D2C

成功するD2Cに共通するキーワードとは?

D2Cビジネスは、日本国内においても定着しつつあり、多くのブランドが様々なサービスを提供しています。

しかし、全てのブランドが上手くいく訳ではなく、成功するブランドには、成功の理由があるのです。

そして、それらのブランドには共通する成功のキーワードがあり、それが「パーソナライズ」と言う言葉なのです。

そこで今回の記事では、D2Cにおけるパーソナライズについて説明したいと思います。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

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パーソナライズとは?

パーソナライズとは、個々の消費者の興味や関心、行動に合わせてサービスを最適化していく手法、もしくはその概念のことを指します。

このパーソナライズは、マーケティングにおいて、インターネットの普及により、従来の不特定多数に向けたマスマーケティングがデジタルマーケティングに移行したことにより注目され始めた言葉です。

不特定多数の消費者に対し情報を発信するのではなく、消費者それぞれの興味や関心、行動履歴に合わせて情報を発信することにより、消費者の多様化するニーズに対応しようとしたことから、このパーソナライズが必要とされ始めたのです。

現在では、このパーソナライズは、あらゆる場面で重用され、ビジネスにおいても重要視されています。

この流れは、今後加速することが予想されており、さらにパーソナライズが必要とされていくと考えられています。

そして、このパーソナライズは、D2Cビジネスにおいても重要とされています。

アメリカをはじめとする海外のD2Cでは、創業者のストーリーや環境問題などの社会的な問題と言った感情的な問題を絡め、商品やブランドのイメージを作り上げるブランドが多くなっています。

一方、D2Cが独自の発展を遂げている日本国内では、モノつくりに重きを置いたブランドが多くなっています。

これは、そもそも日本がモノつくりに長けた国であり、消費者もモノつくりに対し非常に関心が高いことが背景にあります。

そのため、パーソナライズサービスにおいても、日本のD2Cでは、このモノつくりを焦点を当てていくことが必要とされるのです。

これができるのは、日本の製造業に対する消費者の信頼が高いためであり、海外の企業では真似できない強みでもあるのです。

D2Cにおけるパーソナライズサービスの具体例

実際に、国内のD2Cブランドの多くが、モノつくりに焦点を当て、パーソナライズを行っています。

具体的な例として挙げられるのが、アパレルD2Cブランドの「COHINA(コヒナ)」です。

このブランドは、小柄な女性の合う服がなかなかないという悩みに寄り添うことに重きを置いたブランドです。

150センチ前後の小柄な女性のサイズに特化して商品を作り出しており、Sと言う従来では1つのサイズの中でも、いくつものサイズを展開し、顧客の要望に応え、パーソナライズを行っているのです。

このブランドの注目すべき点は、ブランド自体を小柄な女性向けとしてセグメントし、ターゲット層に徹底的に最適化しているということです。

これは、大量生産のブランドでは考えられないことであり、D2Cならではのパーソナライズサービスと言えます。

次に挙げられるのが、おやつのD2Cブランド「snaq me(スナックミー)」です。

このブランドは、顧客に詳細なアンケート調査を実施することにより、顧客の好みを詳細に分析し、データ化しています。

このアンケート調査は、顧客のライフスタイルからおやつに対する好みや傾向を探り出すもので、1分程度の時間で簡単に答えられるものになっています。

そして、この調査結果により、自社で製造している100種類以上のおやつの中から、顧客の好みに合ったものを選び出すと言うパーソナライズサービスを行っているのです。

このブランドの注目すべき点は、データを基に、顧客の好みに合わせたおやつを選択することで、顧客にサプライズ感や特別感を与えていると言う点です。

またこのデータは、利用回数が増えるほど蓄積していきますので、利用するほどに、より顧客に最適化したサービスが提供できるのです。

さらに、このブランドが支持されているのは、取り扱う商品が自社製造の安心安全なものであるということも理由の一つです。

どこにでもあるものではなく、こだわって作られたものの中から、自分のためだけに選ばれたものであることが、顧客の心を掴んでいるのです。

そして、最後に挙げられるのが、これぞパーソナライズサービスとも言えるサービスを提供しているD2Cブランド「FUJIMI(フジミ)」です。

このブランドは、顧客に最適なサプリメントを肌診断から導き出し提供するサプリメントブランドです。

診断の手順も簡単でありながら、そこから導き出される回答は2000億通り以上あり、顧客一人一人に合ったサプリメントが届けられます。

この肌診断からのサプリメント処方と言うのは日本で初めてとなるサービスであり、サプリメント市場において大変注目されています。

このサプリメントの市場と言うのは、現在飽和状態となっており、新商品を発売しても、多くの商品の中に埋もれてしまうような状況となっています。

また、市場のシェアのほとんどは大手企業が独占しており、サプリメントそのもので勝負をすると言うのは非常に困難なことなのです。

そのような状況の市場において、このサービスは画期的と言えるものであり、商品を売るだけでなく、体験を共有すると言うD2Cだからこそできるサービスとなっているのです。

まとめ

D2Cは、デジタル化が進む現代において、最も適したビジネスモデルであり、これを支持するのはミレニアル世代以降の若い世代です。

これらの世代が求めるのは、単にモノを購入することではありません。

モノを購入することで得られる体験を求めているのです。

そして、そのために重要となるのが、今回説明したパーソナライズであり、今後さらにこのパーソナライズが必要とされていくことになるのです。

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