D2C

D2Cブランド商品開発に必要な4つの視点

2010年頃アメリカで登場して以降、日本でもどんどん市場が拡大している「D2C」ビジネスモデル。

特にアパレル業界や美容業界の方から注目を集めていることでしょう。

D2Cビジネスは、メーカーやブランドが自社内で商品の企画、生産を行い、流通業者を介すことなく自社ECチャネルを用いて顧客に直接商品を販売するというビジネスモデルです。

D2Cが今注目を集めていると言っても、このようなビジネスモデルは直販型として、デジタルサービスを提供するIT企業では一般的に採用されていたのですが、D2Cビジネスにおいては実体のある商品を取り扱うため、新奇性があると考えられているのです。

D2Cビジネスを行っていると、なぜ競合他社の商品は売れているのに、自社商品は売れないのか、と悩まれる方もいらっしゃるかと思います。

これにはさまざまな要因が考えられるものの、まず考えるべきことは「商品開発」です。

そこで今回は、D2Cブランド商品開発に必要な4つの視点をお教えしたいと思います。

D2Cビジネスの商品開発に課題を感じられている方は、ぜひこの記事を最後までお読みになって、今後の参考になさってくださいね。

なお、単品リピート通販についての基礎知識等はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ読んでみて下さい。

単品リピート通販とは?ビジネスモデルや市場規模、メリットなどを1から解説 通販業界で現在最も注目を集めているのが、「単品リピート通販」というビジネスモデルです。この記事では単品リピート通販が注目を集めている...

1:商品コンセプト

売れやすい商品にするためには、その商品のコンセプトが重要です。

コンセプトを作ることは、ターゲットを明確にし、そのターゲットに向けてピンポイントに訴求をすることでありますので、まずはターゲットを明確にすることが重要です。

このターゲットを明確にする上で重要になることが、「商圏」の捉え方でしょう。

商圏の捉え方とは、ただ単に売れやすいジャンルを探すことではなく、それを求めている人が世の中で非常に多い、ということです。

たとえば、美容やダイエットなど、多くの人が悩んでいるであろう分野を見つけ、多くの人が持っている悩みを解決する商品は何か、という視点こそ重要なのです。

参入商品が少ない場合や、参入企業が少ない場合は消費者の需要を十分に満たせていないことが考えられます。

もしレッドオーシャンに参入しなければならなくなってしまった場合、ターゲットとなる供給先を変更するか、商品設計を変更することで、付加価値が付きます。

少し視点をずらすことで、レッドオーシャンでも十分にニーズを作り出すことができます。

2:ネーミング

商品名のつけ方も重要です。

自社が持つユーザーをいくつかのタイプに分けてみましょう。

たとえば、自身の悩みに対し前向きに解決しようとするリテラシーが高い層、自身の意思で情報収集をする世間の流行に敏感なアーリーマジョリティ層、そして自身の悩みの解決に対し、情報収集に積極的ではなくリテラシーが低い層、中高に遅れて興味を示すレイトマジョリティ層に分けます。

特にアーリーマジョリティ層に関しては、自身の意思が最優先されますので、商品名で左右されにくい傾向がありますが、これらすべての層に訴求するためには、ユーザーが覚えやすく、そして商品のメリットや効果効能が分かりやすい商品名を付けなければなりません。

商品名が分かりやすいと、リテラシーが低い層やレイトマジョリティ層に対しても、商品と出会ったときの「気付き」を最大限に高めることができるのです。

3:デザイン設計

さまざまな商品を見ると、見た目を意識した商品が目にすることでしょう。

たとえば、「かっこいい」を重視した商品デザインの場合、もちろんターゲットとしているユーザーがそれを求める世代であるのであれば、好まれることがありますが、その商品の性質がもし「癒し」の場合、かっこよくスタイリッシュなデザインは逆効果ですよね。

商品の性質とターゲットユーザーの年齢層を考慮し、違和感を覚えさせない商品デザインにすることが重要です。

4:価格設定

価格設定も、商品開発時に非常に重要なポイントになるでしょう。

もちろん、CPAや継続率を基に価格設定をしなければなりませんが、商品販売を行う前であれば、このような数値を測ることはできませんので、価格設定が難しくなってしまいますよね。

さらに、まだ世の中に出回っていない商品の書かう設定は非常に難しいのですが、類似する商品が場合は、競合他社を見て商品設定がより近く、販売手法が類似している商品を参考にすることをおすすすめします。

ある程度の需要と供給がある商品では適正価格を調べやすいのです。

そのほかにも、商品が未完成の状態で一部の消費者の意見を聞き、消費者が定説だと考える価格を設定するドライテストもおすすめです。

ドライテストを行うことは、商品適正価格が分かることはもちろん、商品原価設定や商品設計、販売手法すべてに影響を与えるでしょう。

まとめ

以上、D2Cブランド商品開発に必要な4つの視点についてお話させていただきました。

D2Cビジネスを成功させるための商品を開発することは、そう簡単なことではありません。

ですが、これらの視点をしっかり理解し、全てにおいてより明確にすればするほど、売れる可能性は非常に高くなります。

商品開発段階から「売れる」商品設計が重要であることを忘れずに、早速取り組んでみてくださいね。

まずは気軽に問合せ