリプションビジネスを開始するポイント

従来までであれば、消費者が商品を購入する際、販売主に購入代金を支払い、モノの所有権が企業から消費者に変わる取引が主流であり、ワンタイムトランザクションビジネスが行われていました。

ですが時代が変わり、モノを所有するよりも「利用する」ということに価値を感じる顧客が多くなり、サブスクリプションビジネスが流行しています。

たとえば音楽や動画などを定額で聞き放題や見放題であるサービスは、私たちの生活に馴染み深くなってきていますよね。

サブスクリプションビジネスでは、企業と利用者がサービスの契約を交わし、定額もしくは利用した分のみを利用料金という形で料金を支払います。

サブスクリプションとして成立すれば、顧客はお得にそして便利にそのサービスを利用することができ、企業としては安定した収入を得ることができますので、双方に非常にメリットの大きいビジネスモデルであると言えるでしょう。

日本国内でも年々サブスクリプション化が進んでいるため、導入を検討されている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、既存事業が新たにサブスクリプションビジネスを開始する3つのポイントについてお話しさせていただきたいと思います。

今後自社商品やサービスへサブスクリプションの導入を検討されている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

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ポイント1:プラスαとして取り組む

サブスクリプション導入する際、「サブスクリプションビジネスに向いている商材や向いていない商材はあるのか」ということを疑問に思われる方はいらっしゃるでしょう。

日本国内では成功事例も少ないため、確立した戦略などはまだ明確ではありませんが、どのような商材であっても基本的にサブスクリプションビジネスとして展開することは可能です。

特に最近のビジネスの流れから見ると、大きな投資は必要となるものや、専門分野に特化したスタッフが商品を選定し、その商品を定額で提供できるものであれば、特にサブスクリプションとしてシェアをすると良いでしょう。

また、日本では高齢化社会が進んでいますので、買い物難民が問題になることが予想されますので、飲料や食料品、医薬品なども定額で、そして定期的に配送される需要が高まると考えられます。

ですので、顧客ニーズをしっかり捉えたサービスで、どのような販売方法で提供したいのか、ということを考案する必要があるでしょう。

ですので既存事業があるのであれば、それを完全にサブスクリプションに移行するのではなく、「プラスα」として取り組むことおすすめします。

ポイント2:別のサービスをプラスする

既に企業が商品やサービスを販売している場合、その商材のみをサブスクリプションとして提供するのではなく、それに加え別のサービスを提供することも良いでしょう。

たとえばカメラを販売している企業であれば、そのカメラを利用した際の写真保存場所としてデータストレージをセットで提供すると、顧客は高価なカメラを購入する必要はありませんし、容量を心配することもなくなります。

そうなると、そのサービス自体の品質と価値が求められるので、トータル的な品質を上げなければなりません。

また、お弁当サブスクリプションを提供するのであれば、お弁当だけでなくヘルスケアサービスを提供すると良いでしょう。

専門家分析により、顧客が口にした食事のカロリーや栄養素を計算したり、お弁当と共に定期的に血圧測定ツールをお届けすることで、食事のアドバイスと健康チェックを行うことができますよね。

このようにモノ自体をどんどんサービス化することによって、サブスクリプションとして無限にビジネスチャンスが見えてくるのです。

ポイント3:まずは売り上げの1割を目標に

サブスクリプションビジネスを開始する際、ソフトウェアなどの市場占有率が高い商材を提供している場合であれば、一気にサブスクリプション化を図ることでビジネス移行をすることができますが、一般的な中小企業であればこのようなビジネス転換を行うことは難しいでしょう。

ですので、多くの資金を用意し3年回収計画を立てるのではなく、まずは売り上げの1割を目標とすることが現実的でしょう。

まずは成功事例、もしくは先行事例をもとに利用契約を整えてかなければなりませんが、自社で出来ないという場合は弁護士などの専門科に相談することをおすすめします。

そして、利用料金として月額一律料金であったり、500円や1,000円、2,000円の3プランの場合などは、あまり複雑な体系にはなりませんので、安価な定期通販専用のカートシステムを利用することをおすすめします。

サブスクリプションビジネスとして考えると、少し難しく考えてしまいがちですが、世の中の便利なサービスと組み合わせることで比較的容易に自動化にすることができるのです。

まとめ

以上、既存事業が新たにサブスクリプションビジネス開始する3つのポイントについてお話しさせていただきました。

サブスクリプションビジネスは、ビジネス環境を変化させる大きな一歩になりますので、もし経営状態がマンネリ化してしまっている場合には、ぜひ導入をおすすめします。

サブスクリプション専門のビジネス知識をしっかりつけ、順序良く、そして少しずつ様子を見ながらビジネス転換を進めていくことで、今後長くサブスクリプションサービスを提供することができる企業に成長しますので、ぜひこれらのポイントに注意してビジネスを進めてくださいね。

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