D2C

「Glossier」から学ぶ、D2Cビジネスにおける重要なコミュニティとは

ECとSNSを活用して成長し続ける、D2Cブランドが日本国内において次々と登場しています。

D2Cビジネスに重要なことは、ビジネス戦略の立案からフルフィルメントまで、一気通貫のプランニング、そして実施体制です。

企業やブランドがD2Cビジネスを展開することで、収益性が高くなること、そして自由度が高い販売方法を選ぶことができること、顧客データを収集し、蓄積することができることがメリットとなるでしょう。

D2Cビジネスを行う上で、さまざまな事例を参考にするかと思いますが、特に成功しているコスメ系D2Cブランドといえば、最初に「Glossier」の名前を挙げる方も多いのではないでしょうか。

Glossierは、創業者の個人ブログから始まり、今や200人以上の従業員が働く、新奇性D2Cブランドとして多くの企業から注目を集めていることでしょう。

そこで今回は、「Glossier」から学ぶ、D2Cビジネスにおける重要なコミュニティとは何か、ということについて、詳しくお話させていただきたいと思います。

今後D2Cビジネスの展開を検討されている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

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Glossierを通じて作ったコミュニティ

創業者エイミー・ワイス氏は、創業に当たってどのようなことを考えていたのでしょうか。

エイミー・ワイス氏は、女性が美に関する考えや方法を自ら発見したり、定義付けるようなコミュニティをGlossierに作ったと言及しています。

従来までのコスメ企業は、多くの広告コストを費やし、ブランディングをして「これを求めていたのでしょう」と言わんばかりのアプローチが主流でした。

だからこそエイミー・ワイス氏はGlossierを通じて、女性1人1人がどのような美を追求しているのか、ということを探求し、繋がることができる場としてGlossierを作ったのです。

ブログ「Into The Gloss」

エイミー・ワイス氏は、そこで感じたことをそのまま実際に行動に移しました。

彼女は2010年、海外有名雑誌「Vogue」などの編集アシストを務めており、美のプロフェッショナル達の美の秘訣や、メイクのコツを聞き、インタビューコンテンツとして発信するブログを開設し、そこで多くの読者と繋がりを持ったのです。

今やGlossierはかなり巨大なD2Cブランドに成長したものの、初期の成長には間違いなくこのブログの影があったでしょう。

Glossierのターゲットとしているユーザー層は、ミレニアル世代であるからこそ、日常で使えるメイクの方法有名人伸びに関する考えを取り入れる方が重要なのです。

この重要なポイントを、Into The Glossで掴んでいたことこそ、成功への近道となったのでしょう。

そして何よりも、エイミー・ワイス氏自身がこれらの情報を求めていたからこそ、ミレニアル世代の心情を理解し、それと同時に代弁者にもなったのです。

これこそ、後の素晴らしいコミュニティである「Glossier」での欠かせない「繋がり」を生み出したのでしょう

双方向のコミュニケーション

エイミー・ワイス氏は、敢えてコメント欄を設置しコメントを受け、そのコメントに積極的に返答しています。

このことでエイミー・ワイス氏の双方向のコミュニケーションを何よりも重視していたことが分かりますよね。

Glossierでも同じように、顧客とのコミュニケーションを深めていき、Instagramにおいても、メンションやハッシュタグを付けてくれたユーザーの投稿をリポストし、コメントやDMに返信することで、顧客との繋がりを絶やさないようにし、かなりの数のフォロワーを獲得することに成功したのです。

顧客にとっては、自身が投稿したものをGlossierが見て、リポストされるということはかなり嬉しい体験になったのです。

YouTubeでのプロモーションは二の次

Glossierは、Instagramだけでなく、YouTubeも非常に質が高いコンテンツを定期的に更新しています。

たとえば、「Get Ready With Me」では、モデルや著名人が朝起きてからメイクする様子などの動画がアップされており、モデルや著名人は普段の日常の中でどのようなメイクをしているのか、ということを自然と知ることができるコンテンツを作りました。

そしてその動画内ではGlossierのコスメだけでなく、他社ブランドのコスメも使用されているため、ファッション雑誌やコスメ企業の押しつけではないことが分かりますし、Glossierの広告でないことも分かります。

YouTubeでのGet Ready With Meは、あくまでもメイク方法や美への考え方を知るためのものであり、Glossierのプロモーションは二の次であることが分かります。

まとめ

以上、「Glossier」から学ぶ、D2Cビジネスにおける重要なコミュニティとは何か、ということについてお話させていただきました。

GlossierがD2Cビジネスとして成長しても、変わらずあることは「共創の精神」であることをお分かりいただけたでしょう。

だからこそ、長期にわたり熱狂的なファンの獲得に繋がったのです。

これからD2Cビジネスをスタートさせる方は、ぜひこの素晴らしい事例を参考にしてみてはいかがでしょうか。

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